Archive for the ‘日記’ Category

3週目にしてペアプロ開始

木曜日, 4月 26th, 2018

先週躓いて終われなかった部分をやってから、本題のif文と関数定義やreturnまで一度通してやりました。話すだけだと体に染み込まないよなということで演習(コード写経+実行)もさせて、その時点で残り時間20分。

ペアプロさせたいよねということで、7分ぐらいで概念とやり方を伝えて初ペアプロ突入。10分ちょいしかやれなかったし、想定外の質問(問題文と回答記入とが別々に用意されてることに気づいていないとか、日本語入力できないとか)もあったけど、一応導入ぐらいはできたのかな。終了合図しても休憩時間そっちのけで(多分)全ペアが楽しそうにそのまま続けてました。

来週はGWで休みです。少しペース早いので、GW明けの次回は新しい内容は少しだけに留めて、ペアプロ時間を優先する予定です。今のまま継続できると良いな!

複雑研全体ゼミの始まり

火曜日, 4月 24th, 2018

今学期の授業が始まって3週目途中していますが、日程調整に手間取って複雑研全体ゼミが今日開始しました。遠藤研・山田研・當間研・赤嶺研の4研究室合同でやってます。昔は何かしら専門書を輪読するだけでしたが、ここ数年は「卒業研究を1年間で終えるためのベース」についても話題提供的に示しています。例えば、、

こんな感じの内容。失敗を恐れる学生が増えてきてる気がする(主観)ので、失敗していいよという話はここ数年何度も伝えるようにしてます。これとは別要因で行動に移せない学生もいますが、それはそれとしてなにか考えよう。

デザインスクール最後の年

月曜日, 4月 23rd, 2018

今年度も合同デザインスクールを実施することは確定しました。具体的な中身はこれから決めていくところなので0スタートです。何かやってみたいテーマがあれば提案してみてください!(もちろんですが、採用されるとは限りません)

当初はここまで続くことも想定していませんでしたが、京大側にもメリットがあると認識頂けているようでここまで続けられることになりました。予算的な都合(毎年京大は旅費含めて膨大なコストがかかっています)で、2018年開催が最後になります。

ここまで続くことを想定していなかったこともありますが、教育的観点で得られた知見があるということで現在記事作成中です。掲載されるかどうかは不透明ですが、掲載されると良いな!

研究テーマになりそう?

金曜日, 4月 20th, 2018

まだお互い分からないことだらけですが、去年のデザインスクールでお世話になった施設の一つ、内間児童センターから声かけ頂いて貰ってて、学生含めて先月から双方の認識すり合わせをしています。

こちら側、少なくとも私自身は教員免許的な意味での勉強はしたことないし、児童センター側の現状や描いている未来像も分からないということで率直にわからないことを訪ねながら穴埋めしてる状態。かな。同じ単語を使ってても全く違うものを想像してるケースもあるし(実際あった)。

卒業研究として取り組めそうなところからやれるなら良いなと思っているんですが、どうなるかなー。

授業でやった!=使いこなせる

木曜日, 4月 19th, 2018

プログラミング1の2週目が終わりました。予定してた内容を終えることはできなかったのですが、想像の範疇ではあったのでよし。

「ホームディレクトリにprog1という名前でディレクトリ作って」
「そこにtest.pyという名前保存して」

去年はTerminal操作でやらせてましたが、今年は試しにFinderでやらせてみました。結果的にはCUI/GUIどっちでも混乱する人はいるというかどっちもどっちですね。ディレクトリをフォルダと言い換えても同じで、そういう思考に慣れてないという感じがします。一般高校含めて高校でPC触った演習もやってるはずですが、必ずしも身についてるわけではないというのはどこでも一緒といえばそうか。ということで演習時間もとろう(増やそう)。

100本ノック(100 exercises)系の演習問題作れば良いのかな。ググるとシェルスクリプトなものは見つかるけど、それ以前の部分は「解説+演習」な形式になってるのが多いのかな。Linux標準教科書もそうだし、英語だとUnix MagesのPDF版がかなり丁寧に書いてあるっぽい。beer donateしてるらしいw

P.S.
ミニテストの自由記述欄で「趣味は?」と。例題で「スライム2匹に遭遇した」とか言ってるのでそっち方面は伝わってるだろうということでラノベとか言っときましたが、そこそこ新しいやつだとアニメやってる(た?)「りゅうおうのおしごと」も読んでます。SAOとかSFチックなものも好物です。スマートフォンユーザなってから持ち歩きに不便せず読めるようになったのは素晴らしい。

