Archive for the ‘日記’ Category

macOS Sierraに入れ替え

月曜日, 3月 6th, 2017

授業期間は避けたいということで延び延びにしてたMBPのOSアップデートをポチりました。一つ二つ古すぎるアプリが動かなくなったらしくアプリケーションフォルダから退避させられたのと、Xcodeの認証通したのと、いつの間にか古いFreemind使ってたらしいのを最新に入れ直したぐらい? あ、CUDAのdriverとFortiClient入れ直したか。homebrewはupdate&upgrade中。前回とは違って大きな違いはないっぽい。

SIriで音声入力?しません。
ユニバーサルクリップボード?たまに「メモ」とかで連携してみてるけど、それで事足りることが殆どかな。
AppleWatch?持ってません。
デスクトップと書類フォルダをiCouldに同期?不要だな。
Apple Pay?MBPで使う必要性が良くわからないな。
写真はGoogleさんに任せてるし。
メッセージって何それ美味しいの。
タブ、、ウィンドウで良いってば。
ピクチャ・イン・ピクチャとやらはいまいち意味がわからない。
ということで最新OSで謳われてる機能そのものには美味しいところが見当たらず。

メールアプリの挙動が変だな。迷惑メール判定が刷新されたのはともかく、一度迷惑判定されたのを解除(=迷惑フォルダから受診トレイに移動)しても解除しきれてないように見える。起動含めて反応速度が上がった気がするのはたまたまなのか、インデキシングが工夫されたのかしら。工夫されたにしては再インデキシングの時間が無かったような気がするのでアプリ本体側の改善かしら。

プログラミング2の採点が終了

木曜日, 3月 2nd, 2017

先日書いたように最終課題は自由課題でした。その自由課題を含めて全体の採点が終わり、個々のコメントも付け終えたのですが、それだけで終わると学生にも私にも勿体無いなということで「最終課題を終えた総論」をまとめてみました。

[ レポート7総論 ]

アドバイスを「Gradle, ユニットテスト, 実装, ドキュメント」の4種に分けてみました。ここに書いてることを一通り対応できるなら、余裕で100点満点あげちゃいます。2年次〜3年次の頃には「実装の発展的話題 case 4(hard coding)、case 6(実装とコンテンツの混在)」をどうにかできて、卒業までには case 5 の線引みたいなところまでやれると良いのかな。

ただしこれは一つの目安に過ぎなくて、例えば今時なら「webサービスとも連携するモバイルアプリ」ぐらいは作ってみて欲しい気もするし、「組み込みデバイス上で動作するアプリ」、「機械学習などの大規模計算」とかいろんな行き先があることを踏まえたコアとしての授業が[ プログラミング1 | プログラミング2 ]です。1年間通して達成目標を達成できるようになってるかは一つの基準ですが、「その先へ活用するためのコア」という意味で来年以降の活躍にも期待しています(ニッコリ)。

プログラミング2の自由課題(GitHubリポジトリ一覧)

水曜日, 3月 1st, 2017

1年次のプログラミング最終課題は、Gradle, JUnitとかいくつか条件つけた上での自由課題にしてみました。蓋を開けてみるとGradle/JUnit対応できてないプロジェクトが多かったり、そもそもコンパイル通らないのもあったりしますが、中にはかなり頑張って作り込んでるものも。インタラクティブなアプリでうまいこと例外処理して落ちにくくなってたり、jarファイルに外部ファイル含めるところまでやってるのもあったり。全体としては予想してたよりは良いかな。

個別の評価は後でどこかに書くとして、ここではリポジトリ一覧を列挙しておきます。レポートもpushさせて置けば良かったか。実装前にどう課題設定して、行程をどう見積もったかとか書いてるレポートもあったりします。イイネ!

