Archive for the ‘日記’ Category

インタビュー

木曜日, 2月 21st, 2019

いつ頃からだったか忘れていますが、卒論&修論発表会が終わったタイミングで学生へのインタビューを実施しています。意図としてはクローズドになりがちな研究室活動や授業といったカリキュラムに関する不満を拾ったり、より広い意味での大学生活サポートへの問題点をあぶり出したり。もしくは逆に良いシステムだと残すべきものや、ある教員に閉じてる活動をより広めるべきものを共有するためだったり。何か追加したほうが良い授業なりについての希望調査だったり。様々な意図を込めての実施です。

聞いたものをどこまで改善に結びつけているかが大事なんですが、その辺りをうまく回すシステムが構築できていないかも。個々人でどうにかできる範疇については少しずつ取り組んでいるぐらいかな。

今回は「後輩に伝えたいことは?」というのも聞いてみました。ニュアンス違ってる部分があるかもしれませんが、以下の通り。かなり似通ったアドバイスも多いですね。

  • 研究室紹介まで知らなかった、早めに調べた方が。
  • 課題を継続してちゃんと終わらせる。自分の時間見積もり、バッファとかを普段から見積もる練習。
  • 迷わず人を頼れ。忙しいときは断るから、気にせず頼れ。
  • 授業出席はしておいたほうが良い。
  • 数学素養はかなり大事だが、それに気づくのがB4で研究始めてから。英語も同様。
  • 横と縦のつながりを増やしたほうがお得。他研究室に遊びに行くぐらいでも。
  • 今になって振り返ると、B4になってから卒業研究として始めるのではなく、興味を持ったことについて取り組んで、LTなりでも発表する練習してたら良かった。
  • 互いに頼るために学科内に友達作っておいたほうが良い。
  • 思ったより選択科目の選択肢が少ない、どんどん減っているのでよく考えて取ろう。
  • 留年するなよ。縦のつながりも作れるなら良いけど。
  • 吉田研は11〜12月(電気学会九州支部講演会への参加)が一番大変。逆にそれがあるので最終発表時期は割と楽。
  • 学校にできるだけいたほうが良い。友達を作ろう。
  • 他研究室遊びに行こう。ゼミ聴講も、本当に遊びに行くだけでも。
  • 遠藤先生のインターンシップは取ろう。(當間補足:就職センターのセンター長としてやってるかもしれないので、次年度以降は担当教員変わってる可能性あり)

卒研発表が終了

水曜日, 2月 20th, 2019

(卒研が終わったとはいってない)な人もいるようですが、ひとまずお疲れ様でした。座長や会場設定等運営周り手伝ってくれた方もありがとうございました。

座長については事前指導なり簡易マニュアルなり作ったらと思い、自分が担当する学年のときに一度作成した気がするのだけど探しても見つからないな。ググっても良いんだけど。

B4&M2の皆さんは、明日、卒研以外も含めたヒアリングがありますが、それが終わったら少し休憩して、週明けからまた頑張ろう。成果物整理してドキュメント化するとかね。

P.S.
時間がなくてできなかったコメント集。順不同かつ軽く抽象化。
「それ本当に嬉しい?」
「それハードでやったら?」
「それソフトでやったら?」
「環境要因考慮するならどう拡張したら良い?」
「それ手動設計するの辛くない?(キャリブレーションでも良いから何かサポート考慮したほうが、、)」
「その推移はずっと続くの?」
「その問題分割or問題設計は妥当なの?」

明日は卒研発表会

火曜日, 2月 19th, 2019

タイトルついてませんが卒研発表スケジュールということで明日は丸一日発表会。他学年もどしどし参加しよう。(参加していいからnews-ieに流れてます)

今日は予稿や卒業論文の提出日(アップロード日)で、アップロード先(認証付き)を眺める限りではまだ10件ぐらい。こうなってる時点で一般的な意味でのスケジュールは守れていないのと同義です。ギリギリの綱渡りは精神面でもよろしくないので、余裕を持って取り組もう〜。

修士の最終審査(発表会)が終了

月曜日, 2月 18th, 2019

タイトルもに書けばよかったですが、手を抜いて認証付きの方だけに書いてました。ポスター40分で5〜6人同時だと全員分聞けるわけじゃないのが残念ですが、致し方なし。22人なら通常の口頭発表形式で1日かけてやっても良い説あるのですが、後輩にももっと参加してもらいたいしということでポスター形式を固辞し続けてます。数は少ないですが、今回は2年次も来てたようで嬉しい。(他の人もどしどし参加したら良いのに)

e13な学年の多くはこれで一段落になりますね、お疲れ様でした。何か企画しようかなと思いつつも人数多いしこの時期忙しいしで無理っぽいな。

P.S.
本当はもうちょっと早い段階(M1の夏〜秋とか)で中間発表させると良いなと思うこともしばしば。学会発表通して学部生より質担保できてますが、それでも疑問に思う点もあるし。好きにやってもらって構わないのですが、主張を通すだけのストーリーを示して欲しいですね。

