Archive for the ‘日記’ Category

仕事初め

水曜日, 1月 4th, 2017

学生は今日まで休みなので授業も明日から。ということで今日はスロースタート兼ねてサボってたタスクを消化。具体的には事務仕事とメール整理だったり。

学習サポートルームが昨年末で終わったので、その実施報告。実施期間は減ってる(2ヶ月弱しかやってない)にも関わらず、対応件数的は昨年度を大幅に上回りました。中間テスト時期に被ってたことと、数学補講を集中的に実施したのが大きいらしい。ただ、課題ヘルプ的なのも去年より増えてるんだよな。これは掲示(学生の認知度)の問題かしら?

報告書作成してると泣けてきます。実際にやったことが分かるなら様式気にせず自由にさせてくれ。と思うのですが、「様式決まってませんがこんな感じで出して下さい」というローカルルールで無駄に時間がかかって泣けます。こういうの取っ払うだけでも大学全体のコストが下がるはずなんだけど。仕事作るのが仕事みたいなのは辞めて下さい。まじで。

メールの方は、自動振り分けしてるのが多いですがそれ以外のものも多くて。処理する度に手動処理しても良いんですが、「まだ続くから」というケースがあったり、その時にはその一手間すら面倒に感じる状況があったりで600通ぐらいに積み上がってました。ちょっとしたメモ帳代わりに使ってることもあるのが悪いという説もあるけど。「このやり取りは目につきやすいところに残したい」みたいなものを受信箱に残してたりするので。別途evernoteなり何か他のものに残して整理すると良いとは思うのだけど、イベント的なもの以外なものは整理しづらいのだよな。

メール整理してたら学生から研究相談が。そういうのはどしどしやってください。メールでもチャットでも対面でも、可能な限り付き合います。

2016年の振り返り

土曜日, 12月 31st, 2016

年納めとか気にしない人ですが、振り返りはします。大抵は仕事的に年度区切りが大きいのでそのタイミングなんですが、たまには年で振り返ってみよう。


<お仕事@研究関係>
良い意味で研究室外での共同プロジェクト類が多かった。企業さんとの共同研究と、データ解析コンペティションですね。私自身は面白かったのですが、うまいこと研究室メンバ側に伝えきれてないのは私の問題か。特に共同研究の方は実質的な進捗がゼロなので、仮配属生も含めてちょっと考え直そう。

超久しぶりに海外での国際会議@ハンガリーに行きました。どれぐらい久しぶりかというとパスポートが切れてたぐらい(情けない)。自腹だったので懐具合的にはとても悲しいですが、数年に1回は行けるようにしたいかな。

NAL研ゼミ的には共同議事録編集と、画面共有導入してみたか。議事録の方は少しずつ学生書き込みも増えてますが、それ以前の問題として「ゼミに来ない学生」が増えてるのが問題。一人は個別対応しつつあるけど、他はちょっと。

来年度に向けては「進学を除くと卒業・修了予定2人、新たに入ってくる新配属生4名」で、今でも席足りない所に増加2名らしい。ただしそもそも来ない人いるし、一度に全員集合したの見たこと無いので「毎日空いてる席を使う」で良いんじゃないか説。よく来る人は実質的に自分の席になるだろうし、そうじゃないところを使いまわす感じになるんじゃないかな。

振り返りサマリは、今年度は一度もやれず。私自身が忙しかったのもあるけど、いまいち「学生の振り返り」に直結してないというか。次年度やるとしてももう少し工夫が必要そう。

研究室サーバの入れ替えも、そろそろやらないと不味い時期だな。ハード自体は準備してるので、学生次第なんだけど。(入れ替えるとなると卒研ノートの更新も必要か。新しく作り直したい人いるならそれでも良いけど。

複雑研全体ゼミの方はUdacityのDeep Learningを中心に進めることになりました。取り敢えず動かすという点では良かったと思うけど、知識や本質的なところについてはスルーする中身だったのが残念。まだAndrew Ng先生のMachine Learningが良かった説。ただ、こっちはOctaveなんだよな。ゼロから作るDeep Learningも面白そう。


