Archive for the ‘NAL研議事録’ Category

外出自粛を要請

金曜日, 7月 31st, 2020

沖縄本島全域、1~15日の外出自粛を要請 玉城知事、独自の緊急宣言を発出
【琉球大学の学生・教職員のみなさまへ】本学における活動制限(令和2年8月1日実施)について

ということで、また活動制限がかかりました。後学期どうなるかは1ヶ月後にどうなるか次第かなー。いずれにしても遠隔ベースで、補助的に対面環境用意するぐらいの形になりそう。

それはそれとして、研究室紹介の話。
すっかり忘れてましたが、学生視点で書いて貰ってるNAL研ブログがあるのでした。いろんな先輩いるよということも含めて、興味ある人は覗いてみてちょ。

研究室紹介な日

火曜日, 7月 28th, 2020

久しぶりのブログ更新。いろいろあって今年度は早めに研究室紹介して欲しいというリクエストが出ていたようで、ゼミについては以前からZoomの招待リンク書いてて(授業ブッキングか何かで3年次誰も来ないけどw)、今日から3日間ぐらいで教員による研究室紹介。

[ メイン資料2018 | 関連事例集2015 | 補足事項2018 | MITI ]

基本的には「センシング×状況推定×思考抽出」を通したパーソナライズ全般に興味があって、ここ10年ぐらいは自然言語処理寄りのテーマが増えてきているかな。東北関東大震災の少し前ぐらいから触るようになってるので、おおよそ10年。早い。

これから数年ぐらいはMITIに取り組む予定です。直接的なラベル予測だけではなく、対話周りの周辺技術にも取り組むという意味で。


「複雑系って何?」という質問へは、互に関連する複数の要因が合わさって全体としてなんらかの性質(あるいはそういった性質から導かれる振る舞い)を見せる系であって、しかしその全体としての挙動は個々の要因や部分からは明らかでないようなもということをもう少し噛み砕いてうまく説明できれば良かったな。複雑系科学と複雑系工学との違いとか細かいことはあるけど、要は複数の要素らによる相互作用を観察して工学的な価値を見出したり、仮説を導いて実証(not証明)したり、理解しようとする学問なんだよな。この辺りは複雑系入門読むと良いかもしれない。大分古くなったけど、まとまっています。

議論に参加しやすい環境

金曜日, 5月 1st, 2020

昨日は日記を書き忘れていたらしいので昨日のゼミ話でも。

こっちは遠隔授業準備で、学生側(主に新配属生)は相談する機会が少ないとか就活とかモチベの影響で進んでいない学生もいて。仕方ないんですが、先週までは進捗報告へのアドバイスぐらいで終わってました。

話のやり取り参加してるだけでも何かしら得られるものはあるんでしょうけど、運頼みになってしまうので宜しくない。研究室ならではのノウハウやら考え方やら取り組み方やら伝えたいことは多々あるけども、そういう話に繋がるかは場合によりけり。それは遠隔とはいえ折角一緒の時間を過ごしているにしては勿体ないよね。

ということで、質問しまくりゼミの開始。学生自身が質問するならそれを優先して。質問出ないなら私が発表者以外に質問して、それに発表者が答える。そのやり取りを通して補足を適宜する。

そんな感じのゼミが始まりました。当面はこのままかな。

ミニワークショップ

月曜日, 3月 30th, 2020

2月末〜3月の間に、NAL研では卒業生・修了生主催の「新配属生向けミニワークショップ」を実施して貰っています。新型コロナウイルスの影響というよりは、こういう状況でもインターンシップ(仕方ない部分はあるか)や、イベント(ま?)、就活面接(ま???)とか様々な理由でなかなか日程調整がうまくいかず、結果的には昨日実施になりました。

今回の内容は、
 ・1年間の流れ。
 ・自分らが苦労した点、それをどう乗り越えたか。
 ・自然言語処理イントロ+演習。
 ・画像認識概要紹介。
という感じ。

新配属生らにとって何か一つでもグッと来るものがあれば、それで良し。
イベント企画+実施、お疲れさまでした。

4年次との食事会

月曜日, 3月 16th, 2020

卒業式前に移動する学生もいるということで、研究室の学生から声かけてもらって一緒に食事に行くことに。最後まで遅刻者いるとかありがちw

ハンタバール満席なのはともかく、新型コロナウイルスの影響なのか、
 ・ケレベッキ:臨時休業
 ・うちなーイタリアンSOLA:時間変わったのかランチやってない
 ・THE WEST FIELD CAFE:OK!
とあれこれ断られまくってからのお店確定。美味しいから良し。

インターンシップ4日目

金曜日, 6月 7th, 2019

今日は私が時間取れないということで丸々自習に充ててもらい、最後の時間に今週のサマリをプレゼンして貰いました。

[ 1日目 | 2日目 | 3日目 ]

やったところについては大凡咀嚼して貰えているようで、質問にも自分の言葉で返答してくれます。すごい(語彙数)

