Archive for the ‘日記’ Category

α版からβ版へ

月曜日, 6月 4th, 2018

デザインスクールの記事を4月末頃から改定し始めている件、どうにか京大&琉大双方で目指すゴールとそれに対応した記事のすり合わせに目処が付きそうです。スムーズに進むなら大きな改定はもう終わりで、6月中に最終確認。その後は掲載先とのやり取りでの調整が出てくるぐらいになるのかな。

ここに辿り着くまでに、実際には「叩き台の叩き台」、それを修正した「叩き台」があって。それに基づいた章立て+要約を作成し、スクラップ&ビルドなやり取りを通して大まかな方向性を調整。その後に清書したα版が4月。GW明けにオンラインミーティングで再度認識調整して大幅改定したβ版が今回です。

想定では後一回は大幅改定入ることを考えていたので、予定より大分速いペースで進んでます。

ということで、本題のデザインスクール2018検討もそろそろ着手せねば。

苦手なもの

金曜日, 6月 1st, 2018

いろんな要因が重なって、今日のゼミは久しぶりに学部生のみ。たっぷり時間取れるしということで、紹介してもらった論文なり事例の突っつきどころや、検討してきた目標に対するストーリーについてあれこれ討論してました。必要に応じて個別ゼミもやってますが、皆でやれるときにはやれることを優先したいし。

何やら某イベントで遠征してる人がちらほらいるらしい。楽しんできてください。

私自身は好き嫌いとかではなくて、苦手でそういうイベントはパスしてます。大音量と人混みが苦手で、両方が揃ってるライブの類は相乗効果で死ぬ。。

再帰関数

木曜日, 5月 31st, 2018

先週で関数とスコープ、スタックフレームの話やったしということで、今週は再帰関数のお話。初学者が全体を理解するには難しいと思いつつも、迷路探索なコードと動作イメージ(説明時はアニメーション付き)で再帰関数のイメージを掴んでもらえれば。

動作をちゃんと確認したいならデバッグ実行だよねということで、(今日やれなかったので)来週はPyCharmします。先週やったThonnyでも良いんだけど、停止単位が細かすぎるしbreakpoint設定できないしで長いコードで使うには不向きなんだよな。Thonnyはあくまでも初学者向けであって。

最高気温というよりは平均気温が高い

水曜日, 5月 30th, 2018

はずなんですが、ここ数日最高気温も30度出てる気がするぐらいには暑いです。日が落ちると多少は涼しくなるよねってことで歩いてモスのエビ天ぷら食べてきました。安定した美味しさですが、その中でもこれは久しぶりにヒットだな。次はかき揚げ食べてこよう。

帰る頃にはほぼ日が落ちかけてたので行きよりも歩きやすくなってたはずですが、ここまで来たなら久しぶりにnicoliでスコーン買って帰るかと考えたのがまずかったのか、途中まで歩いた時点で汗だくになって。諦めて帰ってしまいました。元から抜け道で帰れることも想定してたとはいえ、行けなかったのは残念。

複雑研全体ゼミ

火曜日, 5月 29th, 2018

4月最後の週から始まって、今日で6回目だったらしい。最初の1回目は論文の読み方とか探し方とかの話で、2週目からゼロから作るDeep Learningの輪読に入っています。

2,3週目は今年からやり方変えてて、「その場にいる学生を指名して段落単位で割当、要約してもらう(その場で輪読する)」「それを節単位、章単位で振り返る」形でやってみました。時間はかかったけど、章立てや段落の使い方を身に着けてほしいので時間かけてみてます。内容面でのツッコミをするのも手ですが、分かりやすい書籍で冒頭の章なので内容面での討論という点では効果が薄かったか。論文でやるほうが良さげだな。

3章以降は章単位で割り当てて、1コマ(1週間)で説明できそうならそうする、無理そうなら2コマ(2週間)に分けて良い、という形でやらせてみてます。3〜4章はそれぞれ1週で終わり、5章の誤差逆伝播は2コマに分けてやることになったようです。確かにここは丁寧にやらないとな。

という感じで、今の所スムーズに進んでるかな。

学科システムのトラブル

月曜日, 5月 28th, 2018

システム復旧のお知らせ

情報工学科(知能情報コース)では(長田先生指導の元)学生中心にシステムの運営保守業務をやってます。学科内OJTとかインターンみたいなものですね。学生数は学部生1学年60人*4学年=240人、修士1学年18人*2人=36人、博士数人、教職員合計約20人なので約300人ユーザが利用するシステムと考えると、ちょっとした中小企業超えてて、それなりに大変ですよね。

学生運営してるということもあってネットワーク落ちたとかサーバ繋がらないとかトラブル起きても大目に見てて、そういうトラブルや対処等の情報も含めて個人的には公開して欲しいなと思ってます。元々は教職員+研究室代表者が登録された admin ML がそれに近い役割だったと思います。それがここ数年は機能してないか、運用方針が変わったかで微妙にその辺りの情報が流れてきません。別のシステム管理チームへの連絡先はありますが、一方的な連絡先であってそこでのやり取りは見れないんだよな。ブログもあるんですが、最後の更新は2013年になってるし。

一方で、学生個々人では「何をどこまで公開していいか」は判断難しいだろうなとも思います。年々「クローズにするのが当然」という風潮になってきてるしね。せっかくグローバルIP大量に持ってるのに、ちょっとしたトラブルでも(新聞とかの)メディア沙汰になるから極力使わないようにしろとか、教育する気がない方々とは小一時間討論したい気にもなりますが、有益な時間になるかは怪しいか。