3目並べ(oxゲーム) https://github.com/e165732/FinalReport.git
AI にゲームをさせてみる https://github.com/M-82s7503/Report7-player_AI-.git
BLACK JACK https://github.com/e165702/report7.git
GUIじゃんけん https://github.com/hsrmy/report7.git
RPG https://github.com/Koo0/Report7_RPG.git
RPG ツクーレール https://github.com/riono210/Report7.git
RPGコードの解読 https://github.com/bouch18/GameMake_repo7.git
SUUJIATE https://github.com/mmasker/Report7.git
codebreakergame https://github.com/165734/Report_7.git
oxゲーム https://github.com/ta-yo/report7.git
囲碁 https://github.com/RyumaRyama/Go_game.git
簡易RPG https://github.com/e165706/report7.git
オセロ https://github.com/Tatsuki-Ishigaki/Report7_0.git
オセロ https://github.com/e165739/Report7_Final_Ohello.git
ポーカー https://github.com/HiRoKiiii/Poker_.git
ポーカー https://github.com/Tomosuuu/report7.git
三山崩し https://github.com/chikito84/Report7.git
五目並べ https://github.com/yosuke1212/report7.git
レストラン https://github.com/YAkitaka/report7.git
カレンダー https://github.com/e165736/report7.git
スイカ割り https://github.com/e165750/Report7.git
簡易オセロ https://github.com/e165752/report7_Othello.git
連打ゲーム https://github.com/moneru/Report7.git
ロボコード https://github.com/naga55/Report7.git
行列ゲーム https://github.com/phuongchul/Report7.git
ロボコード https://github.com/ponyonyon/report7.git
ルーレット https://github.com/shrink64/report7.git
ポケベル入力 https://github.com/CyberKerug/Report7.git
数当てゲーム https://github.com/Eljefemasao/Report7.git
ヒープソート https://github.com/RYOTAMA/report7.git
英単語アプリ https://github.com/e165719/report7.git
目覚まし時計 https://github.com/e165747/Report7.git
ブロック崩し https://github.com/jo-gen-plus/Report7.git
ブロック崩し https://github.com/kodye/report7.git
スロットマシン https://github.com/TsukushiUechi/Report7.git
ヌメロンゲーム https://github.com/e165703/report7.git
ウィンドウ出力 https://github.com/e165749/report7.git
簡略化ポーカー https://github.com/e165760/report7.git
スロットマシン https://github.com/haraotsu/report7.git
反射神経テスト https://github.com/seloli/report7.git
ブラックジャック https://github.com/Kumaharu/report7.git
ブラックジャック https://github.com/Sawanari/re7.git
簡易チンチロリン https://github.com/e165713/Chinchiro.git
非対戦式ポーカー https://github.com/kuroneko1997/Poker.git
ブラックジャック https://github.com/ta-ryo/Final-repo-to.git
ポイント制すごろく https://github.com/Shota13/Report7.git
迷路を作り動かそう https://github.com/e165704G/report7.git
簡単な戦闘システム https://github.com/e165758/report7.git
誰でもできる文字入力 https://github.com/East6/report7.git
スライディングパズル https://github.com/tomo-lav/Sliding-Puzzle.git
スライムがぐるぐるするだけ https://github.com/mani0313/report7.2.git
ハートオブクラウンにおけるランダマイザ https://github.com/e165725/report7.git
個人用電子計算機のためのピアノ協奏曲第1番”蠍火” https://github.com/Fukuzawa3man/Music.git

実験2担当分の採点が終了

月曜日, 2月 27th, 2017

実験2の私が担当している週では少し手間がかかる形になっていて、
 ・実験をグループ単位で行う。
 ・レポートもグループ単位で書かせる。
 ・後日口頭試問を実施して理解度をチェックする。
という流れになってます。

今年度は実施した時期自体が遅く、
例年: 12月末実施、1月上旬レポート〆切、中旬〜2月上旬に口頭試問。
今年: 1月末実施、2月上旬レポート〆切、中旬〜下旬に口頭試問。
というスケジュールになってました。やってみてから気づいたんですが、2月に入ると卒論・修論でこっちもタスクマシマシ状態で、学生も教員もアップアップ状態だったな(遠い目)。

口頭試問を終えないと点数最終確定できないということもあり、実験世話人の赤嶺先生への報告もずるずる延びちゃっててごめんなさい状態。それがやっとこさ終わって、昼頃に学生向け最終スコアと良レポート開示通知しつつ、採点結果の報告を終了。

今年は点数高めです。甘めに付けたのではなくて、学生の結果ですね。

P.S.
Twitterアカウントのscreen_nameに「温泉旅行」と書いてますが、これは【行きたいのに行けてない。そろそろ温泉旅行行かないと死んじゃう。】という意思表示です。そろそろ。そろそろ。

