Archive for the ‘日記’ Category

help(print)

月曜日, 5月 21st, 2018

プログラミング1な話。

1週目だったか2週目だかの早い段階でマニュアル参照するhelp()を教えてるんですが、実際に触ってるかどうかは別問題で。一応演習にも組み込んでますが、それっきりなこともあるのが実態です。

それはそれとして、先週print関数でfileやらflushやらの引数の説明が要領得ないという質問を受けました。stdoutあたりの話は「プログラミング演習1」の方でやってるからそっちに投げるとして。flushの機能はともかく、それが欲しい状況は普通想像できないよな。

私自身は、Cで重いシミュレータ書いてたときに printfとファイル出力とでちぐはぐなことがあってトラブルシューティングしてからその意味に気づいたのだけど、授業中にそういう説明があったかは覚えてないです。それぐらい、普通のちっちゃな演習課題では普通影響がないよなぁ。と思いつつ説明してみましたが、CPU・キャッシュ・メモリ・HDDとかの階層構造とか意識できないと「ふーん」で終わっちゃうんだろうな。(一応その辺りの話もしてみた)

玉城絵美先生講演会

金曜日, 5月 18th, 2018

ロッキーチャレンジ賞の授与式と、「BodySharingに向けた研究と起業両面での挑戦」というタイトルでの講演会で琉大に来てました。相変わらず中身も話し方も面白いです。

ざっくりまとめてみると、、、

  • HCIは人間科学とコンピュータ科学の双方を繋げる部分に関する部分を扱う。
  • 引き篭もるために足りてないことを実現したい。
  • 研究一筋の道もあったが、(自分が望む道のために)社会に広げたかった。広げる部分はどこか企業へ委託する手もあるが、(相手が全てを把握している訳ではないので)あまりにも遅い。だから起業することに。
  • いざ起業しようとするとやらなきゃいけないこと(知らないこと)だらけ。あちこち必要知識得るために無理やり入った。工学的視点だけでは足りない部分は多々有り、足りない部分は何らかの方法で補うしか無い。一人では辛いから一緒にやる仲間大事。
  • 依頼が断られることは多い。体感では9割が断られる。それでもやり遂げられる仲間とやる。
  • 「体を貸したり借りたり」ということに理解を得られないことが多いことが分かり、敷居を下げてロードマップを作った。まずはVR/AR。
  • 想定ターゲットの20,30代に調査すると「生きてるのが辛い」みたいな結果に。->母ご乱心
  • VRの世界はルールがなにもない。->Mikling VR
  • VRの操作性が高い環境下である程度の時間操作してると「VR内の手」を自分自身と認識していく。この状態で「VR内でカミソリをあてた場合」と「実環境で(刃をつぶした)カミソリをあてた場合」との認知差を比較すると、高い相関が見られた。より現実だと感じるという点では良いが、その先には「VR内で慣れると、実世界でも慣れてしまう」ということにも繋がり、危険がないわけではない。今はどのようなルールを設けるべきか検討中。
  • どこで起業するにしてもメリット・デメリットはある。ビジョンが決まれば、後は全力で挑戦するのみ。どこにいてもどこへでも挑戦できる。

(写真アップロードしようと思ったけど、HTTPエラーになるな、、?)

沖縄そば

木曜日, 5月 17th, 2018

驚愕コメントが届いたので(?)、今日はご飯の話でも。

通堂ラーメンの近くにちゅるげーそばができて、選択肢が増えたのは嬉しいです。沖縄そばに限らず麺類というか粉物あれこれ好きなんですが、沖縄そばに限った話をすると個人的な好みは、、

