Archive for the ‘NAL研議事録’ Category

NAL研ミニワークショップ&追い出し食事会

木曜日, 3月 21st, 2019

毎年恒例の「修了生による新配属性向けミニワークショップ」とは少し異なり、今年度は修了生がいない(前学期修了生のみだった)ため、卒業生中心に計画してもらいました。内容は「できるだけ手を動かす内容を含めてほしい」「必修科目以外はばらばらなので、それを踏まえてほしい」ぐらいのリクエストをしつつ、具体的な内容は一任。

当日の内容は、機械学習外観と自然言語処理を例にベクトル空間として表現する話で導入としつつ、ワークの部分はクラスタリング&可視化。何か一つでも響くものがあれば何より。

終了後は、ほぼ全員揃っての初の新配属生歓迎会&卒業生送別会ということで、うちなーイタリアンSOLAでご飯。お疲れ様でした。

月曜日, 2月 25th, 2019

まだ論文修正や成果物整理等のタスクが残っていますが、一山越えたということで打ち上げに。お疲れ様でした。

卒論とは別に、近い内に後輩へのミニワークショップをやってもらう予定です。後輩の皆さんは楽しみにしましょう。

ループ処理を如何に省くか

月曜日, 2月 4th, 2019

小規模データセットで動作確認しながらコーディングしたり、最終的にもプラスアルファ程度の規模で動作させるぐらいなら「想定通りに動くコード」に辿り着くことが第一優先。テスト駆動と言い換えても良いです。

一方で、処理件数が桁違いに増えてくると「待ってられない=結果的に動かない」コードになってることもあって。例えば「でかいファイルを纏めてメモリ展開して処理する」みたいなのも、小さいファイルなら動作するけど、大きいファイルになると死んだり。極端に長い1行があるとそこで死んだり(流石に死ぬは言いすぎかもだが)。こういうのを避けるためには、レビューを受けてリファクタリングすると。自分で想像付く範囲でテストするのも大事ですが、何かしらこういうのは「え、そういう死に方するの!?」という場に直面しないとそもそも気づけないことも多いでしょう。

今日はゼミ後に「ある大きなリストとある大きなリストの一致率を計算するのに時間がかかりすぎてて」という話で、コードを見るとPythonな4重ループ?ぐらいの処理。単なるマッチングではないので「ぱっと思いつくままの手順」で書くならそのぐらいになるだろうなと。これを

np.array == 0

みたいに書くと指定した値と合致したか否かのTrue/Falseな配列が得られるので、その配列同士を

np.logical_and

するとかでループなしに判定できるなとか。あれこれお茶会しながらやるのもいとをかし。

予稿締切

金曜日, 1月 11th, 2019

情報処理学会全国大会の予稿締切が今日でした。一人は体調等のため残念ながらキャンセルすることになりますが、もう一人は出せました。研究会なりもう少し踏み込んだところで発表させたい気持ちもありますが、それはまた別の機会で考えよう〜。

ちなみに、講演資格を見ると「小学生から博士前期課程まで」になってるのね。大学3年生までなら会費無料のジュニア会員になれて、各種情報を無料利用できるようになります。せっかくのサービスなので興味ある人は応募してみよう〜。(確か正会員か何かからの推薦が必要だったかもしれないので、必要なら私が対応しますよ!)

ゼミ初め

月曜日, 1月 7th, 2019

今年初のゼミは、病欠組からは連絡が届き、連絡なしの人は全員出席。当たり前の光景な筈ですが久しぶりな気がするね!(実際にどうだったかはチェックしてない)

人数少なめで時間あるし、そろそろ最低限のアウトプットを具体化しないとまずいよということで、進捗報告に加えて実験結果出すまでのToDo一覧を書かせて。項目ごとに気になる点を具体的に討論していくと、タスクによっては「それでは達成できないか、遠回りしすぎ」なことが出てくる。そのアプローチの何が問題なのかを指摘してみたり、代替案を例示してみたり。

残り時間がんばりましょう!

研究室紹介の時期

木曜日, 11月 15th, 2018

毎年恒例の、新しい4年次(新配属者)向けの研究室紹介が始まってます。学生による研究室紹介は既に終わってて、教員版が本日開始、来週月曜で終わるっぽいです。

NAL研の分はここに資料おいてるのでそっちみてください。人に寄り添ったシステム作りたいよね。人間に寄り添ってもらうのではなくて、システムに寄り添ってもらおう(意味深)。

公開していない資料としてゼミ時の議事録通した話をやるつもりで、開いては合ったのだけど忘れてたな。ま、仕方ない。気になる人いたらゼミ(月4, ゼミ室2)に来るなり、直接話聞きに来るなりしてください。

シュタゲ質問のやつは、動画内容についてならば動画見るとよし。資料にもURL書いてるし、もしくは研究室紹介から辿ろう。
何故シュタゲなのかという質問なら、「好きだから」です。

AR/VR方面なら最近の学生はSAO選ぶ人多そうだけど、電脳コイル見てない人いたらオススメ。

NAL研夏休み

水曜日, 9月 19th, 2018

昨日は複雑研(遠藤・山田・當間・赤嶺)+機械の宮田先生に、沖縄高専の佐藤先生&玉城先生らとの合同でやってる研究会な一日でした。といいつつ今回は修了式の件で私は参加できていないので直接的にはわからないのですが、この記事書いてる時点での報告のあった学生分(上原くん&茂島くん)を眺めている限りでは、大凡想定通りの質疑やコメントが貰えたようです。ずれすぎていないということは発表で伝えたいことを話せてるということだし、大雑把な計画として的外れでもない可能性も高いということでもあって、今の時点の中間発表としては良かったんじゃないかと。お疲れ様でした。

夏休み期間も毎週ゼミしてる研究室多く、NAL研も同様に先週までやってました。うちの場合だと夏休みにもやってるのは「前期の間は就活とかで融通ききやすいように」ということで少し多めに見てることがあって、その分多めにやってるというスタンスです。そもそも15週間進捗出し続けるのが厳しいってのもあるけどね。ま、それらを考慮してもそれなりにリフレッシュする時間は必要だということで今日から2週間はゼミ含めてNAL研のお休みです。お疲れ様でした。

予備審査が終了

月曜日, 8月 13th, 2018

留学の関係で修了が半年ずれた阿波連さんの予備審査が無事に終わりました。お疲れ様でした!

