Archive for the ‘日記’ Category

(スタートアップチャンプルーVol.7) 女性の働き方、ITx教育

土曜日, 1月 23rd, 2016

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スタートアップチャンプルーVol.7に参加してきました。こちらの勘違いと不手際で時間を有効活用しきれなかったのが残念でした、面白い試みだと感じました。運営スタッフ的な意味だけじゃなく、中身も高校生がガッツリ入り込んでるところがすごい。そして大学生誰も来てなかったっぽいのは悲しい。いろんなイベントとブッキングしてたっぽいから仕方ないとも思うけどね。

どこの組織がどう関わっているのかは良く分かっていませんが、高校生自身やキャリア支援という形で関わってる人たちは沖縄市グッジョブ連携協議会という形でつながってるっぽい。主催・共済・後援やプログラムはこのパンフを見てもらったほうが良いか。

以下、私視点での感じたことです。


挨拶: ファウストビート株式会社 嶋根さん

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スタートアップチャンプルーのテーマは主に2つ、(1)地域に根ざす課題を明らかにし、共に取り組むこと、(2)教育につなげること。


基調講演1: フロイデ株式会社 吉谷さん

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自身に生い立ちとスタートアップを交えた話。文系大学を出てOL(総合職)、ソフトウェアハウス、寿退社からの企業。自身もそうだったように、「誰かの役に立つレベルのプログラマであれば誰でもなれる」ということを実践してて、ほぼ全社員が全くの未経験者にも関わらず社内教育で仕事になるレベルにもっていけてるとのこと。その中身と同一なのかわかりませんが、土日でわかるPHPプログラミング入門として書籍化したらしい。

社内にはリモートワークしてる人もいるようで、次の講演やパネル討論の議題にもある「リモートワークで変わる女性の働き方」の一例にもなっているとのこと。


基調講演2: 株式会社クラウドワークス 田中さん

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既に有名かと思いますが、いわゆるクラウドワーカーな働き方を手助けする会社。ちゃんと金払ってくれるのか?金払った分働いてくれるのか?といった金銭周りの信頼をうまく引き受ける形でのマッチングサービスとでもいうのかしら。時間・場所に捕らわれないのは当然として、個々人のペースでスキルアップ(より難しい仕事)を目指すことも可能。既にOL退職してクラウドワーカーとしてそれ以上に稼いでいる人もいるらしい。子育て・障害等、定職に付きにくい状況でも働けるし、社会への接点を持つことで「誰かの役に立つ」ことの実感にも繋がるとか。

クラウドワーカーにおける一つのメリットは「いわゆる営業」が無いこと。(仕事として登録されてるなら)やりたいことをやれる。これはわりと嬉しい人多いんじゃないだろうか。営業したい人がクラウドワーカーしたがるとは思えないし。

面白いのはグローバルチャットで、「やるつもりだったけど急に子供が熱出したのだけど」という話をすると代替者が名乗り上げてくれるとか、いわゆる「流動性がある」ことのメリットが文字通り実現してるらしい。


パネルディスカッション: リモートワークで変わる女性の働き方

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基調講演2者に沖縄SUNの仲村さん、モデレータとしてHanaHanaWorksの若林さんらによるパネル討論。

論点: クラウドワーカーは選択肢の一つとしてとても魅力に映るが、二の足を踏む人はどうしてもいる。まだまだ「雇われる」という意識の強い人が多いし、「ネット?顔が見えないとか怖い」ぐらいに拒否反応起こす人も。

回答: シングルマザーは子育てに関して話す場はいろいろあるが、仕事について話せる場が無い。話そうとしても「気取ったはなしして〜」みたいな流れになりがち(?)。今この場に来ている人はまだ「何かしら一歩踏み出そう」という人だと思うが、それすらできない人も多数おり、行政などとの連携が大切だと思う。地域おこし等行政と連携した取り組みも進めている。

個人的に気になったのは「履歴と信頼性」。実際どうやってるのか知らないので妄想になるんですが、例えばヤフオクやAmazonだと過去の取引履歴という形で信頼性を担保する形になってますが、クラウドワーカーの信頼性を同じ形で担保できるのかなーと。履歴はあったほうが良いと思うけど、そっちに強く引きづられるのは互いに損する結果になりそう。かといってどのタイミングで消えると良いのかというと線引難しそうだし。