これは異なる世界線の話

木曜日, 2月 23rd, 2017

「研究室毎に指定されたテーブルへお集まり下さい」
「皆さんにお配りしたカードを並べて下さい。これが皆さん方の手札です」
「これからお配りする1枚の用紙を御覧ください。これがご自身の研究室を含む、全研究室の手札です。そう。全ての持ち札は全員が把握している完全情報ゲームになります。これを踏まえて研究室毎に戦略を立てて頂きます」
「まずルールを説明いたします。シンプルですが一度しか説明しませんのでご注意下さい」
「勝ち抜けた研究室から食事を頂くことが可能です」

(カードゲームやらテーブルトークやら楽しんでるならその場ですぐ楽しめるゲームでも仕込もうぜ)

一番盛り上がった所はルートビア

木曜日, 2月 23rd, 2017

こんな感じで謝恩会を開いていただきました。ありがとうございます。

年次指導として担当した学年はこれで2度目です。【「君の目指す丘は何だ?」と4年間問い続ける】プロジェクトを実行してみた学年でもあります。意味が伝わってるかはともかく「言い続けた言葉が一つある。それは何だ?」に対してすぐに「丘」と返してくれるぐらいには記憶に残ってるらしい。そのかいあってかそれなりにストレートで卒業できそうな人数も、進学人数も多い気がします。体感での話ですが。

まだ卒業できるかわからないですが、卒業してもしなくてもまずは4年間お疲れ様でした。これで一区切りですが良くも悪くも一区切りでしかないです。長い人生、一緒に楽しんでいきましょう。

P.S.
酒は飲んでも飲まれるな。ヨロシク。

現場には関わってる人の数だけ思い(想い)がある

水曜日, 2月 22nd, 2017

シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話というのを昼頃に見かけて、昼食休み時間だけでも足りないボリュームでしたが面白くて最後まで読んじゃいました。

「誰にも悪気はなかった」というのは、ステークホルダー各々が同じ問題を抱えてるように見えても、それをどう認知しているか、どう解決しようとしているかは千差万別だという話です。この視点はデザインスクールでフィールドワークを重視している理由の一つでもあります。所謂「工学部における学問」ではモデルとして抽象化し、それをどう解決するかを考えることに重きが強いことが少なくないですが、モデル化することで削ぎ落ちた部分が重要でないかどうかは「立ち位置」によって変わります。直面してる問題の解決をしているつもりであってもそのことを忘れがち。全ての想いに応えることはできないかもしれませんが、問題の背景を掘り出し、どんな人達がどのように関わってるかを見聞きすることで初めて見えてくるモノが「実社会」にはあります。

そういうことについて話し合うことがデザインスクール内でやるワークショップですが、一方でそれだけだと「話してるだけ」にすぎなくって。これに対するザッカーバーグというかFacebook社訓として紹介されてる「DONE IS BETTER THAN PERFECT」で、完璧を目指すのではなく、まず実際に手足を動かして終わらせろと。終わらせてその結果を検証して次に活かせと。いわゆる「成功者」であってもその裏には大量の失敗があるわけで。「愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む。」といった格言もあったりしますが、いずれにしてもやらないよりはやった方がいいし、やったからにはその結果を次に活かすことを考えよう。「それともお前 何十年も修行して達人にでもなるのを待ってから戦場に出るつもりか?気の投げぇ話だな」というコメントもあることだし。

修士の最終発表が終了

月曜日, 2月 20th, 2017

こんな感じのプログラムで午前2セッション、午後1セッションの合計3つのセッションで終了。各セッションは「口頭発表(ライトニングトーク)+ポスターセッション」ですが、今回は午前2つ分のLTをまとめたのでLTだけで1時間というやや長めの時間に。今年は例年より留学生多め?。あと、後輩の学生さん参加が少なかったかな。これは悲しい。とても悲しい。。比較的近い将来の目指して欲しい姿という点でもそうだし、普段見聞きしない話に触れるという点でもそうだし、機会を活かして欲しい。ポスターセッションだと話しやすい雰囲気でもあるだけに、勿体無いなと思います。

基本的には予備審査の時点で集中審議(主査1名+副査2名と1時間議論)してるので、予備審査担当した学生についてはそこでの指摘にどこまで対応してるかを見るぐらいです。ブラッシュアップ期待するならもっと早い時期に予備審査したほうが良いんじゃないかと思うのだけど、学部規程の「2/10〆切」を変更しづらいらしく、学生側も締め切りギリギリまで出さない(出せない)ことが多いので結果として「予備審査終わってから数日〜1週間でブラッシュアップする」みたいな形になってることが多くて。泣く泣く貫徹に近い形で死んでる学生がいることもありますが、その反対に例外もいて、1月半ばには予備審査終えてる(最終審査に余裕を持って準備する)ケースもありますが本当に稀ですね。