積みタスク消化しても積まれ続ける日

金曜日, 2月 15th, 2019

第16回沖縄複雑系研究会で発表した4年次の皆さんお疲れ様でした。貰った質問コメントはできるだけ最終発表や卒論更新に反映させよう。

ちなみにこの時期、といっても年毎に大分差があって、12月末〜2月末にかけての時期というのは実施するタイミングが難しくて。12月〜1月だと早すぎて発表としてまとめきれない学生も多く。かといって2月は追い込みで最終実験等してることが多くて。学科の最終発表前にやるということで「練習」的な位置づけでやれる分にはメリットありますが、一方でまとまった時間をこの時期に取られるのも勿体無い側面も。いや、まあ、余裕でこなしてる学生からしたら何の問題もないのですが。

[ 論文の書き方 実践編 ]

学生のツイートで「これ読め」という指摘が。冒頭の「論文と報告書」の話の例だと、これを意識させるために「日々の報告書」を書かせた上で、それを「ある程度のスパンで整理する」ことをさせてみたことがあるのですが、うまく回せなくて頓挫しちゃったのだよな。「やってこない」に対して「次からやろう」が繰り返されるのは互いによろしくないので、なにか工夫してみるか。

明日は沖縄高専との発表会

木曜日, 2月 14th, 2019

第16回沖縄複雑系研究会ということで、明日の13時〜17時の予定で琉大情報6研究室、沖縄高専2研究による合同発表会があります。興味がある人は覗きに来ると良いんじゃないかと。入退室自由です。

赤嶺先生ダウン中なので手伝おうかと思ってたのだけど、調整関連そのまま丸投げになってしまい申し訳ない。。

研究は失敗してなんぼ

水曜日, 2月 13th, 2019

何度か書いてる気もしますが、卒論・修論で失敗を恐れている学生、もしくはそのように見える学生がいます。が、その認識は必ずしも当てはまらないです。単に「やってみて、失敗でした、以上」ならそれは研究ではないですが、「対象問題はこうなっているはずで、それを検証するために実験してみて、得られた結果から妥当性を評価して、失敗部分は何がまずかったのか、そもそも想定がおかしいのか、実装の問題なのか、データの問題なのか、、」といった新たな知見を得るために取り組み、そのことを整理して体系的に報告できるなら良いです。学部と修士の違いは例えば、、

  • 学部:言われた通りに実施できる。失敗して良い。
  • 修士:自分で設計して実施できる。失敗して良い。
  • 博士:自分で設計して実施できる。失敗して良いが、2回は成功する必要あり。

みたいな感じ。ガンガン「意味のある失敗(e.g., 次に活かす知見を得る)」をしよう。見方を変えると、意味のある失敗の仕方に落とし込むのが一つの設計手法とも言えるかも。

修論予備審査な週

火曜日, 2月 12th, 2019

審査申請の手続き締切が先週末で、最終審査(発表会)が来週月曜に設定されている都合上、今週5日間に予備審査が集中しがちです。うまいこと進んでる学生は先週までの時点で終わってますが、数は少ないですね。

今回は22名が審査対象。審査資格のある教員は12名。主査1名副査2名の合計3名を割り当てるには単純計算で最低66枠あって、12名で担当すると平均5.5枠≒6人ぐらい。実際にはあれこれ忙しい先生は減らすとか調整入ったりするので、+1した7人ぐらいになりがち。ということで私も7名分担当することに。修論読むのは楽しいし、e13な年次指導でもあって多くの学生を見れるのも嬉しいです。という感じで当日を楽しみにしながら読んでます。

物理層が大事

金曜日, 2月 8th, 2019

次期システムに向けての実機検証関連で、シス管にいくつかストレージをあれこれ触ってもらっています。その流れでSFP+モジュールの型違いで物理的に繋げられずに困ってたのですが、注文したのが届いてやっと触れるように。

という筈だったんですが、ミーティング終了後にセットアップぐらいやってみようという話になって皆で向かうも「これ物理的に刺さらなくない?」という状況に。モジュールと本体間は刺さるけど、モジュールとケーブル間が合わなくて。「sfp 繋ぎ方」とかググりつつあれこれ四苦八苦すること暫くして「モジュールの中見る限りではそもそも物理的に無理っぽい。ひょっとしてケーブルの先が外れるのでは、、?」という天才的発想(?)により無事解決。あれ、キャップだったのね。河野先生・長田先生あたりいたら悩まないところで悩むのもいとをかし。

ある意味大物?

木曜日, 2月 7th, 2019

毎年のことですが、授業・実験の課題をギリギリまで出さない学生や、卒論・修論で論文書ない学生がいて。皆がみんなそうではなくて、ちゃっちゃと済ましてる学生もそれなりにいます。多少の並はありますが、例年通りかな。

こういう「締切を守らない」のがたまたまとか、病気等の特別な理由があるならわかりますが、そうでもなくて「なんとなく」で延ばしてしまい、結果的に間に合わないケースが増えてくる人はまずいかも。とはいえ、そういう人でも「仕事」だとちゃっちゃとやることもあるので、単に「学生だから怠けてる」だけのこともあるのだけども。怠け過ぎたらアウトなのは仕方ない。

個人的には余裕を持って取り組まない人の気持ちはあまり理解できません。余裕を持たないってことを「綱渡り状態」と命名してて。学生には「そういう状態で過ごし続けて大丈夫?一つ何か想定外置きたらそれでアウトだよ?」とか伝えてるんですが、あまり伝わってない気がします。スルーできるという点も含めて、おそらく精神的に強いんだろうな。実際問題として単位落としたとしても長い人生において大した問題じゃないというのはその通りでもあるし。