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沖縄市グッジョブ連携協議会の高校生らから3件。元気が良かった人はバンドアプリにびわ染め。ひーじゃーミートプロジェクト。かき氷に絡めた地元果物PR。

大人枠(というわけでもないだろうけど)アトリエ ATORONのEnobiさんによるDEEP JAPAN 沖縄なアプリ。


基調講演3: 日本マイクロソフト株式会社 砂金さん

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メインは国内での活動ですが、スタートアップを支援するプログラムの支援拠点が世界7カ国(?)にあるらしく、3ヶ月ほどかけて回りつつあれこれ支援してたらしい。Bangaloreだかは「毎月1000件ぐらいスタートアップがある」とか規模感おかしいんじゃないのレベルなんですが、エバンジェリスト1個人ではなく、マイクロソフトの社是としても「常識を壊せ」「自分にとって居心地が良い場所はダメ」「当たり前を疑え」とdistrustを掲げているらしい。曰く「スタートアップ支援を通してそのスピード感やフレッシュ感を共に味合うことに意味がある」。

教育という観点では、先に上げたスタートアップ拠点の近くには大学がいっぱいあり、そこではSTEMが当たり前。コンピュータサイエンスは読み書き算盤レベルでやってた当たり前で、その上で別の専門をやっている。「メジャーは?」と聞いてもコンピュータサイエンスのことは誰も喋らないが、それぐらい誰もが当然のこととして学んでいる。

Ryukyufrogsのようにシリコンバレーに行くのも良いが、単に速いスピードの英語に打ちのめされるぐらいならヨーロッパを選択してはどうか。多国籍文化なので誰でもwelcomeで受け入れられる。

関連した話として、(日本も含めて)世界中でHour of Codeという取り組みが進んできている。


パネルディスカッション: ITx教育でどう地域が変わるか?

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嶋根さん、砂金さん、グッジョブの仲里さん、美来工科の伊波さん(高校生)に、飛び入りで入ることになった大里先生を加えた5人+会場質問。

論点1: そもそも現在の教育はどういう状況?
回答1-1: 現場により異なる。美来工科はiPad配布されたが、Wi-Fi接続できず、文字通りされただけで終わった。小中学校では電子黒板やタブレットなどの普及はまだまだ。
回答1-2: 単にハードなりを取り入れて終わりというのは笑い話ではなく、各種税金や学費などがどう使われているかという問題でもある。教育現場が責任を取りたがらないという側面もあるかも。大人が責任をもってやればよいだけでは。
回答1-3: 別の視点として、情報消費するためのツールになるような導入では意味が無い。生み出すツールとしての教育が大事。加えて、「教える」というよりも「やりたがる」ような工夫が望ましい。
回答1-4: タブレットも悪くないが、プログラミング等キーボードがないと生産性が落ちる状況もまだまだ多い。まずはキーボード見ずに操作できるレベルで慣れるところから。
回答1-5: 何でもかんでもIT化したら良いというものではなく、向き不向きを鑑みながら良い所に盛り込む使うのが良い。

論点2: 一般高校にいるためPCのことは殆どわからない。情報エチケットやWord,Excelぐらい。今のうちにやっといたほうがいいものはなんだろう?
回答2-1: 苦労することを厭わないのであればプログラミングやっといた方がいいかも。ただしプログラミングにかぎらず、興味のあるものでないと長続きしない。逆に言えば興味のあるものなら何でも続けてやってみるのが良い。一芸に秀でると良いのでは。
回答2-2: コンピュータサイエンスやプログラミングにもいろんなレベルがある。Minecraft Educationもなかなか良く出来ている。もしくは普通にマインクラフトやるにしても、いろんなmodを試すとか。環境構築とバージョンの整合性を見合わせながら解決していくようなことは現場でもよくある状況。何か一つやったら良いというものでもないので、興味持てることをやろう。
回答2-3: プログラミングに限った話ではないが、分からないことを知ったかぶるのは良くない。分からないことは聞こう。

論点3: 映像に興味がある。映像には無限の可能性があると信じているが、ITや教育の観点からどうか?
回答3-1: 一般的な二次元投影、PCモニタ・テレビ・スクリーンなどは基本的にはやりつくされた感がある。一方でVR・ARなどはまだまだ余地がある。そこに注力して突き詰めていくと良いのでは。親御さんに聞かれたくないアドバイスだが、他のことを多少犠牲にするぐらい突き詰めると結果的には良い将来にも繋がると思う。
回答3-2: アートとITはつながりポイントが多々あるが、プログラミングのできる映像屋はあまりいないので、ぜひプログラミングも頑張って欲しい。