<お仕事@授業関係>
4月から1年次の必修科目プログラミング1プログラミング2を担当することに。死ぬほど忙しくなりました。

プログラミング授業での一番の目標は「可能な限り細かくフィードバックする」で、前期はそれなりにしたつもりです。レポートでは気になる所全てコメント付けて返したし、質問に来た学生には可能な限り付き合ったし。後期は殆ど時間取れなくてTAあきお先生に任せっぱなしになってますが、お陰で前期に近いぐらいのフィードバックはできてるはず。Slack導入した点は、あまり効果が良くわからず。たまにSlack経由で質問届くことありますが、数カ月に一度ぐらいだし。ただ、質問届いた際にチャットやり取りできる点は互いにメリットあるなと感じています。互いに言葉足らずな所があっても続けやすいよね。

前期と後期とでは課題の質と量が変わりました。前期は「回数少ないけど1回あたりの質・ボリュームが大きい」形になってたのだけど、これだと「(課題のときしかやらない学生も少なくないので)実際に手を動かす回数が少なくなる」という指摘をインパルス先生から頂戴し、後期は細かく課題を出すことに。Jenkinsとかで自動テストするぐらいの課題にしても良さそうなんだけど、今回はそこまでは準備できませんでした。来年度は考えてみよう。(というかそこまでやるならCodingBatpaizacodeacademyProgateとかの学習サイトで良いんじゃねという説も)

ペアプロ(後期は3,4人チームも)については、後期に入ってから機能し始めてるかなという気がします。前期との指導上の違いは「組みたい相手を学生自身に決めさせた」ですが、そもそも論としては環境要因の方が大きいかもしれない。具体的には、(1)既に半年以上過ごしてるので相手のことをそれなりに知っている、(2)ペアプロの趣旨も何度も繰り返している、(3)そもそもやる気がない学生は出てこなくなってる、あたり。でも、できれば3年次ぐらいの先輩とペア・プロさせたいなという気持ちはまだあるな。

教える側としての目標はほぼ達成できてるつもりですが、学生に学んで欲しい目標に達してるかはまだまだ怪しい気もします。やる気のある学生向けにスキルマップ的なものを提示してみるか。

大学院のデータマイニング論も今年から。私自身が学生の頃によく合ったパターン「教科書輪読+論文輪読」で進めてみてますが、学生にとって勉強になってるかどうか怪しい気もするな。論文だけにすると厳しいかと思って教科書も加えているのだけど、教科書と論文とのギャップが大きいか。まだ学部の授業で機械学習中心のもがないし、データマイニングというよりは機械学習中心にした方がいいのかな。機械学習中心にするならPython Machine Learning: Unlock Deeper Insights into Machine Learning With This Vital Guide to Cutting-edge Predictive Analyticsが良さげかしら。


<お仕事@その他>
年々、デザインスクールが地域課題に根ざした形になりつつあるのですが、その分学外での調整が増えてきてます。面白いけど、このままだとマンパワー的に辛いか? とはいえ、一番辛いのは学生集めだったりするという。受講後の満足度は高そうに見えてるのだけど、その割にはまだまだ集客力が弱い。その一端は、殆どのタスクを閉じた形でやってるので、いわゆる「関係者」が増えてないことに起因してるよなとは思うんですが、そっち増やす努力もちょっと。もう少ししたら大学講義の方に繋がるはずなので、どうせならそっちに向けて行動したいし。

enPiTの方はこれまでは学生が参加してるなーぐらいの立ち位置だったんですが、来年度からは3年次向けになるということもあって少しずつ何某か関係度合いが強まるはず。ということもあって今回enPiT主催のワークショップに参加してみました。面白かったし、得られたものはあるのですが、enPiT2対策という点では分からずのままか。


<ワタクシゴトはどうなのよ>
年に1回は旅行に行こうと考えてるものの、2015年・2016年と続けて行けず。温泉旅行plz~…

体調の面では、てんかん治療を終えて1年が経過。今のところ軽めの某かがあったぐらいか。ま、何とかなるでしょう。(ならなくても仕方がないで済ませる人なので)

