Archive for the ‘日記’ Category

理解するってどういうことだろう?

木曜日, 1月 19th, 2017

case 1: 検索サイトで欲しい情報をテキストで入力してそれっぽい答えを返してくれた場合、そのシステムは入力テキストを理解しているのだろうか?

case 2: ある商品レビュー文を読み、どの部分について褒めているのか、もしくは不満を持っているのか識別できた場合、そのシステムはレビュー文を理解しているのだろうか?

case 3: 与えられた画像から、中に写り込んでいる物体について列挙することができた場合、そのシステムは画像を理解しているのだろうか?

case 4: ある場面説明文を与えられ、それっぽい画像を選択・生成できた場合、そのシステムは説明文を理解しているのだろうか?

みたいな話を昨日今日やってました。ゼミゼミ〜。

ゼミ昼食ゼミゼミ会議ゼミゼミ

水曜日, 1月 18th, 2017

水曜日は会議が多いのですが、今日は比較的短時間で終わるものだったので開いてる時間に希望届いていた学生らとのゼミ祭りをしてました。なお過半数はうちの研究室に所属していないか、まだ仮配属の学生だった模様。

うち一人は授業・卒業研究とも無関係な研究相談だったりしましたが、大学というところは何かしらこうして「先生を含むリソースを如何に活用するか」で満足度がだいぶ変わるのだろうな。私自身が学生だった頃もあれこれ質問してまわってたんですが、お陰で大学生活はとても楽しかったです。別に先生じゃなくてもいいし、先輩なり友人なりだれでも良いんですが、現状に満足してない人は自分から動いてみよう。環境を変えるコストは高いけど、自分を変えるコストはそれと比べるととても安上がりだし、互いに支え合うのが社会というものだし。

コードレビュー

火曜日, 1月 17th, 2017

1年次のプログラミング2のレポート採点を通した(レポートと)コードレビューや、3年次の実験4・データマイニング班でのグループ開発してるリポジトリのコードレビューをしたり。

1年次の方は、10月〜12月〆切のレポート課題5件分を通して採点してて、多くの学生に共通するコメントはこんな感じ。インデントがぐちゃぐちゃとか変数名が1文字とかありがちなんですが、最初の2,3回目頃までと後半4,5回目のコードとで全体的に綺麗さが改善してます。こういう風に成長を実感できるのは嬉しい。要因として一番大きいのはIDE(IntelliJ)使い始めたことなのかしら。それでも例外はいて、何でこういう風にブレース書くのだろうとか謎なコードはなくならないですね。ま、それでも1年次だし。「読みさすさを気にしないなら機械語書け」と言っときました(ぉぃ)。

3年次の方は流石に1年次と比べると大分マシなんですが、具体的な課題に取り組んでるだけあってマジックナンバー避けろみたいなコメントが多くなります。リンク先は去年の例ですが、今年も大差はなかったかな。ただし、現時点で「コミットログがない学生」もいて、変なコードを書く学生についてのレビューがそもそも実施できてないんじゃないか説はあるな。

久しぶりの授業準備

月曜日, 1月 16th, 2017

授業自体は1/5から始まってるはずですが、年明け一発目の火曜日となる1/10は月曜日振り替えのため授業なしに。火曜日の1発目は明日になります。前回は12/20だったのでほぼ一ヶ月ぶりという。お陰で溜まってたレポート採点も終えましたが、また明日にはレポートが届くのだよな。

そういえば実験4のコードレビューもやらなきゃ。明日に向けてはちょっと時間厳しいか。金曜日からは実験2もあるのだっけ。こちらの準備はアップデート確認するぐらいですぐ終わる予定ではあるのだけど、確認はしておかないと。

IPSJ予稿の受付〆切

金曜日, 1月 13th, 2017

情報処理学会全国大会の原稿提出締切が19時で終わりました。良くある風景ですが「ぎりぎりになってようやく初稿を持ってくる」というのは計画性の無さという点で駄目です。何度も発表して書き慣れてるならまだしも、初めてとかたかだか数回しか経験ない状態でこうなるのはちょっと。勿論指導する側のマネジメント不足なのも要因の一つですが。お互い「こうなった要因は何か、次回どうするとより計画的に進められそうか」を振り返ってみよう。

明日からセンター試験ですね。関係者の皆さんは頑張ってください。私は数年ぶりに関係者から外れたので、レポート採点しておきます。(今日は授業準備で時間が無くなった。。)

【きたや】宜野湾農工大のオアシス【閉店】

木曜日, 1月 12th, 2017

きたやが閉店

思い起こせば1997年。遠藤研に配属されて、研究室で夕方まで研究してた時に先輩に「弁当買ってこよっか?」みたいな感じで出会ったのがきたやだったかな。当時は今みたいに24時間オープンどころか自習室自体なかったので、3年次までは図書館とか空いてる教室探して自習するみたいなことしてて。それに対して4年次以降の研究室に入り浸るというのはとても快適で、論文読んだり実装したり改善案考えたり遊んだり何もかもが楽しかった。

他にも「閉店した当時通いつめてたお店」はいくつかあるけど、頻度的にはきたやがダントツ。近くて、学生の懐具合に優しいとそうなるよね。

たまに食べる「きたやの弁当」が憩いの一つで。山菜丼、カツ丼、チキン南蛮。あれもこれも美味しかったです。

長い間ありがとうございました。お陰さまで今も元気にやれています。

P.S.
跡地にケレベッキとかハリーズとか来ると良いんじゃないかな。値段的には高くなるので学生の足は遠のくかもだが。。

細かい仕事のち個別ゼミ祭り

水曜日, 1月 11th, 2017

情報処理学会全国大会の予稿〆切が近づいてきました。具体的には今週金曜日です。明後日です。だけどまだ初稿見てません。

今回は院生2名+学部生1名が発表予定。うち予稿を書くぐらいの状況(実験結果は既に出てて、それの考察に入ってる状況)なのが1名という。大丈夫かー。ということで時間取れるタイミングで学生研究室巡ってはあれこれとアドバイス。余裕持ってやってくれと思いつつ、こういう状況なるまで進んでなかったのはこちらのマネジメント不足でもあるんだよな。