論点4: 地域おこしに興味があるが、どう思うか?
回答4-1: 「地域活性化」を掲げつつ、それに関わってる人らの目指すゴールの違いが大きいことがよくある。子供らが今回のようなイベントに参加してることが目標なのか、観光客らを呼び込むことが目標なのか、地域住民を対象とするのか、、、。皆地元のことが好きだということでは共通しているが、目標が違うことことがあることに注意。
回答4-2: 沖縄市グッジョブ連携協議会では子供も一緒になってやることを意識している。この活動では「互いに本音で話しあう」ようにしており、大人も大人の悪い点を指摘されて直しながら進めているが、互いに成長しながら歩み続けることで活性に繋がるのでは。
回答4-3: 正直な話、中学生の頃までは地元のことはどうでも良かったのだけど、高校生になってから何も知らなかったことに気づいた。首里城みたいな意味での観光地としては魅力があまりないかもしれないが、魅力的な人はいっぱいいる。そういう人材に注目したアプローチはどうか。

あまりにも遅いのでIME変更

金曜日, 1月 22nd, 2016

OSアップデートしてから10日ほど使ってみてますが、デフォルトIMEに慣れることもなく、Google IMEに乗り換えることにしました。デフォルトIMEの変換バカだし、あまりにも遅いしでイライラ度MAX。加えてオリジナルの辞書登録できないっぽい??(パッと見でやり方が見つけられなかった)。沖縄辞書登録してたのだけど使えないって痛すぎる。更に、毎回じゃないですが入力して確定するまでに数秒かかることがあるってIMEとして致命的だって。いや、それほど文章書かない人や、タイプが遅い人ならそうでもないのか?

とまぁ、デフォルトIMEにはもう我慢ならないということでGoogle IMEに乗り換えました。Google IME出初めの頃にも一度使ってみたのですが、その頃は何かの理由でことえりに戻ったんだよな。でも、今試して見る限りでは問題ない気がする。

修論校正指導始め

木曜日, 1月 21st, 2016

赤ペン先生ですね。火曜日頃からチェックし始めてます。とりあえず手元に届いた分は終わったか。初版だけあって指摘事項がだいぶ多いですが、例年通りではあるか。修論だと大抵は大幅な修正が2回は入ることが多く、それの修正確認まで含めて3週間はかかるか。その間にそろそろ書き始めないとまずいよという卒論のチェックに、実験2のレポート採点というのが例年の年度末フルコースメニューです。あ、これに3月の学会発表もあるか。ま、そんなものです。


今度の土曜日にスタートアップチャンプルーなるイベントがあるんですが、誰か行く人いますか? 長田からバス一本で行けることが分かったのでバスで行ってもいいんですが、誰か行く人いるなら乗っけてってもらえると嬉しいです。昼飯ぐらいならおごりますよ〜。

ライカム始め

火曜日, 1月 19th, 2016

先月だったか姜先生’sと食事に来たのが初めてでだいぶ遅い流行無視な人なんですが、その時の平日閑散具合がなかなか良くて(ぉぃ)、平日休み取った時に来てみようと。それを昨日やってきたのですが、案の定居心地いいです。


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仕事しやすいかはさておき、あちこちに椅子あるし、そうでなくてもフードコートだと机付きでスペース空きまくってるし。琉大北口からだと高速バス停が目の前で、一般道と違ってバス定時運行だし、高速代込みでも片道15分400円だしでアクセスもGood。混雑してる新都心まで30分強かけて行くのが馬鹿らしくなります。

たまにハンモックが欲しいとつぶやくbotになる人なんですが、ここにはハンモックのあるカフェもあるのね。上からぶら下げるやつも悪くないな。ただ頭の部分までカゴになってるのがやや勿体無い。普通のハンモックに移動しようかとも思ったのだけど屋外メインだったので諦めました。割と冷えてた日だし。

試験監督ロボ

日曜日, 1月 17th, 2016

東ロボくんじゃなくてセンター試験の監督&運営側をシステマチックにするプロジェクトが必要なんじゃなかろうか。

というぐらいにはセンター試験業務(主に精神的に)疲れます。。

目的のためには手段を選ぼう(昔話)

