Archive for the ‘日記’ Category

参考文献(関連事例)は調べて並べて終わり、では片手落ち

火曜日, 9月 8th, 2015

(システム移行中に書いた記事の再掲。そろそろ安定してるのかな〜)


卒業論文だけではなく酷いケースだと修士論文でも目の当たりにする事がある話。関連事例を「こんなのがあります。こういうのもあります。」のように列挙するだけして、自身の研究テーマと全く紐付けが為されていない論文が稀によくあります。もっと酷い場合には自身の話すら脈絡ない話がいくつか並んでて全くストーリーが分からないものもあったりしますが、今回は「関連事例」の話です。

何かしら初めて研究をやるといった「これまでやったことがないことについて事例調査する」という場合には、どこから足を踏み出せば良いのか自体に迷ってしまうこともあるでしょう。このあたりの話は振り返りサマリ(地図)制作のススメにも「自分なりの地図」を作ろうという視点で書いたつもりですが、ちょっと言葉足らずか。ということで別の言葉で補足をしてみることに。

一般的には「論文(文献)」にはその著者の目指している未来があり、そこへ導くためのストーリーが描かれているはずです。もし、その論文を読んでも未来像(目標)が想像できないのなら、それは何も論じていないに等しいです。論文とは、学問の研究成果などのあるテーマについて論理的な手法で書き記した文章なはずですから。ということで、論文にはストーリーがあります。ただの物語と違うのは、原則として事実に基づいて論じているという点です。

論文にはストーリーがあるならば、それらを構成する要素があれこれあるはずです。物語なら時代背景・場所・人物・組織・小道具・演出などなど多種多様な要素を挙げることができますが、論文でも当然何かしら「要素」があります。抽象的に大別すると「問題・仮説・結果・考察」とかになりますが、各々を構成する要素がまたあるわけで、具体化するレベルに応じて様々な要素が関連し合いながら存在しているはずです。

ストーリーを要素群やそれらの関係性に分解できたならば、それらを鳥の眼や虫の眼で眺めてみよう。もしくは要素や関係性を別のものに入れ替えてみたらどうなるか、妄想してみよう。完全にゼロから生み出される新規なアイデアなんてありません。折角読むのだから、そこから発想を広げて新しいストーリーを構築できないか想像を膨らませてみよう。たかだか一つ二つの思いつきでうまくいくとは限りません。(うまくいく人は余程の天才か、運の良かった人)。

抽象的すぎて良く分からないよ!というなら、例えば次のようなことを考えてみよう。あくまでも例で、他にもいろいろ考える余地はあるでしょう。そうやって視点を広げて考えるという癖をつけておくと、ある時想像もしてなかった事柄が繋がって面白いアイデアに昇華できる。かもしれません。

・その一部を拡張することでシステムの目標達成力を改善・強化することはできるか。
・構成要素間は独立したパーツなのか従属したパーツなのか。
 ・独立しているならそれらを同時に扱うパーツを導入することで改善できないか。
 ・従属しているならその関係性を改善する方法は考えられないか。
・何かを作用するということは必ずデメリットもある。どのようなデメリットがあるか。
・メリット・デメリットを発展させるならどうなるか。
 ・メリットをより拡張することは可能か。
 ・デメリットを打ち消すもしくは和らげることは可能か。
 ・別手段で同等or同質のメリットを実現できないか。
・この事例を飛躍させるとどういう世界になるか。
 ・該当事例の出版年が古い場合、今の社会情勢でも外的要因を考慮すること無く対応できるシステムになっているか。
 ・もし塾考が必要な要因変化があるならばそれは何か。その要因をどうする(拡張する/縮小する)と良いか。
・その世界は望んでいる幸せな状況か。
・その世界においてどういうシステムがあると更に幸せになるか。

タイトルに戻ると、ただ読むだけではなくて目的に応じて可能性を上げるための一工夫を加えよう、という話ね。

ゼミxゼミ

水曜日, 9月 2nd, 2015

m_2015090212234355e6ea4f82098

沖縄高専との交流発表会が近づいてきたこともあってゼミ時間が増えてきています。今日は午前中に安波連さんとの個別ゼミ2時間。通常の週ゼミもあってそっちで伊藤くんと田口くんがそれぞれ1.5時間ずつぐらいだったらしい。研究指導が本業だと思うのでそっちに時間割ける分には問題無いです!

