Archive for the ‘日記’ Category

2015年度プロジェクトデザインI, II 最終発表が終了

金曜日, 8月 14th, 2015

あれこれ多くのことを名嘉さん&翁長さんに丸投げしての発表会が無事に終了しました。受講生の皆さんもですが、サポートしてくれた院生PMの皆さんもおつかれさまでした。

1年次のPD1ではテーマ自由(新規性・有効性・社会性のあるデザイン)をグループで企画提案せよという課題が。2年次のPD2では情報工学科のCMをグループで企画提案せよという課題が各々与えられていて、それをプロジェクトと看做した上で院生がマネージャとしてサポートに入ってもらっています。

PMのお陰もあってか、年々「ただのウケ狙い」というのが減ってるな。ネタを昇華してる。まだ突っ込みたいところ(サーベイ不足、シミュレーション不足、etc.)はあるが、それ含めて演習だし。という意味でもう少し細かくフィードバックしたいよなとは思うが難しいんだよな。また、前日あたりに発表練習するというグループも増えてて、PMに添削指導して貰えたところもあったようです。添削してもらえたことは次に活かそう(同じ失敗をしないように要因分析するなり対策検討するなり反芻・咀嚼しよう)。

PD1について例年気になってる点としては、新しいモノを考える・生み出すのは大切なことなんだけど、その過程を通して「調査研究」の大切さに気づかせる側面がまだ足りてないという印象があります。他と比較できないと「新規性/社会性/有効性」とかを主張できないはず(=企画に説得力を持たせ難いはず)なんだけどね。仕方ないのかもしれないけど、そういうことを1,2年次の頃にやってないから3,4年次になって苦労してるようにも見えるし。何か上手いやり方ないかしら。

一方で特に指示無いにも関わらず自主的にやってる良い面もあって、想像でターゲットの考えをでっち上げるのではなく100人にアンケートしてみたとか、学科外・学部外の人にどう思われてるか聞いてみたとか足で稼いでるグループがあったり。どこかが実施した調査結果を引用してるグループもあったか。そういう調査結果は便利ではあるけど、誰がどういう方法で実施したのか、回答者に偏りが無かったのか、設問文や選択肢等に恣意性が無かったか、回答当時と今とで同じなのか等々、様々な要因で「本来とは違う結果に引きずられる」こともあるので、単に結果を鵜呑みにするのは危険なんだよね。その意味で「自分たちの足で稼ぐ(アンケート実施する)」というのは、どういう偏りがあったのかとかも含めて話を進められる分、良い面もあります。

PD2について気になった点としては、「CM完成にこぎ着けなくても良い、その代わりちゃんと企画した内容を説明してくれ」ということは伝えているのだけど、「時間の都合上動画作成が簡単な案を選択した(ように見える)」ケースが去年も今年もあったこと。本来の趣旨はCMを作ることが目的ではなくて、CM作製のための企画立案を通してシラバスの達成目標をクリアできる力を磨くこと。なんだけど、多分去年もそうでしたが「他のグループちゃんと動画作ってるっぽいよ?」という状況になってたら、「うちも作らないとマズいのでは?」という気持ちになるのだろうなというのは理解できます。この辺りはどうしたものかなぁ。

腹筋を鍛えるお茶会

水曜日, 8月 12th, 2015

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対話破綻検出チャレンジなるタスクが提案されているのですが、これそのものか近そうな問題設定でやりたいという学生がいて。どんなタスクでもそうですが、必ずしもやりたいことと完全一致しているとは限らず、腑に落ちない例やタスクの分け方自体が意図とずれてるとか良くある話。そういうのをうまく体系化すること自体も研究成果の一つだし、そもそも綺麗な一つの体系として整理できる問題なのかも分からないですが、違和感がある部分はあるので試しに自分らでもデータセット作ってみようかと。

そういうノリでお茶会を録音してみたわけですが、そもそもこの機材(スマートフォン)+録音方法でどのぐらい生データを残せるのか、残せたとしてどうデータセットに変換するのか、アノテーションどうするのかとか考えるべきことは多いですが、取りあえずNAL研のお茶会では腹筋か、少なくとも頬が鍛えられます。(褒めてます)

前後バランス

火曜日, 8月 11th, 2015

例によって健康日記(?)です。

隔週で通い続けてる整骨にて左右バランスが悪いという指摘に加えて、たまに(毎回じゃない)前後のバランスがおかしいと指摘されることが。今朝もその指摘が出てそっち含めた調整をごりごりやってもらったのですが、左右前後のバランスをリアルタイムでモニタリング&フィードバックするアプリ欲しいなー。なー。

普段使わない筋肉

月曜日, 8月 10th, 2015

先週末には2回目の運動するつもりが、やや体調不良だったのと謎の天候不良とが重なったので無理せず引き蘢ってました。お陰で今朝には割と回復してたか。

左足首の固定具合に気づいてから歩き方を意識して動かすようにしてみてるのは良いとして、最初の1,2日はなんともなかったのが今朝から「左足先を上げる時に使う筋肉」と思われる部分が張り気味に。右はちょっと違う部分(うまく判別できず)がたまに張り気味に。これまでと違う歩き方になってるというのが筋肉の張り具合でも確認できてる訳だけど、これが良いかどうかは別問題だよな。取りあえず暫く続けてみるけども。