金曜日, 1月 15th, 2016

私が学部生だった頃(1994〜1997)は、まだPC(文字通りのパーソナルなコンピュータ)というものの広まり始めという状況で、今みたいに「入学時にノートPC買って」とかしてる時代ではありませんでした。プログラミングの授業とかコンピュータを使う時間帯は「保管庫に閉まってある学科共通のノートPCを取り出して設置して使う」というのを毎回やってて。どのPC使うかは決められてたけど個人のものじゃない(複数学年で共有)ので、個人データはFDに保存するのがデフォルト。それでもソースコードとかのテキストファイルばかりなら1MBはとても広大だったのだよ。非テキスト扱うようになってすぐにイライラするようにもなったけど。

その共通のノートPCはどちらかというと「端末」としての用途で、コンパイラは学科サーバ(ワークステーション)側にあって、telnet(暗号化されてないsshと思えば間違いない)接続してそこでコンパイル&実行するという使い方。ここの資料でいうところのp.2「UNIXワークステーション」あたりの時期ですね。比較的高速なワークステーションを複数人でタイムシェアリングして使ってる状態。

ちなみにその頃初めて購入したPCはMacintosh LC630で、33MHz, 16MB(メモリ), 250MB(HDD)だったかな。Xcodeの前身とでもいうかCodeWarriorを借りて試してみたら「Hello World出力するだけのCプログラム」をコンパイルするのに1分、実行するのに1分という恐ろしい時代でした。共有利用してる学科のワークステーションでも数秒で済むのに、PCだと1分。それだけしか試さなかったのだけど、今思えばライブラリのロードやらに時間かかってるだけだろうから数百行ぐらいのコードでも同程度の時間で済んだんだろうにね。その頃はそういうことにも考えが及ばず、レポート作成マシンになりました。

ということもあって、もっぱらプログラミングやらする際には学科か総報センターのPCルーム(だと思い込んでいた部屋)を利用することに。実際にはPCルームではなく「端末室」が正しくって、目の前にあるPCっぽいものはあくまでもワークステーションを利用するための最小限の機能しか揃ってなくて、CPUやらメモリやらは全てワークステーション側のリソースを使ってるような端末がズラーッと並んでて。

私「よし、今日はいっぱい端末空いてるな!」

とばかりに5,6台端末同時にログインしてニューラルネットなシミュレーションを端末ごとに5,6個回し始めたわけですよ。

私「スゲー!コマンドに&付ければバックグラウンドで処理してくれるんだ!」

と覚えたてのスキルの試したさと、一つずつのシミュレーション終了を待って実行することのだるさ(スクリプト組むまでは知識がなかったらしい)とで、端末ごとに複数ジョブ投下したわけですよ。自分では1台あたり5,6個のジョブを同時に実行させてるだけのつもりなんですが、実際には1,2台のワークステーションで全て動いてて。その数分後には。

隣のサーバ室からやってきた管理者さん「急に重くなったんだけど何かやってる?」

と質問に来たので状況説明して。それで済めば話は早かったんですが、ジョブを殺そうにもログインできないぐらいにリソースが使われてたたり、ログインしてた端末からも操作受け付けない(実際には強制終了操作は入力されてたと思われるが、その処理にリソースが割り振られる様子が見られない)という状況になってて。結局 fg + Ctrl-C で終了するまでにかなり時間がかかったんだったか、ワークステーション自体を強制終了して再起動したんだったか、そんな感じの事態になってました。

うん、すまんかった。

という話を書いたのは、今回実験2でだしてる課題のシミュレーションを学科サーバでやったという学生がいたらしく、注意してなくてごめんなさい。

という話でした。ちゃんちゃん。

初桜

木曜日, 1月 14th, 2016

ここ数日そこそこ冷えてきたからそろそろかな?と北口〜北食間の道沿いチェック。3日目?ぐらいで咲き始めを発見。この調子だとセンター試験頃には1分咲きぐらいにはなるんじゃなかろうか。それにしても草花接写とかしようとするとちゃんとしたカメラ欲しくなる。誰か良さそうなの教えてください。