理想は年に2回は学会発表させたい。進学するなら3年間の研究生活で6回ですね。そのぐらいのペースになると「最初の1,2回ぐらいは準備不足」でも、その後で活かせる余地があるし。逆に今の「年1回、3年間で2,3回」だと、毎回似たような躓きをしてることもあって。回数の問題じゃないという話もあるけど、それなりに繰り返すことで身につくものもあるし。

P.S.
プログラミング2のレポート5採点、まだ終わってないどころか始めてもいないな。うぐぐ。

たまには美味しいものを食べる会

火曜日, 1月 10th, 2017

姜先生提案でたまにパワーランチだかご飯を一緒に食べさせて貰ってます。研究話や研究室話も混ざるけど、割合的には学生の話か事務の話にカテゴライズされるのが多いか。

事務の端的な問題点は、「仕事をスムーズに進めようとしない(極端な前例重視)こと」と、「個々の担当者でローカルルール持ってること」。一番イヤな状況が、何かやろうとして相談すると「学科の事務、学部の事務、本部の事務」で全て回答が違うケース。で、大抵は学科・学部の事務の勝手な自己判断でNG出してるだけで、本部と相談すると「問題無い」なことの多いこと。こういう状況に追い込まれると「仕事するなってことね」と解釈したくなるって。

一方で、大学事務職員の関係法令見直しを提案、文部科学省みたいな話もあるらしい。雑用を作るのが事務の仕事ではなく、学内の仕事をスムーズに進めて欲しいです。

ま、事務だけじゃないんだけどさ。無駄な会議の多いこと山の如し。だから現在の予算をいかに効率的に使うか、あるいは成果を生まない大型プロジェクトをつぶしてほかのことに振り替えるか、または成果を生まない研究者の予算をほかに振り替えるかしなければなりません。なんてのも頷けます。

なんてダークサイドに堕ちるようなことがあるので、たまには美味しいものを食べる必要があるのです。

お茶会を除くと約10日ぶり

金曜日, 1月 6th, 2017

今年度の冬はあまりにも暑い(今日も半袖でいいぐらいの気温)ですが、一応開花し始めてる桜もあるらしい。まだ並木中の1,2本、1本あたり1蕾あるかどうかレベルですが。例年だとセンター試験前後には冷えるケースが多いけど、今年はどうなるかしら。

去年は甘いもの取りすぎたということで、今年は以前の量に減らすぞと決意して早幾月(そんなに経ってない)。お茶会やハレンチ界といった皆で食べる場を除くと10日ぶりにデザートを食べました。去年、特に後期入ってからはほぼ毎日で、日によっては1日2回食べてました。そりゃ血液検査でビビるぐらいの結果が出ますって。

ちなみに良く「甘いもの好き」と誤解されますが、実際には「美味しいものを食べるのが好き」なだけで、甘くなくてもok。ただしご飯を腹八分目で済まして甘いもの食べる癖があるだけですね。お酒やめられない人みたいな言い訳してる気がしなくもないけど。ま、今年は控えてしていきます。具体的には「お茶会除いて週に1,2回」かな。もともとはそのぐらいだったし。


プログラミング2のレポート採点は2つ目まで終わりました。予定通り、来週には提出されてる分終わりそうだな。

隙間時間で学生研究室に顔出してあれこれ。追い込み時期だし細かく見れるところは見たほうが、スムーズに進むよね。むしろ研究室で仕事したほうが良い気もするな。来週からそうしてみようかしら。

ゼミ初め〜データ解析コンペの一区切り

木曜日, 1月 5th, 2017

授業にゼミにお茶会に合同ゼミにと平日らしい平日?でした。1限目からあると後半死んでたりしますが、今日はちょくちょく隙間時間あったので適度に休めてたか。といっても積もり積もってるプログラミング2の採点してたりしますが。

プログラミング2は既にレポート6つ出してて、そのうち5つまでは返却がある状態。「仮スコア」という形でTAあきお先生に採点依頼してた分でフィードバック済みのまま、最終スコアは出してないという状況が続いてました。流石にこれ以上積もると死ねる(そろそろ卒論・修論シーズン入るので)ということで、レポート採点をし始めてます。ところどころレポート自体に質問書いてて、今頃になってリプライしててごめんなさい〜。

今年1回目のゼミは、IPSJ全国大会の予稿〆切が来週末に迫ってるのでそちらも含めたスケジュール確認。初めて書く学外向け予稿で、1週間前の時点でまだ予稿チェックできない状況というのは恐ろしい。私自身が学生だった頃はあまりにも怖かったので大分早めに準備しし終えてました。そういう体験を踏まえると、度胸あるなー。

夕方にミーティングをしたデータ解析コンペの方は、そろそろ仕上げの時期です。来週は冬のワークショップにて機械の学生・石垣さん発表で成果報告となる予定です。プログラムには「Data mining using the fashion EC site, Ishigaki H*(1), Okazaki M(1), Akita K(1), Oshiro K(1), Matsuo M, Nagamine K, Toma N, Okazaki T, Endo S, Miyata R (Univ Ryukyu, 1: equal contribution)」と掲載されてます。情報からは4年次の大城くんと、3年次の秋田くん・松尾くん・長嶺くんが連名になってますね!