Archive for the ‘NAL研議事録’ Category

手を動かして気付けた/知った問題に遭遇した時、どう行動するか

金曜日, 1月 30th, 2015

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ここ数日(1週間?)、
「90万件用意したデータを処理させたけど出力件数が合わない」
というので悩んでいたらしく、先週のゼミでその「合わない」というだけの報告と、今週のゼミで「どうやら出力時に改行コードがミスってるように見える箇所がある」という報告が。という感じで週1回の報告でその粒度でその詳細度じゃ良く分からないので「見せて」となるわけですが、それでも良く分からず。直接自分でやってみることに。

入力したデータ件数と同じ件数の出力が得られるはずだというなら、そう出力させれば良いよねということでTSV形式で「読み込んだ数¥t入力データ¥t出力データ」と出力すると、実は出力されないケースがあることが判明。ちぇっ、どういう状況で変なコードが出力されるのか確認するためのスクリプトも組んじゃったのに必要なかったじゃないか。

という具合に、何かしら問題に遭遇したらそれにどう対応するか、という技術というか判断なりは大切なんだけど、そういうのっていろんなシーンに遭遇してその都度多種多様な対応策を考えてみたり、策毎のメリット・デメリット考えたり、実際に試してみたりするしかない。いや、HwoTo本みたいなものでもある程度得られる知識はあるんだろうけど、それを活用できるかどうかは別問題だし。

他にも「1秒あたりの処理件数が約20件ぐらい? って90万件まるまる逐次処理させてたら3日もかかるとか待ってられん。リソース(Cores, Memori)はまだ十分余ってるからデータ分割して並列処理させるか。」とか。結局6時間ぐらいで終わったし。こういうのは「そもそも問題と気付く/判断するかどうか」だよな。

内定者らへの事前学習/研修 vs. 大学での学び

木曜日, 1月 29th, 2015

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週ゼミは「今困ってること」あたりについての討論したぐらいで、比較的短時間で終了。もうゼミ以外で対応しまくってる状況だし。

慶留間くん&玉城くんの修論も、今日で初校チェックを終了。既にコメントへ対応したアップデート版も届いているけど、少し頭から話した後で読み返したいので早くて週末チェックかな。卒論はまだ誰も手をつけられずで、週明けには章立て出せと催促するだけに。しくしく。

予想通り進展が遅い学生については、今日の修論チェック終了後に自分で作業してみてたのですが、データのクリーニング&簡易チェックするぐらいは1時間で終了。ううーん。やっぱり難しい話じゃないよなぁ。勿論初めてやることなのでいろんな所で詰まることは想像に難くないのだけど、その分研究室に来てくれればその都度対応するのに来ないからなぁ。ということでデータ用意する所までやってあげることに。これ以上は知りません。自己判断で来てない学生を救うつもりはないし。

今年に限った話じゃないけど、内定者向けの勉強と称して課題与えたり、研修あるから来てねという話がちらほら。

大枚はたいて大学に行く価値は何なのか?

みんなもーいっかい、よーく考えたほうがいい。

(by 大学で得た「今、もっとも役立ってること」って何?)

みたいな話もあるね。個人的には、大学で自主的に学ぶ気がないなら大学来ない方が良いよと思ってます。時間もお金も無駄。時間もお金も余裕があるなら別に来ても良いかもしれないが。来た後で去るのも自由。

内定者向けに「卒業前」に課題とかあれこれさせるのは、企業の自由として合って良いし、それをどうするかは内定者が自己判断でどうするか対応を考えれば良いだけの話なんだけど、「断れない/調整の余地がない」ようなやり方(そういう雰囲気を醸し出すとか)は社会・企業としてアウトだと思う。もし大学での勉強が不要だというならそもそも大卒・院卒予定者である必要もないってことだよね。勿論そう考えてもらっても構わないけど、それなら卒業/修了とは無関係に、急に大学辞めることになったとしても内定者を採用しろよと思う。

KnowledgeLine / プログラミングの前に実験計画?