留学生と一緒にやる授業

水曜日, 4月 18th, 2018

授業2週目の週までが登録調整期間ということで授業登録の取り消し・追加登録が届いています。大学院のデータマイニング論も辞める人、追加で入る人が出てきてて、最終的には日本人7名+留学生6名か追加で+1名で落ち着きそう。

留学生と一緒にやる場合、当然ながら授業中のやり取りは英語になります。輪読なので発表資料や発表そのものと質疑応答とかが英語になるんですが、留学生との会話に慣れていない場合には「そもそも聞き取りにくい」ことが殆どじゃないかと。日本人が喋る日本訛りの英語もそうですが、そもそもネイティブな英語話者ではない人が多いし。この意味で、留学生と英語でやり取りするというのはとても重要です。折角の機会を活かそう。(という狙いがあるので、同時開講にしています。本当は分けて開講することも可能なんだけど。)

私自身の体験談(留学中に留学生の寮にいた頃)だと、頻繁に寮生が入れ替わってましたが、一番聞き取り難しかったのはインド人の訛りでした。前後の文脈からわかることもあったけど、場合によっては全くわからないこともあって。ま、それも言語の楽しさの一つってことだな。

ブログ初め?

火曜日, 4月 17th, 2018

河野先生がBlog の勧めに書いてる内容と被りそうだったので勧めはナシにして、ブログっぽいものから初めた事始めでも書いてみようかなと。

最初に書き始めたのは研究室入って研究室サーバの管理をし始めた頃。1997年から99年の学部生〜修士ぐらいだったんじゃないかな。まだWeb検索エンジンらしいものが出始めで、HTML直書きで環境設定・研究進捗・研究室イベントやらを日記的に書いてました。驚いたのが、国際会議で発表する際の出来事。担当の人がわざわざ自分のページを覗いてくれて、ルートビア好きというこれだけの英語ページ読んで、「Finally I FOUND!!」と書かれた封筒が届きました。中身はルートビアの飴玉。とても美味しくいただきましたw これは例外すぎるケースだけども、環境構築あたりでのやり取りはそこそこ多かった気がします。fjとかいうNetNewsもありましたが。

そのうち研究については「論文発表前に書くのはやめよう」という話が出て、そのうち更新しなくなったんだったかな。もはやうろ覚えだ。今のサイトから古い方もいくつかリンク掲載してますが、文字化けやら(直せよ)リンク切れやら(直せよ)多くなってますね。

博士後期課程の3年間とその後の数年間(琉大教員なる前の数年間)もとてもおもしろい時期でしたが、上記理由でこの時期は特に公開されてる日記はないかな。たまに何か書いた気もしますが、うろ覚えだな。

2004年10月に大学教員なってからは、まずは自前の研究室サーバを用意して、そこにブログサービス立ち上げたて書き始めました。その前後でmixiが流行ってきて、そこにも同時にポストするようにしたはず。だけどどちらも辞めてしまい、当時の記事はNAL研の研究ノートに移行しました。一応2004年11月からの記事が残ってますが、全記事の移行はしてないらしい。記事自体はダウロードしてあったはずだけど。webサービス立ち上げられない卒業生出したくなかったとか、検索機能の拡張とかそのあたりに興味を持ち始めてたとか、いろんな理由でmixiからは撤退。

2009年5月からは学科でwordpressを提供するようになって。そちらのユーザが少ないのは悲しいなという理由から、そっちをメインに更新するようなりました。最初の記事は2009年5月19日で、公開済み記事数は1562件あるらしい。ざっくりカウントすると約9年で1562件なので、大凡2日に1件のペースで書いてるらしい。なるべく平日1件書くようにしてるし、でも気が向かないときは長期放置することもあるのでこんなものかも。

日記書いてると、1度目に年次指導担当した2005年度学生らの卒業式(mixi)とか、2度目に担当した2013年度学生らの卒業式とか眺めてみると懐かしいです。2013はまだ最近ですが、AO入試後の数学勉強会とかはもうだいぶ昔の話。色んな意味で皆大きく育ってますね!