プログラミング1あたりで参考になりそうなものがないかなと「コンピュータを使わない情報教育アンプラグドコンピュータサイエンス」なる本をゲットしてみたのだけど、その後Twitter経由でPDF版もあるどころか無料配布してたりするという情報が。豪気な。。

研究はストーリーを大事に

水曜日, 1月 13th, 2016

卒論&修論シーズンになると毎年言ってることですが「ストーリーのない論文」ほどつまらないものはないです。別の言い方をすると「ストーリーがないテーマにどんな意味・意義があるのか理解できない」です。如何にそのテーマが面白いのか、語ってください。単に小説(物語文)のように書けば良いというものではありません。タイトルから推測される目的・目標がズレないように関連研究を示しつつ何が新しい点なのかを示しつつ、その重要性を訴え、それを実現するためにどのような手段をとったのか、その結果わかったことは何か、実現できなかったことは何か、構造立てて論理的に語ってください。

とか色々参考になるページはあります。もちろん書籍も含めて。日本語表現法入門で教科書指定されてると思われる「理科系の作文技術」も大いに参考になるでしょう。


そろそろ卒論書き始めないとまずいよね?ということで今日の週ゼミは章立て&ストーリーに関する話をしてました。体調不良になりやすい時期でもあるので、動けるうちに稼いでおこう〜。

作業をパブリックビューイングで解説してもらう

火曜日, 1月 12th, 2016

データマイニンング班も残り数週間ということでそろそろ追い込み(成果物仕上げ)を見据えて残作業をやり終える時期になりました。新しい情報は成果物仕上げに関する補足説明ぐらいで、それもメールで送って終わり。進捗と今日のToDoを確認した後は、グループごとに「説明しながら作業してもらう」ことで相談しながら進めたり、気になることに突っ込んだり、コード・レビューしたり。これを1回あたり一人30分程度。全部で4グループ*3人いるので毎週4人ずつやれば3週間で全員一回は見れることになるな。

あ、一度言ってみたい指導「廊下に立ってなさい!」を達成しました。祝。


スタートアップチャンプルーなるイベントがあるらしい。話の発端としてはデザインスクールでお世話になった沖縄市の方と何度か「新設する市立図書館」に絡んだ話でお会いしてるのですが、その一部の話としてスタートアップカフェのような拠点を設けたいという話があって。単に創業に興味ある人だけじゃなく裾野開拓しながらいろんな人をマッチングする場にもしたいということで、(例えば教育なりで)大学としても何か連携取れないかという話が。それに関わってる民間企業の方が、今回こういうイベントありますよということで話が届きました。何がどうなるかはわかりませんが、都合が合えば参加したい。


数日前からOS 10.11にアップグレードして使ってますが、標準IMEのライブ変換は重くなりがちな上に変な変換が多くて泣ける。前のことえりの方がよかった気もする。。変換の仕方の問題ではあるのだけど、ことえりに慣れてた(長文変換せずに短く変換する癖ついてる)のがネックか。少しはこのライブ変換にも慣れてきたけど、重くなりがち&ちょくちょくある変換ミスが痛い。

(環境構築メモ) Mac OS X 10.11.x + Freemind + brew + gnuplot + Python 3.5.1 + virtualenv + scikit-learn + matplotlib + pandas + mecab + mecab-python

月曜日, 1月 11th, 2016

10.9からOS更新をサボっていたのですが、来年度から新入生相手にプログラミング教えることもあってなるべく同じ環境にしてた方がつまづくポイントを押さえておきやすいよねということで、バックアップ取ってから環境構築中です。昔はOS更新時にどのデータを移行するか選択できたのだけど、今はできないのね。細かいことを気にしないのであれば、ほぼOSアップデートするだけで済みました。

以下は比較的良く使うツール群(表題に列挙)を使えるようにするまでの道のりです。(学科専用のie-pedia的なものがあると嬉しいのかなと思いつつ、ブログにメモを残しておこう。


Freemind

これ使えないと泣けるぐらいには必須アプリ。もともとインストールしてあったのは0.9.0なんですが、起動しようとするとJRE1.6入れろと怒られます。アプリ自体を更新したら良いかと思って最新版1.1.0をインストールしてみるものの状況変わらず。1.6 or laterって書いてるのにー。仕方ないのでJRE1.6入れてみると、今度は1.1.0起動できず。0.9.0は起動できるようになったのでひとまずこれで済ますことに。