火曜日, 1月 20th, 2015

データマイニング班のある日でしたが、進捗確認がメインになってるということもあって前半はTAにお任せして、河野先生からお誘いのKnowledgeLineさんとの話し合いに参加。

既に河野研では半年ぐらい前から使ってるらしいのと、山田先生(研究室?)も使ってみてるっぽい。KnowledgeLine自体は、話敷く限りでは日報+グループウェア+プロジェクト管理を串刺ししたようなツールなのかも。多分。授業で使いたいとか。飛び火した話として、学生にはプログラミングをコピペじゃなくて目的をどう達成するかを自分で考えて実装する力をつけさせて欲しいとか。具体的な話あれこれ聞いた感じでは実験計画法を指導してくれという話に聞こえました。という話をしたら「翁長先生がもともと作りたかった学科構想」という話が。うん、大切だよね。この辺りはここ数年で痛感してて、去年?だか今年の実験2でレポートへの項目として明示するぐらいの盛り込み方をしてみてます。

ノートテイク・サービスとしては「書きたくなる(≒再利用しやすくなる/俯瞰を促す/その先を見通しやすくする/etc.)」みたいな所を含めて何とかしてみたいところ。逆の言い方をすると「ググってその場で対応する技術も必要だけど、見つけたhowto等(パーツ)を整理して自分の学習地図/歩んできた地図を作成する(マッピング)する」ところへのサポートをしてみたい。「先週/先月/去年やったはずなんだけど」という状況へのクッションを導入するといっても良いかも。教員免許やってる学生らの「ポートフォリオ」でも良いのかもしれないけど、勉強不足で実態は良く分からず。

NAL研の卒研ノートは、

NAL研的には、研究室立ち上げ当時(2005)に「研究ノートを付けよう、最低限これこれの項目は書かせよう」という議論が学科会議で出て、やり方は研究室にお任せという話になってました。どうせなら「情報工学科を卒業するならwebサービスを作る/立ち上げるぐらいの経験は必要だよね?」
(by 情報をシェアするには見える形でのアウトプットが必要)

というところから始まって、pukiwiki→RubyOnRails→Djangoと最初の数年ぐらいはフレームワークを利用して作ってましたが、その後数年は bug fix メインに。そしてここ数年はほぼ利用しているだけ、という状態。ライブラリ更新に伴うアップデートと bug fix をそろそろやってもらわないと〜。

すれ違い

木曜日, 1月 15th, 2015

ここ最近は口頭試問しつつ他のタスクをやるという日々が続いています。そろそろ半分は終わったらしい。

週ゼミは報告を聞いてアドバイスするだけじゃなく、1週間での進捗が遅いので「今ここでやろう」パターンが増えてきたか。「makeに失敗する?最初のエラー文見て。ヘッダーファイルのある場所探してパス指定しよう。それはオプション。」「デバッグ環境構築できた?動かしてみせて。コマンドライン引数を渡せない?メニューから指定して。ここでファイル読み込んでるようだからprintf()してみよう。」とか。

毎日研究室いてくれればな〜。週一回こういうことやるのって流石にフォローが足りてない感。そう思って研究室の続頻度増やしてるんですが、来てないか、来ててもタイミング合わずに遭遇できていないことが多いんだよな。口頭試問で自室にいないといけない時間も多い(ので覗きに行く時間を取り難い)というのもあるか。

そんなこんなで今週末はセンター試験らしいです。週末にやっておきたいタスクが急遽舞い込んだのだけど、やる時間取れないな。どうすんべか。

卒業生らの差し入れで埋まったお茶会

木曜日, 1月 8th, 2015

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年末年始に頂いた卒業生らから、食べきれない程の差し入れが。ありがたや。

M2は修論仕上げに向けてそろそろ実験やる時間もなくなりつつ。玉城くん(深層学習)の方は面白い(かもしれない)現象が出てるのだけど、どこまで結果出せるか&考察できるかは不透明か。慶留間くん(トピック・ラベリング)の方は山を一つ越えたか、という所。そろそろ全体のストーリー練ってこれまでの成果を整理して書こう。

B4は週明け月曜日(成人の日)に沖縄複雑系研究会で発表。なんだけどあれこれ別件が被って話せる内容が現時点では薄すぎる高橋くんはパスすることに。松田さん(単語難易度推定)と神谷さん(登場人物間の敵対関係有無推定)は、中間発表の頃からは進展があるけど卒論としてはもう一押し欲しいところ。

松田さん以外卒研ノートまともに書いてくれてないのがとてもとても怖いのだけど、私は繰り返し伝えているからこれで「450時間足りてないから判定対象にならないね」と言われても私のせいではないぞっと。ないぞっと。