修士論文を略して修論は、院生の最後のタスクだけあって卒論よりもチェックが厳しくて。専攻ごとに具体的なチェック体制は異なりますが、情報工学専攻の場合だと、、
 ・審査願い提出後、予備審査、最終審査を実施。
 ・主査1名、副査2名を前に1時間かけて審査(発表30分、討論20分、審査10分)。
 ・予備審査の時点で大幅な追加タスクが指示されることがある。
 ・(予備審査終了後打ち上げ)
 ・予備審査〜最終審査の間は約1〜2週間。
という感じ。

うちの予備審査だと、学会発表通して内容担保はともかく、修論書き上げてる時点でそれなりに細かく指導してるつもりなので、大幅修正に至る学生は今の所まだいません。栄えある一人目を授かる人が今後でないとは限らないし、それ以前に修了できていない(審査願い提出断念する)学生はいるので、全員が修了できてるという訳ではないですね。括弧内はNAL研伝統で予備審査日に打ち上げに行ってますが、似たようなことはどこでもやってるんじゃないのかな。4年次〜修士2年までの3年間を過ごした仲間という感覚が近いだろうし。

ちなみに予備審査というか「審査願い」自体は、〆切が学期末に指定されてるだけで、もっと早く出す&早めに審査することは可能です。実際それやって他メンバがひーひー言ってる間に余裕の顔してる学生もたまに(稀に?)います。

私自身の場合は、修論作成自体は余裕だったのだけど予備審査でめっさ緊張しまくりだったな(遠い目)。狭い部屋で圧迫感あったし、普段話したことなかった先生とも1時間対面することになるし。なので緊張すること自体は理解できます。が、修論ぐらいは(学会発表を何度もやってれば)楽勝。

複数人でやるゼミの意義

金曜日, 5月 25th, 2018

ゼミと呼んでますが、大学公式には「セミナー」が正しいのかな。少なくとも授業登録状は「セミナー」で、慣習的にゼミと呼んでることが多いです。wikipediaにでもそんなこと書いてますね。

ゼミは同じ名称で実施されてる割には良くも悪くも研究室毎の差が大きくて、相性の問題はどうしてもあると思います。属人性高いことが必ずしも悪いわけじゃないですが、その一方で「最低限共通するコアについては統一すべきじゃ?」という意見に頷ける部分もあるし。その一環でもありますが、遠藤研・山田研・當間研・赤嶺研の4研究室では「複雑研合同ゼミ」という名目で関連知識についての輪読をやることが多いです。他に聞いたことがある事例だと「研究活動とは別に、サーベイ論文書かせる(添削指導もする)」みたいなことは聞いたことがあるかな。個人的には修士共通の必修科目としてサーベイ論文書かせたらとは思ってます。

上記は「卒業研究上の基礎的な部分(コア)」やそれに近い部分に関する指導の話ですが、これとは別に「卒業研究そのものとしての進捗報告に基づく指導」をやってて、それをNAL研では「週ゼミ」や「個別ゼミ」と呼んでます。

週ゼミは基本的に全員が集まった中で進捗報告してもらってますが、例年だと私がコメントするだけで終わってしまうことが多く、あまりにも勿体無いし皆でやる意味が薄すぎるなということで、今年は直接他の学生に当てたり(今の話聞いてどう思う?)、皆に何か気づく点を挙げさせたり、といったことを積極的にやるようにしてみてます。今の所、少しずつですが「他の人の発表を聞くようになったり、理解しようと努めてるようになる」雰囲気は出てきてるかな。どんな話がどこで繋がるかわからないし、一人で読める論文や情報源には限界があるのでそれらを効率よく共有しようというのも「複数人でやる意義」。ということで自分の進捗報告終わったらそれで終了ではなく、他の人の討論もちゃんと参加しようということであれこれやってみてます。

Googleドライブの共有ドキュメントでコメント書きまくるのもそうですが、どうしてもやっぱりホワイトボードは必要だな。これがないとその場で出てきた意見をサラッと書いて俯瞰するとかし辛いし。

ま、互いに実りある時間にすべく、少しずつ良くしていきましょう〜。

研究テーマになりそう?

金曜日, 4月 20th, 2018

まだお互い分からないことだらけですが、去年のデザインスクールでお世話になった施設の一つ、内間児童センターから声かけ頂いて貰ってて、学生含めて先月から双方の認識すり合わせをしています。

こちら側、少なくとも私自身は教員免許的な意味での勉強はしたことないし、児童センター側の現状や描いている未来像も分からないということで率直にわからないことを訪ねながら穴埋めしてる状態。かな。同じ単語を使ってても全く違うものを想像してるケースもあるし(実際あった)。

卒業研究として取り組めそうなところからやれるなら良いなと思っているんですが、どうなるかなー。