卒業&修了予定者へのインタビュー

金曜日, 2月 17th, 2017

「学生からの率直な意見を聞いてみよう」という趣旨で実施しているインタビューが終わりました。4年間のカリキュラムや大学全体の話でも良いし、研究室固有の話でも良いし、思うところをざっくばらんに聞きたいということでの実施です。いろんなやり方があると思いますが、情報工学科では「研究室指導教員を除いて2,3名で話を聞く」という体制でやってます。全卒業&修了予定者にやってるので7並列ぐらいでやってますが、毎年面白い話があれこれ聞こえてきます。

例年共通してる話題は「2年後期のOS+モデリング+実験のブッキングはキツイ。けど一度こなした後振り返るとやって良かった気もする」という山場話。3年次前期は比較的時間に余裕あるのでそっちに少し分散できると嬉しいかも、という話も。

研究指導のやり方はどうしても属人性の高い部分があるのですが、話し聞く限りでは「大目的に対してサブ目標立てて少しずつ積み重ねることの大変さと大切さを、後になって気づいた」と振り返ってくれる学生も少なくない感じ。イイネ。直接的な研究話題としては論文読みが減りすぎてないかという話題もあったらしい。一方で、自由度の高さが良くも悪くも自身のコントロール(計画的な側面だけでなく、健康・メンタル面も)に失敗しがちな状況に対するケアが必要かなとも感じました。

研究室配属されると見えにくくなるので、何かしらテコ入れしたいよね。今年度初めてやってみたワークショップはどちらかというとその意味合いでの実施でした。いくらかは「他研究室の先輩とのやり取り」が増えてるようで、嬉しいです。

自習室はその環に加われる人にとってはとても良いけど、そこに入り込めない人にとっては辛いらしい。今は新棟スペースもあるのでかなり緩和されてると想像するけど、現状でそこらへん(教え合いを含めて自習する環境)に不満を感じてる学生っているのだろうか。いるとしたらどんなところに不満感じてるのか聞いてみたい。

「英語の授業」ではなく、「英語でやる授業」を増やしてはどうかという提案も。プログラミング1は今年度から英語教科書使わせてたりしますが、課題文を英語で書くとか、レポートのサマリぐらいを英語で書けとか、少しずつ英語を使う機会を増やしてみようかな。そうでなくてもAPIドキュメントとかで英語読まざるをえない状況増えてるのですが、読まないやつは読まないのは悲しいけども、指定することで頑張る学生は取り組んでくれるし。実際かなり教科書読み込んでる学生もいることはいるのだよな。

平成28年度卒業研究最終発表会が終了

木曜日, 2月 16th, 2017

気温的にも過ごしやすく、風も殆どないとても良い天候の中、1年間の集大成であるはずの卒業研究最終発表会が終了しました。朝から晩まで調整して座長担当してくれた院生の皆さんありがとうございました!今度ご飯でも食べに行きましょう。

複雑研メンバは先日沖縄高専との発表会をしただけあって、それなりに整った発表になっていた気がします。気になる所はあれこれありますが、やればやるほど「その次」を目指したくなるものだということで、一つの節目としては十分だったんじゃないかと。

本当は、中間かどこかのタイミングでコアタイム1時間ぐらい設定するポスター発表するとか、討論重視するタイミングがあると良さそうに思うけど難しいのかなぁ。一方で、今年度は後期開始前の時期に院生によるB4向けワークショップというのを開催してて、「ワークショップでコメントしたはずだけど、ooのことはどうなった?」という質問が先輩から出てたことにとても満足してます。研究室内外含めて、お互いにそういう話がやれる環境にするというのが個人的に目指している姿だったりするので。

P.S.
琉大コミュニティキャンパス(RCC)事業成果報告会にてデザインスクールの報告をしてきました。以前共同研究でお世話になった方や、久しぶりに(私じゃない)當間先生に会ったり。デザインスクールの広告のつもりで参加したつもりが、割りと似ている部分が多いプロジェクトを法文でもやってることに気づいたり、事前に何も聞いていなかったのだけど実は割りとがちな外部評価をしてるっぽいことに気づいたり(真面目に準備しておいてよかった)。色んな出会いが得られた一日でした。