いしぐふー
店舗によって味の差があるっぽいですが、小禄店は最高です。

与那原家Ⅱ
生麺のつるつる具合がヤバイ。夏場は冷やし沖縄そばもやってた気がするけどだいぶ前の話でうろ覚えだな。

きくや
小禄の裏道にあるので知ってる人少ないかも。
わかめたっぷりのゆし豆腐そばが絶妙のバランス具合なんですよこれが。

浜屋そば
ゆし豆腐そば食べたい。

やじろべぇ
琉大近くの美味しい沖縄そばといえばここ。というぐらいの旨さ。

結論:沖縄そば食べたい。

進捗は歩いてこない

火曜日, 5月 15th, 2018

ここ最近の空き時間はほぼデザインスクール記事の執筆作業に使ってます。

GW前に書いたアルファ版を元に関係者でチェックして、大幅修正を含めた擦り合わせが既に終わってます。
今はそれを踏まえた修正をしている最中ですが、ベータ版への道のりはまだ険しいな。今週中には辿り着く予定なんだけど、どうなるかなー。

(既に週明けに持ち込みそうな気がしてる人)

GWで1週間休みを挟んでの授業

木曜日, 5月 10th, 2018

プログラミング1の4回目が終わりました。内容的に新しいのはスコープ(局所変数)、whileなループ処理ぐらいで、授業時間の半分ぐらいはペアプロにあてました。今日で2回目ですが、今の所「ペア相手と相談しながら取り組むこと自体ができてない」ケースはなさそうな雰囲気。見落としていなければ。悩みまくってて進捗遅いペアはいますが、それは当面問題考えない方向で。

ペアプロ用の演習には「~/prog1/ex1/を作成しろ」とかターミナル上での操作も含めた内容になってるのでそこでつまずく(Pythonインタプリタ上でUnixコマンド実行する)学生がちらほら。ま、それも狙っての内容なので復習のつもりで取り組んでください!

大学入試

水曜日, 5月 9th, 2018

いろいろ迷走してるらしいです。AO入試ははうちでもやってますが、枠をこれ以上増やすかどうかは微妙な気がします。一般入試では合格難しそうな高校生でも、AO入試で入ってきて数年後に同学年トップクラスまでなる学生もいれば、やっぱりついて行けずに脱落する学生もいます。これはAO入試に限った話ではないですが、AO入試を選んでる学生はどうしても学力が低い傾向にあるのは否めず、「入学後の苦労が他以上になるのが確定」してます。その意味で、AO入試枠を現行以上に広げるのは難しいかな。もちろん、試験内容や評価方法が不適切で、良い受験生を見落としてる可能性はあるのだけど、そっちを模索するコストは今の所は出せないという印象が強いです。

梅雨入り

火曜日, 5月 8th, 2018

ジメジメした季節の到来です。自宅は空調を除湿モードでつけっぱなしにするか。洗濯物も室内+空調+扇風機かなー。乾燥機買えば良いかもしれないが。

何か新しいことをするにはコストがかかる

月曜日, 5月 7th, 2018

どこか特定の相手に文句を言いたいわけじゃないです。

  • 日程調整のためにExcel/Wordファイル送付して記入回答せよと言われたり。
  • ワーキンググループの情報共有がメール添付だけで、過去内容を参照できなかったり。(その時々担当者しか把握していない)
  • 把握しやすくするためにファイルサーバなり共有サービス使おうと提案しても、具体的な共有方法がマニュアル化されていないと担当者毎に共有方法が違ったり、マニュアル化されててもその通りになるとは限らないし。

何かしら新しいことをするためには、その目的や目標を共有した上で教育コストを捻出し、根付かせることが必要で。根付かせることができなければまた元の状態なり、整理されていない状態に戻ってしまいがち。そこに文句を言っても変わらないわけで、それらのコストを何とかして捻出する必要があるわけですが、日々のタスクに追いやられる人だけで人的リソースに余裕がない組織ではそれも難しくて。

今、工学部の広報委員になっていくつか広報冊子の更新タスクが届いています。更新そのものは必要なので良いですが、不思議なことに「内容ではなく、冊子毎に担当部署が決められていて、部署毎に必要な情報を末端(教員)に請求する」みたいなことが起きてます。具体的には、大学全体の広報誌と、工学部の広報誌の両方に「取得できる資格」「就職先」等の共通してる項目がいくつかありますが、冊子単位でタスクを割り振ってるので「様式だけが異なる同じ内容」であっても個別に更新要求が届いたり、印刷前の内容確認が届いたりします。