大学教員は教え方のプロではない

月曜日, 4月 16th, 2018

大学教員は、基本的に「研究の実績で評価されてその職に就いてる」ので、教員免許を持つそっちのエキスパートと比べると教え方については「自身の体験談(≒学生時に受講した講義や)」ぐらいしかないこともしばしば。学会イベントを含む学外交流を通して学べることもあるけれども、教育者として専門的・体系的な指導はないので、主観や実体験に基づく判断が中心になりがちかもしれません。極端な例になりますが、プロジェクタで投影してる資料がそもそもどのぐらい見えてるのかすら気にしてないというか、気づいていない先生もゼロではないでしょう。

一応、大学ではFD(大学教員のファカルティディベロップメント)と呼ばれる、「教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称」という*趣旨だったはずのもの*が提唱されています。あるはずですが、私が見聞きしてる範囲(≒ほぼ琉大全体or工学部内)では「シラバス」を中心としたイベントがたまにあるぐらいかな。これはこれで大切なので、参考になる部分はできるだけ反映するよう努めています。が、それ以外の部分については実質的には機能してないなとも感じています。単にかなり間接的なテーマの講演会を開いてFDと呼ぶことが多いので。それにはいろんな理由があるんでしょうけどね。

非公式情報というか別組織経由での取り組み(勉強会的なもの)もあります。特に教員なりたての頃は自身の指導方法に心配があるというか、ベターな方法がないのか気になってたのでそっちを探し歩いてた時期もあるんですが抽象度が高すぎることが少なくない(参加しなくてもわかるのが多い)という理由で、ここ最近は見送っています。

これに対し、今ではブログやSlideshareもそうだし、MOOCsとかオンライン講義増えてるしで「教育方法の実例やノウハウ」に触れる機会自体が広がっています。私自身の勉強にもなるし、良いところは授業や研究指導に取り入れられるし良いこと尽くし。実際、実験2の探索アルゴリズム・最適化を演習としてやっていた頃や、今もやってる実験3,4のデータマイニング班ではAndrew NG先生の機械学習コースを参考にしている部分もあります。

こういう時代なのは良いねというお話でもあるし、「教え方のプロじゃないから、気づいたことはどしどし指摘してくれると嬉しいし、他のみんなのためにもなる」というお話でもあります。よろしくお願いします!

#ieLT 新入生歓迎LT大会2018が終了

土曜日, 4月 14th, 2018

恒例行事になっている、在学生らによる新入生向けLT大会#ieLT 新入生歓迎LT大会2018が終了しました。例年だと新入生10名もいれば良い方かなという感じでしたが、今回は30名強いたらしい。大教室でしたが先輩ら含めて大勢いたのでかなりの密度。授業より多い(遠い目)。後半には #ieLT がトレンド入りしてたようです。

ハウリングはともかく、マイクの音落ちしまくってる感じがしましたが、翁長さん情報ではどうやら物理的な問題があったらしい。マイクの電池入れるところの金具が折れかかってたっぽいのかな。週明けに対応してみるとのこと。

学生の学生による学生のためのイベントなのでかなり自由度高くて。今回は、

という形で調整・運営されてたようです。中心は4年次だったようですが、過去の経験のある院生からのコメントや、告知等雑多な手伝い等含めて幅広い学年が関わって動いていたようです。お疲れ様でした。

新入生も、いろんな意味で「高校までと違って学年の垣根がかなり低く、一緒に面白いことやろう!」という雰囲気を体感できたんじゃないかと思います。

発表の中ででてきた勉強会やらイベントやらのリンク一覧も書いとくか。

colaboratory/jupyterで課題出させる際のデメリット

金曜日, 4月 13th, 2018

colaboratoryでペアプロすることもできそう(問題はあるにせよ)ということとは別に、レポート課題として提出させる際の問題点はあるかなという点で考えてみると、、、

[ 現時点ではGoogleドキュメントでレポート作成&Googleドライブ提出させている ]

このメリットは思ってた以上に大きくて、
(1)赤ペン先生しやすいし、コメントでメール自動送付してくれるのは楽。
(2)学生側もどこに対するコメントなのか把握しやすい。

この2つの合わせ技で、学生側はそのメール内のリンクをクリックするだけで(2)の状態になり、チャットやり取りのようにみえるからか敷居を感じない学生が少なくないようで、指摘したコメントに対する改善をしてくるケースが増えています。具体的なリンクなしのメールコメントは昔からやってるんですが、具体的にそこまでやってくるのは少なかった。その意味では、GoogleドキュメントのコメントUIを含めた形が指導に向いてるように感じます。

これを「colaboratory/jupyterでipynb形式でレポート代わりに作成&提出」という形にしたらどうなるか。

現時点ではGoogleドキュメント並みのコメントUIがないので、コメントしづらいし、学生側も改善にまで動こうとするかは怪しいかなという気がします。妄想なんですが。目的が違うよねということは理解できるんですが、JupyterLabでもその辺りの機能は無さげな気がする(多分)。

GitHub x Issue あたりで似たようなことできなくも無さそうですが、うーん。