スマートフォン生活がようやく1年を超えました。それまではずっとガラケー。主な用途は電子書籍読みですね。漫画・ラノベも置く場所気にせず買っちゃえるな。ポチりやすいし隙間時間で読みやすいしで最高です。が、それならガラケー+iPadでも良かった説。ソードアート・オンラインを今年になって読み始めてるんですが、人気が出るのも納得。単に笑いたいなら大魔王が倒せないとか。クロックワーク-プラネットも面白いけど、どういうオチが待ってるのかしら。この世界の片隅には映画->原作と読み進めて、改めてまた映画見たくなりました。ちょっと変わったところだと、裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬ハンターダークもオススメ。ハンターダークはSAOに近しいものもあるな。世界観は全く違うけど。

あと、初めてインフルエンザをゲット。思ってた以上に苦しくないというか、体感的には風邪と一緒だったので一週間ゆっくりできました。

12月上旬に受診した健康診断の結果が返ってきました。去年までは問題なかったはずの項目がいくつかヤバゲな範疇に。疲れてるからと甘いもの食べ過ぎだというのは身をもって分かってる事実なので、これから減らそう(元に戻そう)。

enPiT琉球大学FDワークショップ2016が終了

火曜日, 12月 27th, 2016

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おおっぴらに告知(募集)されてなかったように思いますが、enPiT琉球大学FDワークショップ2016に参加してきました。直前まで何やるのかよくわからなかったのですが、数日前に届いたパンフから抜き出すと次のような趣旨だったらしい。

enPiT FD 合宿 2016 in 沖縄

 enPiT では PBL 型の教育に重点を置き,各大学では様々な取り組みが行われていますが,担当教員が試行錯誤を繰り返しながらより良い教授法を目指して手探りで取り組んでいるのが現状です.
 そこで,今回開催する合宿では,議論やワークショップを通して PBL 教授法についての研鑽を深めることを狙います.ワークショップでは,ポスターなどの具体的な成果物を作成し,これを共有することで今後の enPiT における教育に役立てていくことを目指します.また,教員同士の交流により,日頃の PBL で感じている疑問や悩み事などについても率直に意見交換できる場となります.


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決めていたことはこのぐらいの緩い設定になってるのと、大きな枠組みとしてOpen Space Technologyでやろうというものでした。大雑把にまとめると、こんな感じ。

  • グッズとしては模造紙・付箋紙・各種ペンぐらい。その他討論グッズあっても良いと思うけど、それだけでもやれる。
  • 誰かがリーダーとか役割は決めない。ここに参加している時点で全員が適任で対等。(椅子を円状に並べて座る。対面とか所謂座学形式のように何かしら立ち位置を含まないことが重要)
  • 幾つかのテーマに関する討論が同時並列で走る。1テーマ90分程度。途中でやりたいテーマ立ち上げて話し始めても良い。
  • どこかのテーマに固定参加し続けてい続けてもいいし、移動しても良い。
  • 結果は起こるべくして起こる。(ゴールや過程のコントロールは不可能だがそれなりにうまくいくことが多い)
  • 「law of two feet」。何が得られるかは分からないし、結論が得られるとも限らない。もし何も得られないのであれば、議論を進行を促進するために足を使え。(自ら動け)
  • 適度なタイミング(1日の終りなり中間なり)で、全員で共有する。

デザインスクールでやってるものにも近いけど、「必ずしも結論を出す必要はない」「テーマ移動可能」「テーマ自体が浮き沈み合って良い」とか、自由度がより高い。かつ、ファシリテータとか不在なのが面白いかな。

今回はオープンスペーステクノロジーに加えて、実際には初日朝の参加者らの硬さを見てリーンコーヒーが導入されました。

  • 取り敢えず適当なグループに分かれて、話し合いたいテーマを付箋書き出し。(5分ぐらい)
  • 書き出した付箋紙について、7分制限で概要説明+軽く討論。7分で一旦終了し、その時点で「もう十分・もう少し続けたい・これ嫌だ」の3択投票。単純に投票多い方を採択して実施。もう少し続けたい場合は追加で3分延長。最大2回まで延長可。
  • 全付箋紙について通して終わったら、より討論を深めたいものに投票(一人3票)。投票の集まった上位3つについてテーマ化。
  • テーマ化終えたら全員円状に集まり、テーマについて1分程度で概説。
  • 関係の強いテーマはなるべく並列にならないようにスケジューリングして、討論開始(前述のオープンスペーステクノロジー方式へ)。