お菓子配りながら過ぎた一日

木曜日, 12月 25th, 2014

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今年最後のNAL研週ゼミが終了。あれこれイベント(沖縄複雑系研究会/卒論/修論/情報処理学会全国大会)を控えている学生が多いので追い込みシーズンなはずですが、例によって全員は揃わず。連絡してから帰省してる学生は良いとして、連絡無しの学生が今どこで何してるかさっぱりだなぁ。

私がM2の頃は旨い具合(?)に先生に〆切騙されて年内に仕上げたんだよな。丁度今頃 ver.1 を書き上げて、クリスマス終了した数日はバックアップ取るかと CD-R (当時はUSBメモリなんてものはなかった…)に焼き始めたり、ついでに研究室サーバのデータもバックアップ取ろうとかしながら年越したな(遠い目

顔合わせ食事会

木曜日, 12月 18th, 2014

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仮配属生が決まり、中間テストシーズンも過ぎたということで顔合わせ食事会の開催。あれこれ日程調整するよりはゼミ後のお茶会を食事会に変更する方が早いということが分かったので、そのタイミングでの実施に。

On Dish ということでアイス食べ放題も付けられるんですが、最初は遠慮してたのか1回目のオーダーでは手を挙げるのが一人?ぐらいだったのが、一人が手を上げた途端「やっぱり変更で」。気にするぐらいなら最初から頼もうw

既に一度お茶会にも来てくれてたので初ということでもないのですが、恒例行事ということで美味しい物食べながらのおしゃべり。食事会もそうですが、往路社内での雰囲気でも学生間での位置付けというか空気感が分かるか。

やりたいテーマは、一人が大雑把に持ってるぐらいか。それでも凄い。私も学生の頃って「何となくAI面白そう」でそのまま来てしまったし。

全体ゼミも含めてそろそろどういう風に進めるか検討し始めないと。

〆切が近づいて本腰入れ始める時期

木曜日, 12月 11th, 2014

今日は2年次の個人面談数件と、NAL研週ゼミぐらいな一日。空いてる時間にあれこれ終わらせておきたいタスクがあったのだけど集中できず、結局どれも片付いていないな。しくしく。

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週ゼミというか卒研進捗の方は、そろそろテコ入れしようということで火曜日に個別ゼミをしてたのだけど、年内に目星付けられるかまだ怪しいか?ま、来週再来週も頑張ろう。M2もそろそろストーリー整理し始めないと。1月上旬には情報処理学会全国大会の予稿〆切もあるので、それに向かって話せるぐらいの中身を作らないと〜。という具合に卒業予定者&院生全員が追い込みに入ってます。うん、入っているはずだ。

仮配属生が(お茶会から)参戦

木曜日, 12月 4th, 2014

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テスト勉強に限らないですが、3年次のメインタスクは授業。ということで今の所「ゼミに来てね」とか「ゼミやろうか」とか「宿題出しとくね」といったことはまだ初めていません。「まだ」。MLが読めてるかの確認兼ねて自己紹介メールを送ってもらうというのをやってて、それが揃ってからあれこれ始めようと思ってたのですが、テスト期間ということもあって後回しにしてる学生も。ま、それはそれで良いか。

なんですが、お茶会担当の学生が今週も仮配属生分含めて買ってきてました。というのをツイートすると試験勉強中の3年次がお茶会に参戦。即抜ける雰囲気っぽかったけど、結構おしゃべりタイムに引き止めちゃってた(抜け出し難かった)かもw ま、会話に花が咲いてたらこの機会に中良くなった方が良いしね。

という具合に3年次は勢揃いしました。4年次が勢揃いするのは稀なのに。しくしく。

今回のお茶菓子はうさぎやとのこと。こんな美味しい和菓子屋さんが近くにあったのか!

明日からお休み!

木曜日, 11月 27th, 2014

デザインスクールが終わって即休みを取りたかったのだけど、なんやかんやと優先度の高いタスクがあったので火水木と出ずっぱり。デザインスクールの方は、近いうち(?)に座談会か何か開いてみようかとか考えてみてますが、何かあれば提案/リクエストください。なければ勝手にやりやすい形でやります。

来週というか12月からは実験2が4週連続で続くこともあって更に休み難くなるということで明日はお休み!

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(デザインスクールという濃厚イベントがあったので)久しぶりに感じるNAL研週ゼミは2名欠席。仮配属生が決まったということもあってお茶菓子をMAX人数分用意してくれてたのだけど、ゼミ日時や場所伝えてなかったしなーと思いつつ。ま、一度メール送受信を確認してからのつもりだし。

温泉入って惰眠を以下略。