ということで割と良い意味で疲れた一日でした。

プログラミングというよりプログラミング的思考

月曜日, 8月 31st, 2015

サマリ:単に「手書き嫌い(終了)」という話。

先週まで教育組織改革アンケート調査なるものを実施してました。民間企業(主に沖縄県工業連合会経由で周知依頼してた模様)へもお願いして回ってたようですが、紙媒体で帰ってきたのは半ば無理矢理実施した分のみ。手書きだと回答する方も面倒だし、集計する方も勿論面倒。分かりきってることなのに手書きを実施して、その解読やら電子化やらの追加コストを押し付けられて。

別例では、とある正式文書の手書きを求められたり。一体全体誰が得するのだろう? 署名とか部分的に自署が必要なケースというのは理解できます。だけど自署+押印とか意味分からない。就職活動での応募書類の手書きに拘ってる人種もまだいるようですが、やっぱり理解できない。無駄に罫線やら様式やら決めたがる人って何なの? それを決めることで双方に余計なコストがかかってたら「仕事増やしてるだけ」だよね。「文書作成=Office系アプリ」という思考自体がおかしい、ということに気づいてない。沖縄県も「コールセンター」をITに分類してたりするし。IT立国凄いです(棒読み)。

一方で私自身の責任の範疇で「手書き」を要求してるケースはあります。主に用紙上で作業することに意味があるケースと、自己評価関連かな。前者は真っ当な理由があるから良いとして、自己評価の方はどちらかというと「明示的な記録には残したくない」と思ってやってることが多いかも。でも効率化(無駄の省略)は必要だよね、ということで中途半端になってるケースもあるな。これはこれでどうにかしないと。

orz~(ご飯を食べに行こうと誘いながら現地到着後に財布を忘れていることに気づいたときのエヌ氏)

木曜日, 8月 27th, 2015

タイトルは昨日のゼミメンバでの食事会での話ですが、数年に一度ぐらいの頻度でやらかしてますw

それはさておき、久しぶりに整骨院へ。歩き方に癖があって「左足首をなるべく固定する形で動こうとする」のに気づいてからなるべく意識的に足首を使うようにしてみてたのですが、その成果もあってかここ最近は左ふくらはぎが緊張しっぱなしということにはなってません。右と比べると疲れてるな、ぐらい。まだ左足の使い方がおかしいということでもあるけど、整骨院では初めてそこの指摘が無くなったので嬉しいです。

m_2015082703073355de7ef50d919

お昼に昨日食べ損なったモフモナに行くと本日もお休み。しくしく。どうやらランチは金曜日だけに変更したのかな? 代わりにpippiで食べて、銀行へ。定期の件で何度か「期限切れてますけどどうします?」と催促が何度も届いてたので。もう解約してただ口座に眠らしておくだけにしようかとも思うんだけど。お金の管理めんどくさいです。手数料取って良いから「(手続き含めて簡単にして)どうぞよしなに」でやらせてよー。

エイサーの声が聞こえてきたらウンケー(違)

水曜日, 8月 26th, 2015

m_2015082605030655dd488a21ee1 m_2015082605270255dd4e2612b73

今日から大学が3連休に入りますが、そんなの気にせず週ゼミです。研究というのは日々少しずつ取り組むものなので、夏休みというのがあるわけでもなく。というのも悲しいし、リフレッシュは必要だよねということでNAL研的には「2週間夏休み」を設定してます。大学夏休み期間中に沖縄高専との交流発表会があるので、それが終わるタイミングに設定することが多いかな。今年は「9/17〜30」が夏休みです。

ウンケー(お盆)と被ってることに気づいていなかったのですが、今日はゼミ時間を午前中に変更して、お茶会代わりにお昼ごはんを食べに行くことに。のつもりで行ったモフモナは水曜日ランチ休み(ティータイムから開店)で入れず。諦めてだいこんの花に突撃したけど、やっぱりここの野菜美味しい。あまり量を食べられなくなってるのを年々痛感するな。しくしく。

お盆で故人を迎える〜送る一連のイベントそのものは「風習や文化」として理解できる部分はあるんですが、「皆で集まる」という点に納得行かない人です。わざわざ大々的に(旧暦でやってる沖縄は全国のタイミングとはズレるけど)クリティカルな混雑を生み出してどうするんだ、と。同じ意味で、ゴールデンウィークやシルバーウィークも馬鹿らしく感じる人です。ようは混雑やら人混みやらが嫌いという話なんですが。まだ文化としての側面があるお盆は置いとくとしても、GW/SWはそういうことするぐらいなら「有給完全消化させる義務(させなかったら組織にペナルティ)」付ける方が良いだろうにねぇ。