こういう「話し合っても無駄になる風潮」「問題沙汰されやすい」「炎上コンテンツの一つとして消費されやすい」社会って誰にとって嬉しいんですかね。

複数人でやるゼミの意義

金曜日, 5月 25th, 2018

ゼミと呼んでますが、大学公式には「セミナー」が正しいのかな。少なくとも授業登録状は「セミナー」で、慣習的にゼミと呼んでることが多いです。wikipediaにでもそんなこと書いてますね。

ゼミは同じ名称で実施されてる割には良くも悪くも研究室毎の差が大きくて、相性の問題はどうしてもあると思います。属人性高いことが必ずしも悪いわけじゃないですが、その一方で「最低限共通するコアについては統一すべきじゃ?」という意見に頷ける部分もあるし。その一環でもありますが、遠藤研・山田研・當間研・赤嶺研の4研究室では「複雑研合同ゼミ」という名目で関連知識についての輪読をやることが多いです。他に聞いたことがある事例だと「研究活動とは別に、サーベイ論文書かせる(添削指導もする)」みたいなことは聞いたことがあるかな。個人的には修士共通の必修科目としてサーベイ論文書かせたらとは思ってます。

上記は「卒業研究上の基礎的な部分(コア)」やそれに近い部分に関する指導の話ですが、これとは別に「卒業研究そのものとしての進捗報告に基づく指導」をやってて、それをNAL研では「週ゼミ」や「個別ゼミ」と呼んでます。

週ゼミは基本的に全員が集まった中で進捗報告してもらってますが、例年だと私がコメントするだけで終わってしまうことが多く、あまりにも勿体無いし皆でやる意味が薄すぎるなということで、今年は直接他の学生に当てたり(今の話聞いてどう思う?)、皆に何か気づく点を挙げさせたり、といったことを積極的にやるようにしてみてます。今の所、少しずつですが「他の人の発表を聞くようになったり、理解しようと努めてるようになる」雰囲気は出てきてるかな。どんな話がどこで繋がるかわからないし、一人で読める論文や情報源には限界があるのでそれらを効率よく共有しようというのも「複数人でやる意義」。ということで自分の進捗報告終わったらそれで終了ではなく、他の人の討論もちゃんと参加しようということであれこれやってみてます。

Googleドライブの共有ドキュメントでコメント書きまくるのもそうですが、どうしてもやっぱりホワイトボードは必要だな。これがないとその場で出てきた意見をサラッと書いて俯瞰するとかし辛いし。

ま、互いに実りある時間にすべく、少しずつ良くしていきましょう〜。

プログラミング初心者で、かつ、Python向けのIDE

木曜日, 5月 24th, 2018

多言語で慣れた人はPyCharmなり他のやつが良いでしょう。

「プログラミング初心者」に対してはThonnyを強く推してて、去年から授業で導入してみてます。デモ動画見たら一発で良さが分かるはず。それぐらい推してるんですが、まだあまり広まってないっぽい?

どこが凄いかというと、1つ目は、

Simple debugger. Just press Ctrl+F5 instead of F5 and you can run your programs step-by-step, no breakpoints needed. Press F6 for a big step and F7 for a small step. Steps follow program structure, not just code lines.

です。通常のIDEだと行単位での実行ですが、Thonnyでは「変数を評価する」ぐらいの細かい粒度で実行してくれます。

Faithful representation of function calls. Stepping into a function call opens a new window with separate local variables table and code pointer. Good understanding of how function calls work is especially important for understanding recursion.

2つ目が上記で、関数呼び出しの都度新しくウィンドウ生成してくれて、そこにスタックフレームも作ってくれるので、スコープやスタックフレームの参照順序を意識しやすいです。

この辺りを視覚的に参照しやすいので、プログラミング初心者向けとして強く推してます。逆に、ブレークポイントとかは設定できない(多分)ので他言語なりで慣れた人にとっては苦痛でしょう。

レポート採点

水曜日, 5月 23rd, 2018

プログラミング1,2のレポートはTAにも採点と指導のため見てもらってます。

採点はそのまんま点数つけてもらうことで、「指定条件を満足してるか」をメインに見てもらってます。それとは別に、「誰かと協力して取り組んだのか(書くように伝えてある)」も抽出してもらってますが、ここに時間取られるぐらいなら自動化したほうが良さげかもな。

指導の方は「レポートの書き方」に関するコメント指導のことで、章立てや段落の使い方、図表あるならその書き方、事実と考察の混在が明確に分けられてるか、考察が感想になってないかとか、諸々気づいた点についてコメントしてもらってて、助かってます。

まだ1年次なりたてで複雑な課題も出してないので簡単なレポートですが、段落の使い方がおかしい学生はいっぱいる(4年次になってもいるが)な。割と多いのは背景色と文字色が同系色になってて視覚検査させられてるような書き方がちらほら。若いと見分けられるかもしれませんが、おじさん的には辛いです。

放置ゲー

火曜日, 5月 22nd, 2018

元々ゲーム好きだしということでスマートフォンでもあれこれ試したりしてますが、個人的に悲しいのはWizardry Schemaの終了。放置ゲーあれこれありますが、多くは中途半端にギルド的な要素が入ってると面倒。その上リアルタイムにあれこれやる要素まで入ってくると「どこが放置なんだろう」と思うんですが、放置ゲーだと言って憚らないアプリがあるのだよな。

放置するならゲームしなくていいじゃんじゃなくて、やりたいときにやりたいペースでやるのが好きなんですよ。類似要素に「時間指定の巡回」があるのもそのだけで個人的には大幅減点です。糸冬。

P.S.
デザインスクール記事は数日遅れでアルファ版っぽいのができたらしい。