Xcode + Command Line Tools

  • Xcodeはインストール後に起動して「Xcode and iOS SDK License Agreement」にAgree。
  • その後、ターミナルから「xcode-select –install」で Command Line Toolsのインストール。

Homebrew

  • デフォルトの/usr/local以下を使うのは気持ちが悪いのでインストール先を /opt/homebrewに変更。ちなみに MacPorts の名残りで /opt/local も残ってたのだけど、これは消して置くのが正解でした。
sudo mkdir /opt/homebrew
cd /opt
sudo chown ${USER}:staff homebrew
curl -L https://github.com/Homebrew/homebrew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C homebrew
brew update
brew upgrade
  • インストール後、PATHに/opt/homebrew/binを追加。

  • Gnuplot + AquaTerm + XQuartz

    brew install homebrew/dupes/libiconv
    brew link libiconv -force
    brew install gnuplot --with-aquaterm --with-x11
    

    Python 3.5 + virtualenv

    • 数ヶ月前に3.5を試した限りではトラブルが多かったけど、先月出てた3.5.1は大丈夫そう。ということで、本家サイトから最新版3.5.1をダウンロードしてインストール。
    • 標準のパッケージ管理ディレクトリにあれこれ追加インストールするのは使い勝手がよろしくないので virtualenv で環境作ってそこで作業。以下は実際には試していません(以前作業したものがそのまま使えた)。
    # virtualenv, virtualenvwrapperのインストール
    sudo pip install virtualenv
    sudo pip install virtualenvwrapper
    
    # virtualenv の設定
    # ~/.zshrc に以下の設定を追加。
    # 下記if文で指定した WORKON_HOME に仮想環境が構築される。
    # 不要になったらここを削除しよう。
    if [ -f /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh ]; then
        export WORKON_HOME=$HOME/.virtualenvs
        source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh
    fi
    
  • Python 3.5.1用の環境構築。ここではpy35という名前をつけています。正しく動くなら、買いコマンド実行後にプロンプトに (py35) が追加されるはず。
  • mkvirtualenv --python=/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.5/bin/python3.5 py35
    

    scikit learn, matplotlib, pandasのインストール

    • インストールそのものはすぐ終わり。py35の環境で下記を実行するだけ。
    pip install -U numpy scipy matplotlib scikit-learn
    pip install pandas
    
  • ただしこのままではmatplotlibがうまく起動せず。~/.matplotlib/matplotlibrcに下記を設定すると良いらしい。
  • backend : TkAgg
    
  • ここまでにインストールしたパッケージのバージョン(pip freezeの結果)。
  • cycler==0.9.0
    matplotlib==1.5.1
    numpy==1.10.4
    pandas==0.17.1
    pyparsing==2.0.7
    python-dateutil==2.4.2
    pytz==2015.7
    scikit-learn==0.17
    scipy==0.16.1
    six==1.10.0
    wheel==0.24.0
    

    mecab + unidic + mecab-pythonのインストール

    brew install mecab
    brew install mecab-unidic
    
  • unidicを参照するように、/opt/homebrew/etc/mecabrc を以下のように編集。
  • dicdir = /opt/homebrew/lib/mecab/dic/unidic
    
  • mecabが/usr/local/etc/mecabrcを参照しちゃうので、そこにリンクを貼っておく。
  • ln -s /opt/homebrew/etc/mecabrc /usr/local/etc/mecabrc
    
  • mecab-python-0.996.tar.gzをダウンロードして、下記の通りsetup.pyを修正。
  • # 元の記述
    def cmd2(str):
        return string.split (cmd1(str))
    # 変更後
    def cmd2(str):
        return cmd1(str).split()
    
  • 下記の手順でmecab-pythonをインストール。
  • export CFLAGS=-Qunused-arguments
    export CPPFLAGS=-Qunused-arguments
    python setup.py build
    sudo python setup.py install
    

    注意点して、brew版mecabには-Ochasen出力オプションが無いらしい。このため、例えばここのコード例にあるように「mecab = MeCab.Tagger(‘-Ochasen’)」するとRuntimeErrorになります。-Ochasenを諦めて、「mecab = MeCab.Tagger()」として標準出力にした上で、ステミング時にはfs[6]参照してたところをfs[7]にすると良さそうです。少なくとも上記ページのコードはこれで動きました。