(講演会) 沖縄の雇用の現状について
水曜日, 7月 4th, 2018キャリア支援センター主催で気になる話題「沖縄の雇用の現状について by 沖縄労働局の村上さん」の講演があったので参加してきました。一般公開してなかったのか、講演会情報の告知は見当たらないか。
概要としては、雇用者と被雇用者の両方からの視点と、全国平均と沖縄平均とを見比べることで見える傾向のお話。基本的にはそれなりに大規模な調査に基づいた話で、例えば平成29年度 沖縄県労働環境実態調査報告書では、従業員数に応じて合計1万事業所へアンケート実施してたり、従業員へのアンケートは偏らないように1事業所からの回答者数を最大3名にするとかしてたりしてるらしい。
上記の図3-11「離職の理由」が下記で、個人的には待遇や長時間労働みたいなのを想定していたところ、実態としては「他に就きたい仕事があるから」がダントツで、これだけで約5割(複数回答で、だけど)。これは、就職時には企業名(よく聞くからとか)だけで選択して応募し、採用後に想像と違う業務でギャップを感じ、離職するケースらしい。理工系か否かとかバイアスかかりそうですが、その辺りの詳細は分からいっぽい。
2番目以降の「家庭の事情」や「体調不良」は、言われてみれば納得できます。長時間労働みたいなのは結果的に体壊して「体調不良」に含まれてたりするかもしれないけど、実際のところはよくわからず。
そんなこんなで「沖縄ならではの傾向」として、楽観的すぎるところがでてるのか分かりませんが、気になる側面だなと。ソフトウェアエンジニア系(限定でもない?)だと逆求人とかいろいろコンタクトの質や幅のバリエーションが増えてきてますが、これも業界毎に違うだろうし、いろんな分野・業界毎の人ら(企業も学生も)を交えて話を聞いてみたいな。