来週からは遠藤研でのインターンシップなので、楽しんできてください〜。

P.S.
やってる最中に気づきましたが、もう少しこっちの学生にタスク割り当ててあげた方が学習の機会提供の面で良かったと反省中。特に今回は高々1週間だったし、1ヶ月だか前には分かっていたので準備する時間は取れたんだよね。皆で何やるか話し合ってそれをサポートする形でやるとか、やりようはあったな。一方で、学生は学生でバイトで忙しい人がいるのも避けて通れない事実で、バランスが難しいのだよな。でも、こういう経験は提供してあげるのがベターなんでしょう。

インターンシップ2日目

水曜日, 6月 5th, 2019

昨日は1時間ぐらいしかやれてなかったので、今日は授業形式で1コマ(90分)と、3時間ぐらいの自習としてPython Machine Learning, 2nd Ed.をやって貰おうと。

そのための前準備として、モデルやコスト関数、最小二乗法、勾配降下法を例に機械学習が内部で何をやってるかをイメージするための素地を紹介。後はPython, Numpyの「よく使う記法」と、Scikit-learnのiris分類学習例をワークショップ的にやりました。この説明+ワークショップで80分ぐらい。

偏微分も理解してるし、全体の流れを俯瞰した理解が早い。気になる点は質問するし、その質問はその前までに出てきた内容と結びつけて考えるようにしているのが良く分かる仕方になっている。

とはいえ色んな要素は絡んでいて、
そもそも自ら海外インターンシップを選択するぐらいには学ぶ意志が強いし、
マンツーマン授業なのでそもそも集中が強制される環境だし、
インターンシップでもあるので「他の授業」とかの要素がほぼないので1つのことに集中しやすい。

それでも並列度の低さによる集中のしやすさという点では、4学期制のメリットを強く感じるな。平均10科目ぐらいを並行して16週(≒1科目毎週1コマ)やるよりは、平均5科目を並行して8週(≒1科目毎週2コマ)やる方が学生は集中しやすいよね。

留学生インターンシップ受け入れの始まり

火曜日, 6月 4th, 2019

具体的な日程が直前まで良く分からなかったとかありましたが、今日から始まりました。とはいっても、

・2限目(11時から1時間):1週目のプログラム確認、機械学習概要(定義とか分類タスクの例とか)。
・3限目:ゼミ。学生ら全員による自己紹介+研究紹介。
・4限目:お茶会。来たばかりだし、疲れてるだろうし、NAL研文化だし。
・5限目:総情センターでのセキュリティ講習の予定が数十分程の局地的豪雨&雷落ちまくりだったため、延期。
・夕方:歓迎食事会。なんだけど、5限目がフリーになったため早めに晩ごはんとってたらしい。

という具合で、ま、スタートとしては良いかなぐらい。

Python知らないようですが、C, C++, Javaの経験あるようなので、数時間で基本的な文法だけ押さえれば、後はコード例見ながら必要に応じて調べるというやり方で十分なのかも。

お寿司に挑戦したかったものの、生魚と知らなかったようで蒸しエビ&酢飯だけしか食べれなかったのは残念。挑戦してもらえたのは嬉しかったですが。

イギリス英語&インド訛りで聞き取りづらい学生が多いらしい。それは私も留学時に感じたな。そもそもネイティブな人の方が少ないので、訛り英語で話す良い機会を活用しよう。こっちだって日本語訛りだしね。

ゼミ開始

月曜日, 4月 8th, 2019

まだ授業調整期間入ったばかりなので、今週は仮日程での実施。来週からは「火曜日3限目」で実施できそう。

それなりにゼミで発言してくれる(=参加することを意識している)学生もいますが、流れに任せるだけでは「その場にいるだけ」になることもあるので、例年以上に意識的に質問を投げかけて。正解を求めてる訳ではないし、そもそも正解があるわけでもなく。議論の種を蒔いてみたり、育てて枝分かれしたり、振り返って現在の立ち位置を見直してみたり。

論文なり書籍なりの輪読でも同様ですが、分かりやすいものを読んでも不十分で。「関連付ける」「俯瞰する」「細分化する」みたいなことを様々な方法で「自分で試行錯誤することで腑に落ちる」ものだよね。別の言い方をすると、映画「マトリックス」でスキルをロードした後に実践が必要みたいな話。その実践の一つが討論。ということで、ゼミ開始です。

今日は進捗報告4名だったのだけど、討論し始めるとあっという間に時間がなくなるな。ま、暫くは今のまま続けてみよう。

プレゼミ

月曜日, 4月 1st, 2019

来週から授業開始ということでそろそろ新配属生も含めたゼミ準備。1年間の流れ、テーマの決め方、ゼミの進め方、といった研究活動に関する共通認識を持つためにプレゼミしました。

週ゼミは、これまではずっと「毎回全メンバの進捗確認して討論」してたのですが、メンバ増えてきたので何かしら対策が必要。週あたりの回数を増やすか、全メンバを一度にやるのを諦めるか。ひとまず2週に一度回ってくる形でやってみようということで調整。

googleドキュメントで全員がメモできる方法はあまりうまく機能していないので、強制的に討論メモを記録する担当を割り当ててみることに。なるべく参加者へ質問(疑問)も投げる予定ですが、どうなるかしら〜。