大学(院)進学の意義 【高校までと大学以降の違い】
月曜日, 11月 9th, 2009高校訪問の際に高校側からリクエストがあった内容についてまとめてみました。
もっと多様な側面からの意義があるかと思いますが、話せる時間も短いので今回はこんなものかしら。
大学(院)進学の意義 【高校までと大学以降の違い】
- 授業と講義
- 授業
- 学校などで、学問や技芸を教え授けること。「国語の—を受ける」「教科書なしで—する」「—時間」
- →知識を授けてもらえる(受け身)
- 講義
- 学問の方法や成果、また、研究対象などについて、その内容•性質などを説き聞かせること。また、その説明。「学生に国文学を—する」
- →何かを授けるものではない!自ら学ぶ努力が必要!
何故こんな話をしているのだろう?
何故そういう問題を解いているのだろう?
why?why??
- 授業
- 正解の無い(用意されていない)問いかけ
- ノウハウ(Know-How)のHowを学ぶ
- 多種多様な課題が与えられる(問題解決能力)
- 何を問うているのか?
- どんなアプローチが考えられるか?
- どれがベターか?
- 卒業研究(問題設定能力)
- 複数の小さな問題にブレイクダウン
- 背景/目的/目標/手法/評価。。。
- 自由度の高さ
- 講義時間の割合
- 1個学期20単位=約10科目/1週間=平均1日2,3科目(x90分)
- 自分で時間割を設計する必要がある
- うまくスケジュールできれば平日5日間のうち1-3日完全休みも。
- 選択科目の豊富さ
- 例: 卒業要件125単位中、専門科目約40単位(1/3)を自由に選択可能
- 注意: 自主的に行動できない学生は16単位未満除籍や留年も。
- 講義時間の割合
- 幅広い視野と高度な専門性
- 各高校の「粒」が揃った環境
- 琉大7学部
- 留学生
- 後輩〜先輩の繋がり
- TA制度
- 教職員によるサポート
- やる気(モチベーション)のある学生には様々な機会や支援
- 学生という便利な肩書き
- 産学官(民間企業、教育組織、役所)どこでも比較的自由に受け入れてもらえる
- 就職活動など将来を考えるための時間が4年間程度伸びる