テーマ決定

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私が参加したのは
「スキル差、個人差を踏まえた学習方法、教育のパターン」
「チームによる知識の獲得」
「学習効果とその評価」
の3テーマ。以下、討論中に出てきた話題を思い出せる範囲で列挙してみます。


「スキル差、個人差を踏まえた学習方法、教育のパターン」

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  • 大学の授業は知識伝達偏重してないか。形式知を伝えているが、暗黙知をどう伝えるか。PBLは一つの手段だが単にPBLやれば良いというものでもない。
  • スキル差は広がる一方。スキルの低い学生へのサポートばかりしてるのは問題ではないか。チームとして補い合う形もあるが、どう評価すべきか。
  • 「単位取れれば良い」学生にどう意欲向上させるか。スキルマップKPT等、何かしら先の見通しを良くする(=振り返り促進や、進捗体感効果も)のも一つの手。
  • 知識・スキルを教えても良いが、教えるだけで「学び方」を伝えていないのでは。
    真似る=学ぶ。例えば新しい言語学ぶ場合の「自分なりのHello World(≒何でも良いのでロジック自体は既に把握している特定アプリを、その言語で実装してみることで差分から言語特徴・特性を学ぶ)」を手にするとか。技術書の読み方とか。読書会、勉強会とか。
  • 別科目・授業外・学外等、他への繋がりをどう意識付けるか。
  • 学ぶことの楽しさをどう伝えるか。

「チームによる知識の獲得」

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  • どんな時に「学んだ」と強く感じるだろうか。失敗した時? ただし失敗は切っ掛けにすぎない。失敗に気づけることも成長。
  • ラーニング・パターンも一つだが、チームでの知識獲得に特化したスターターキットなり、何かうまいパターンを共有できないか。
  • 形式知にしづらいものをどうするか。暗黙知のまま活用するのも手だが、どう教育(伝える)と良いか。研究なら論文よりもソースコードというのも一つの手だが。IDEなり言語仕様なりに組み込むことで仕組み化してしまうのも手か。
  • 基本は「話し合う」。他人は自分と必ず違うので、同じ言葉喋ってても認識のズレがどうしても出てくる。何度も話し合うことが重要。
  • 話しやすくする工夫は。「分からなかったら聞いて」では聞かない・聞けない。辛かったらヘルプを出すことができる雰囲気。教えることによる学び。

「学習効果とその評価」

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  • アウトプット評価 vs プロセス評価。プロセスはどう評価したら良いか。QCストーリーのように、解決したい大目標を明確にし、それを妨げる思いつく範囲で要因を列挙し、まず一つセレクトして思いつく打開策を提案・採択。その際期待する効果を考えさせ、実際にやった結果どうだったかの差分を見える化する。それを積み重ねることでプロセスの可視化にも繋がる。ただし60人〜100人ぐらいの授業で一人の教員でサポートするのは無理ゲーじゃないか。
  • いくつかの観点に分けて評価している。結果(KPI等)、企業理念の実現度合い、手段(前述のプロセス可視化)、、。
  • 教員による評価と、学生自身が「学んだ!」と効果を実感するところにはギャップがないか。効果を学生に実感させるにはどうしたら良いか。
  • 評価尺度を学生自身が決めるのも手か。ただし初学時には軸設定できない。精々「用意した評価軸から選ぶ」ぐらい。その後自分で設計できていけると良いのでは。
  • チームとしての最終アウトプットの良し悪しを評価するのか、チームとしての成長を評価するのか。
  • 自己評価はすべきだが、学部2,3年では難しいかも。他者評価・360度評価から初めて、慣れてきたら自分を客観視できるようになるのでは。
  • 評価軸に関する共通認識が大切。ルーブリックも手だが、、。
  • PBL等のグループワークでは、嫌な雰囲気になりチームとして機能しなくなることもある。といったことの事前周知やそれに対するサポート体制が重要。

個人的な今後につなげていきたい点としては、ペアプロのプロセス可視化をどうにかしてみたいかな。あと、リーンコーヒー方式で軽いブレストするのも面白そう。


[1/6修正]
さが先生からのご指摘感謝!
リーンキャンバス->リーンコーヒー
feed->feet

財布とともに経年変化

水曜日, 12月 21st, 2016

2015
2016

画像は上が2015年、下が今現在。

2015年の冬に一目惚れで買った財布も1年が経ちました。傷が増えて(ごめんなさい)、色が少し濃くなったか。あとは見た目じゃなくて、内側の革そのものがなめらかになったか。こういう変化も含めて楽しむものだと思うけど、個人的に革製品まともに買ったのはこれが初めてだったりするので楽しいです。買ったばかりの頃はこんなこと言ってましたが、今では惚れて買った自分に満足してます。