久しぶりの個人ゼミ

火曜日, 8月 25th, 2015

テスト期間、PD1,2合同発表会、入試2件、デザインスクール打ち合わせ、とあれこれイベント続きだった件が一段落し、実験1とPD2の成績も一部の保留を除いて報告終了しました。前期絡みのタスクはこれでほぼ終わりです。ヤッター。

隙間時間で袋小路に入り込んでる(ように見える)学生の個人ゼミやろうと思ってたのだけど、一人はPCトラブルで予定してた日にやれず、もう一人は台風のためやれずで今日やることに。というつもりが今日もタイミング悪くて会えず、Twitterで声かけして呼ぶことに。電話よりは気楽だけど、もう一人全く来てない学生は電話も取らないのが悩みの種。うーにゅ。

伊藤くんとの個人ゼミは約2時間ぐらいで少しは着地地点っぽいところが見えてきたかな。まだまだぼやけてるのでストーリー作り込みが必須ですが、一人で悩んでるだけよりは進んだんじゃないかと期待。

妙に「ゼミ=まとまってないと駄目」みたいに思われてる節があって、口頭だけでも伝わってないっぽいからと

この個別ゼミの趣旨は、研究テーマを決めるというよりは
現在考えているものについての整理を手伝ってみる(何らかの形で
テーマ例を設定してみる)というのが目的です。結果的にそれを
テーマとして選択しなくても構いません。どういう形に落とし込めるか
というのを一緒に考えてみる練習ぐらいに捉えて構いません。


進捗が無いとかは関係ありません。迷ってるなら迷ってるで出てくる題材について
話合うことはできますので、気にせず連絡ください。


という具合に補足メールを投げても見たのだけど、やっぱり敷居高いっぽい。ということでここ最近は時間取れたら研究室覗くようにしてます。それでたまたまブラッシング()してる人がいたりしたのですがw

P.S.
大学としては明日から3日間は夏期一斉休業(事務含めて休み)になります。大学運営費がっつり削られ続けて数年前から「給料削るために全体休みにする」みたいなノリで導入された気がする(違うかも)のだけど、いずれにせよ世間的な平日に事務含めて全て休みにされると困るので、部分的に休むぐらいにして欲しいなぁ。(一度これが原因で学会イベント開催に支障をきたす所だった)

たまには高いもの食べてる?

金曜日, 8月 21st, 2015

昨日の参鶏湯パーティ時の話題なんですが、個人的には1万円も払ったことない気がします。その時は遠藤先生・河野夫妻・白土先生・名嘉さんという構成だったのですが、ダントツで名嘉さんが一位だったという。どんな話かは突っついてみよう(ぉ)。

私自身はもしかしたら温泉旅館での懐石料理で1万ぐらいののやつを付けたことがあったかもだけど、1万は越えてないはず。まともに覚えてるのは7,8千円レベルのものかなぁ。という話をしてたら遠藤先生から「前沢でステーキ食べなかったっけ?」というツッコミが。あっ!あ、あれはっ、学生時代にごちそうしてもらえたので金額覚えてませんでしたw

IMGP0183 IMGP0184 IMGP0185 IMGP0187 IMGP0189 IMGP0190 IMGP0195

という話を昨晩してたこともあって、たまの奮発ついでに前から行こうと思ってまだ突撃したことの無いに行ってきました。頼んだのは通常メニューには無い「今日は極上モモ肉があります」「じゃ、それで!」をチョイス。それでもコースにドリンク付けて7千円弱。メインのお肉は十分おいしかったのだけど、ここまで値段出すかと言われたらちょっと微妙。いや、好みの問題なんだけどね。所謂霜降りが個人的にはあまり好きじゃないので(じゃ、頼むなという話ではあるのだけどそれを売りにしてるお店でオススメだったらもっと美味しく感じるのかなと思ったのですよ)。でも、全体的には満足度高かったので、また行くことはあるでしょう。次行くなら車エビかオーストラリア牛にするか。いや、ヒレは多少霜降りでも旨そうではあるな。値段に目をつむる勇気さえあれば。