今回の例だと「これ、一緒ですよね?」と双方に確認して「あ、本当だ」となり、事務側でやってくれることになりましたが、似たような事例があちこちにあって。就職先情報は就職センターが把握しているはずなので、そちらでデータ更新してくれと思うし。とはいえ、昔は把握すらしてなかった(不十分だった)ので、昔に比べたら改善しているし、そのデータを踏まえて進路指導(キャリア教育)をどうするかという話にまで進めているしで何もやっていないわけではないです。単にまだまだ穴があるというだけでもあるし、今やってることで手一杯ということでもあって。

ま、少しずつ前に進もう。

就活時の日程調整からみる先方との間合い

水曜日, 5月 2nd, 2018

前回、修士の履修スケジュールについて書いたことを切っ掛けに関連話書きたくなったので、思いつくことを暫く(?)書いてみます。

[ 就活話その2: 先方との間合い ]
タイトルには「日程調整」と書いてますがそれは一例です。「手書き書類を求められる」、「こちらの都合を無視して日程が組まれる」、「インターンという名目で無償労働させられる」等々。もし、自分の価値観で納得できない(ここは譲れない)部分を侵しているなら、それは早々に見切りを付けることをおすすめします。心壊れるような環境だと長続きしないし、そこで得られるもの以上のデメリットでしょう。

一方で、必要以上に畏まる必要がないことも多いです。「面接のために日程調整しましょう。ooはどう?」というニュアンスのやりとりから「ooじゃないと駄目なんだ」と解釈する必要はないです。日程調整しないとお互い都合つけられないから調整しようというだけの話です。他もそうです。調整時に必要以上に先方を優先する必要は全くありません。別の言い方をすると、「優先を求められる企業に入りたいか?」という価値観に納得できるかという問題とも言えます。納得できるなら可能な限り優先しましょう。そうじゃなければやれる範囲で調整したら良いわけで、一種のフィルタリングですね。お互いにとってそれが都合良いはず。

P.S.
就活でゼミ欠席はある程度大目に見ますが、予定が合う範囲で調整して欲しいな。少なくとも就活を理由に「進捗ありません」はちょっとおかしい。ま、ある程度まとまってやれない時期があったとして、それを後から取り返すならまだわかりますが、相談ぐらいはしてよとは思います。

修士が講義を取るタイミング?

金曜日, 4月 27th, 2018

修士2年間の受講状況を眺めてみると、多くの学生は

  • 1年目で研究以外に必要な単位分の授業を取る。空いた時間で研究。
  • 1年目終わり〜2年目のタイミングで就活。GW明けまで続く人も少なくない。
  • 終わってから研究本腰。

みたいな流れになってるケースが多い気がします。

2年目というか1年目終わりには就活始まるからその前に終わらせておこうという考えですね。それはそれで理解できます。

その一方で、就活するときに研究実績としてどれだけ示せるかであったり、研究の話をどれだけできるか、間接的にはどのような問題として捉えてどのように取り組んだのかといった話をできることの方がメリットあったりしないのかなとも思います。研究が直接活かせる職場というのは珍しいけれども、間接的に「取り組み方」自体を話すことができない修士というのはどうなのと思うし。

言い換えると、

  • 先に研究集中するとしてM1前期は必修のみか+1,2科目。研究集中。
  • M1後期も同様に必修+1,2科目。研究集中。
  • M2前期は必修のみで就活しつつ、研究。
  • M2後期に不足単位分取りつつ、研究まとめ。集中してたならまとめるぐらいになるはず。

みたいなスケジュールはどうか、と。

私の場合は修論締切を結果的に騙されて12月に書き終わったのだけど、それ以前の問題として研究発表してたのを整理しただけなのでそもそも修論書くこと自体にはそんなに手間かかってないのだよな。という体験談的には、まず研究成果出すことに集中したほうが良いんじゃない?というお話でした。