P.S.
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学生から頂きました。ありがとうございます!
(流石に2個は多かったので一つは明日の楽しみにしようw)

(大学案内原稿) 誌上講義: ペアプロ

金曜日, 12月 9th, 2016

何か去年書いたようなと思って探したら、データマイニング班で誌上講義を作文してたらしい。今年は「ペアプロで書いて」というリクエストが届いたので作文してみました。今回は2パターン用意してねという話で、少し長めに書くこともできるらしい。

450字版。

授業名: [プログラミング1 | プログラミング2 ]

 【N君は戸惑っていた。隣の人と一緒に演習するのは良いが、相手の作業を眺める観察者をやれと指示されたのだ。相手は経験者なのか淀みなくキーボードを操作して一人頷いている。一方のN君は眺めていても今何をしているのか分からない。何をやってるのかサッパリだ。焦ったN君は尋ねることにした。「今、何やってるの?」】
 上記はペア・プログラミングの様子を伝える創作文です。この作文で伝えたいことは2つ、(1)プログラミングに必要な素養は国語、特に伝えたい事を文章や言葉できちんと表現する力、(2)手を動かさないと技術は身につかないということです。
 そこで本科目では「そもそも何を実現しようとしているのか?」を言葉で説明できるレベルまで理解し、その上でプログラミング言語に翻訳するという過程を重視しています。加えて、二人で作業して貰うことで必然的に「今何を考えているのか、やろうとしているのか」を伝え合い、相手の思考を理解しながら歩みます。これにより翻訳過程と思考方法を表現できるプログラマ育成を目指しています。

300字版。

授業名: [プログラミング1 | プログラミング2 ]

一般的なプログラミングの授業形式は従来の英語に似ており、文法中心で話す力は後回しになりがちです。これに対して本科目では「そもそも実現しようとしている対象は何なのか?」を言葉で説明できるレベルまで理解し、その上でプログラミング言語に翻訳するという過程を重視しています。この過程を頭の中だけでやらず、表に出すために「ペア・プログラミング」と呼ばれる手法を導入しました。ペア、つまり二人で作業することになるため、必然的に「今何を考えているのか、やろうとしているのか」を伝え合い、相手の思考を理解しながら歩むことになります。このように過程と思考の表現方法を学ぶことで、応用の効く開発能力養成を目指しています。

摂取カロリー<消費カロリー

金曜日, 11月 11th, 2016

今年度は新しいこと(主に授業担当)だらけ。特に後期はイベント被りすぎてちょっと現実逃避したくてたまらんw

後期はこんな感じ。

・授業デフォルト5コマ。(プログラミング2、ソフトウェア演習2、実験4)。
・幾つかの週は追加で4コマ。(実験2で4週間)。
・もう終わったけど国際会議出張対策。
・これから始まるデザインスクール
データ解析コンペティションで毎週合同ゼミ。
・それとは別の共同研究も。

特に、毎週火曜日は1,2,4,5時限目が授業という。この日は運動してるわけじゃないですが、Fitbit計測的にほぼ毎回3,000kcal消費してます。

お陰で、カロリー消費という観点では極めて健康的です。普段通りの食生活だと圧倒的に足りなくて、少し多めに食べて、オヤツも増やして、それでトントンぐらい。例年だと66〜70kgを行ったり来たりしてる体重が、今年は66下回ることが多いらしい。

皆もこんな感じになろう。頭というよりは体使ってる(起きてる時間が長い)気がしてならないけど。

9ヶ月ぶりに睡眠時の症状(軽め)

木曜日, 11月 3rd, 2016

久しぶりに睡眠時の症状が昨晩あったらしい。今回は軽めで全身筋肉痛には程遠く、両足のふくらはぎが少し筋肉痛。他はだるい、ぐらい。

前回の

普段の寝始めぐらいの頃(24時前後)は心拍数65〜75BPMといったところに対し、昨晩の23時〜25時は90〜110BPMといったところ。階段上がったりするとすぐそのぐらいになりますが、この状況が2時間ほど続いてた、と。そりゃ物理的に全身疲れるよな。。