お金を出すと美味しい物が食べられるというのは事実なんだけど、ランチ価格なら2k~3k、夜価格ならその倍も出せば十分美味しいのにありつけるのだよな。大抵は。

ちなみに、今の所「おいしいお肉を食べたい」という時にチョイスしているお店は、ハンタバール(Hanta Baru)か、カサノバ(Antica Trattoria Casanova)です。あ、焼き鳥も捨て難い。

デザインスクール打ち合わせからサムゲタンへ

木曜日, 8月 20th, 2015

m_2015082009110255d599a66bb80 m_2015082009151055d59a9e602ab m_2015082009192255d59b9aeb490 m_2015082009381455d5a006e21ef m_2015082009415955d5a0e79917f m_2015082009432355d5a13b390af

久しぶりにデザインスクールの打ち合わせ。
前回の打ち合わせから沖縄市との交渉が進んでて、市としても可能な限り協力したいという状況のようです。がちゆんさん凄い。ただあまりにも「凄いアウトプット」を期待されすぎてる感も強く、ちょっと怖い節も。お礼も兼ねてできるだけ琉大メンバも顔出ししたいということで、これからはこちらも動くことになりそうです。

webアンケートするはずの物が紙媒体でも無理やり実施されてて、その分の集計が回ってくるらしい。いや、それ勝手にやったのなら集計までやってよ。集計コスト取りたくないなら紙媒体やるなよ。

PD2の仮成績を算出して、山田先生チェック待ち。週明けにでも事務報告かな。

実験1の方はもうちょいかかりそうな雰囲気。でもこれも週明け(一斉休業前)には事務報告しないとまずいのだが。レポート出してないやつ早よ早よ!!

河野先生企画で沖国近くに出来たという韓国料理屋さん(名前失念)にて参鶏湯祭り。旨し。

帰宅してFAN2015の予稿最終チェック。〆切は明日だが明日は(私は)お休み〜。

工学部後援会

水曜日, 8月 19th, 2015

m_2015081903121855d3f4126a552 m_2015081905515255d41978e756f IMGP0006 IMGP0162

工学部後援会なる「後援会」の理事なんてのになってる(去年知らずになってた)ようなのですが、それ含めると今年度で2年目。去年あった関連イベントを通して目的が理解できたのであれこれサポートしやすくなってるかなという一方で、もっとうまくやれるはずという思いも。

後援会の学内理事的な一番の問題は「就職説明会への学生参加者集め」。うまく集まるときとそうでない時の落差が激しくて、折角足を運んでもらってる企業が多数いるにも関わらず「全体で10名ぐらいしか来なかった」とかなると涙目。で、これって求められていない(学生のニーズに合っていない)のでは、ということで去年あれこれ会議の場で発言してみたのだけど、あまり受け入れてもらえず。仕方ないかと思いつつ、懇親会の場を借りて雑談的にいくつかの事例を話してみたり。情報系だと就職活動ではなく、間接的に企業との接点がある勉強会の類いが比較的活発で企業という枠自体も取っ払って緩く繋がるのもありますよ、と。

工学部全体でもなく、琉大全体とか大学跨がったやり方とか含めて、今の時代「学生が求めているもの or 面白そうだと興味を持ってもらえるもの」をデザインしないと。

あれこれ

火曜日, 8月 18th, 2015

m_2015081803334955d2a79d16f9c

先月から薬を減らすフェーズに入っているのですが、先週末の通院で1錠に減りました。このまま問題無ければ来月末には通常モードに復帰&運転免許もちゃんと再申請し直せます。ま、運転するかどうかは別だが。もう2年ほど運転していませんが、運転以上に気になってたのが「身分証明書としての免許証」の面については「2年間一度も問題にならなかった」ので、実は免許証返上しても良いんじゃないか説。更新する度に時間もお金もかかるわけだし。ただ、車が無いと不便なことがあるのも事実ではあるので、ちょっと悩ましい。持ち続けて普段は運転しない、に落ち着くのかな。

PD2の成績付けが佳境入り。今晩までの提出受付。

実験1の成績付けも佳境入りなはずだけど、出してない学生が多すぎるっぽい?のか、まだ採点結果が届かないのが多し。しくしく。

昨日は朝から晩まで会議尽くし。3年次編入の試験だけで午後が丸々埋まっていたのですが、次年度来る学生はどんな子達かしら。

この裏設定は卑怯じゃなイカ!