と比べると、今回は晩御飯食べてた頃に「あ、これはやばいな」という気がしてて、風呂はいる気がしないぐらいには疲れが急に出てきたので早めに就寝。その結果、今回は寝付いた頃(22時)から30分間ぐらい、90〜110BPMになってたらしい。早めに寝たのが良かったのか、たまたまそうだったのかは分かりませんが、軽めの症状に収まって良かった。

久しぶりのペアプロ

火曜日, 10月 25th, 2016

後期始まって4週目のプログラミング2。先週ペア調整を済ませて、久しぶりのペアプロです。前期の経験や授業評価アンケートでのコメントを基に、今回は少しやり方を変更してみてます。具体的には「話しやすい相手を学生自身で選べ+3名チームでも良い」。

前期は、教員側でアンケートや成績を基準として良好の学生とそうでない学生をペアに(中間は中間同士でペアに)してました。これはこれで良かった(今も継続してるペアもいる)のですが、こちらで決めてしまうからか例外的に話ができないペアがでて、気がかりに感じてました。

後期は前述の通り、学生自身に決めさせています。これにより「話ができない」ことは避けられてると思うのですが、それでもたまに突っつかないと「しゃべらないドライバー」が出てきますね。それでも、趣旨説明や具体的なやり方説明したりして、改善してきてるとは思います。

これに伴いペアではなく3人チームで取り組んでるグループもいますが、2名に拘る理由もないし。別観点からは、2名だと何かの要因で決裂した際の修復がしにくいので、「最低3人チーム」の方が機能しやすいという側面もあるかも。

P.S.
デザインスクールまだまだ募集してます! 現在申し込み沖縄側5名(情報3名、法文1名、沖国1名)、京大側12名強。

[募集] デザインスクール、学部・大学を問わず受講生募集中です!

火曜日, 10月 18th, 2016

詳細は公式サイトにて。
以下、イベント概要です!

期日: 2016年11月19日(土)、20日(日)、21日(月)夜 (週末2日間+平日夜)
場所:琉球大学地域創生総合研究棟1階(予定) *人数次第で変更予定

今回は「普天間飛行場の跡地利用」というテーマを題材に討論する短期集中型のワークショップです。

主催の1つに情報工学科が入ってる割に「情報工学らしくない」テーマですが、元々の狙いが「社会で求められる問題はそもそもが複合的な問題であり、1つの分野単独の知識だけでは完結しない。そのような状況で課題発見から解決までを行う短期集中型のワークショップ」だということと、折角京大さんが沖縄に来てくれるので沖縄らしい題材を扱いたいということからこのようなテーマ設定になってます。

共同主催の京大側院生は、ファシリテータとして分野の垣根を超えた討論方法を学んできた上で参加してくれますし、年々受講生の専門分野が広がりつつあるので、幅広い視点からの物事の捉え方・整理の仕方等を実際に体験したい人におすすめです。

話を聞いてみたい人はここへの書き込みなり、リンク先にある連絡先なりで連絡頂ければ対応します!

学部・大学を問わず募集してます!

明日から空の旅(海外出張)

土曜日, 10月 8th, 2016

10/9(日)〜10/14(金)の6日間でSMC2016@ハンガリーに行ってきます。乗り継ぎ待ちを含む移動時間だけで片道24時間なので実質的な滞在時間は3~4日といったところ。ヨーロッパ遠いよね。前に行った時はアメリカ留学中だったのでそれほどでもなかったのだけど。

外務省の海外安全ホームページによると、先月末にブダペスト市中心部(テレーズ環状通りとキラーイ通りの交差点付近)で警察官を標的とした可能性のある爆発事件があったらしい。中心部って会場があるところだよな。

聖イシュトバーン大聖堂の中央通りが件のキラーズ通りらしい。そして会場兼宿泊ホテルはここから南西に1kmほどに位置してるInterContinental Budapest。うん、徒歩圏内ですね。探さないで下さい(フラグ)。

P.S.
久しぶり(旧盆ぶり)に実家に帰ったら家族が増えてました。よろしくお願いします。
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