左右のバランス

金曜日, 8月 7th, 2015

整骨院でも左右で違う使い方してるのが癖になってると言われてたのですが、ヘルシープログラマで左右のバランスという話を目にしてから歩き方やらたまに気にしてみてたところ、どうやら左足と右足とで歩き方が割と違うらしい。

具体的には、意識せずに歩くと左足首をなるべく固定する形で動こうとするため、ほぼ左のふくらはぎの筋肉を使いっぱなし(だから何もしてない日でも筋肉が緊張してるのね)。左足首自体の可動域が、右と比べるとほんの少し狭いということも少しは影響してるのかな。これは子どもの頃かなり強めの捻挫をしたことがあったのが影響してたりするのかしら。とはいっても「ほんのり可動域が狭い」ぐらいなので、意識して動かそうと思えば十分動くんだよな。なるべく足首を動かしながら歩こうとすると、普段と違う分歩き方に違和感があるし。でも左のふくらはぎが大分楽になるので、こっちの方がバランス取れた歩き方なのかも。

左右のバランスを矯正する必要があるとまでは言わないけど、少しは治したいかな。

翌々日にコンバンワ

木曜日, 8月 6th, 2015

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それは筋肉痛(遠い目)。火曜日の夜に軽いジョギングしたのですが、その日/昨日よりも今日の方が筋肉が突っ張ってます。ソレホドキツイワケデハナイカラネンレイソウオウノオトロエダヨネ、ウン。と自分に言い聞かせるほどでもないですが、ま、年相応の身体は保ちたいかなという気持ちも*少し*はあるので、その範囲内で軽い運動をやるようにしよう。

P.S.
ピザパルコのタコスが旨いと聞いてたのだけど、確かにこれは良い!

物理的に身体が不調な方へ

水曜日, 8月 5th, 2015

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ヘルシープログラマには

  • 4章 アジャイルなダイエット
  • 5章 頭痛と眼精疲労の対策
  • 6章 腰痛への対策
  • 7章 手首痛への対策

など、ここ最近(主にTimelineで)見聞きする症状にオススメのユニットテスト並びにリファクタリングする術(すべ)がロジック付きで紹介されています。お悩みの方は借りにきてください。

以上、業務連絡()でした。

「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」みたいな話。多分。

月曜日, 8月 3rd, 2015

タイトルはアラン・ケイ先生の有名な言葉。

いろんなものがwebで情報共有されるようになったことでエンドユーザへのリーチ力が強いと思われてたのも束の間。文字通り「ワンクリック程度のコスト」で済ませられるむ仕事が増えるに連れ、玉石混淆どころか衆愚な側面もより一層強調されやすい世の中になり。そこから逃げようとSNSのようなクローズした場所でのやり取りが増え。それでも実世界での対面やり取りも無くならず、もしくは一層「対面じゃないとやれないこと」にシフトしつつ。この先一体どうなるのかと嘆息するかそこに夢見て飛び込むかはその人次第な訳で、やろうと思えばやれることが増えたという世の中自体はとてもハッピーでしょう。

一方で情報が多すぎることの弊害があることも一つの側面としては事実で、例えば就職活動絡みのイベントがここ5年ぐらい?ずっとうなぎ上りに増加し続けている中、まとめサイト(意味無く伏せてみる)で検索するにしても「ずらっと膨大に検索結果が並ぶ様」を見せられると見る気が失せるというのは理解できます。「これ作った人馬鹿じゃね?」と。ここ最近は対抗馬よろしくアンケートによるマッチングシステムとかも出てきてますが、それがどのぐらい宜しいのかは双方の情報の質に強く依存するでしょう。個人的には一つ目の就職先選択にそこまでコストかけるぐらいなら他のことにコストかけた方が人事も就職活動者も嬉しいだろうにと思うけれども、あんまりそういう風に見えない(用意された環境でやる)人が圧倒的多数のように見えます。単に多数決するならそうなるだろうなというのは理解できますが、もうちょっと「おかしくない?」に対してアクション起こそうと思う学生を増やせると嬉しいかな。先人の知恵(歴史)に学ぶのも良いし、リーンスタートアップするも良いし、とにかく何かしらアクションに繋がると嬉しい。

指導する側(自分自身)へのツッコミの意味も込めて。

(不定期コラム) 読誦せよ vs. 行動せよ、というより適度に両方をやる

金曜日, 7月 31st, 2015

情報工学科では授業評価アンケートが一般公開されてます。今学期のはまだ回答受付真っ最中ということもあってまだコメント数が少ないですがこんな感じらしいです。「先生が遅れてくる」「前回やると言っていた内容を忘れていたり」「わかってる前提」とかとか、学生の生の意見がそのまま出ててなかなか面白いです。改善すべき点は改善したいしね。一方で「教科書をあまり使わないので買わせないで欲しい」「配布資料に関しては文章量が多く読みづらい」みたいな意見も。いやいや教科書は自分で使うものだってば。本/文章読まずに勉強なんてできるわけない。教科書が使えない(内容がおかしい、過不足が激しい、質に疑問がある)といった指摘なら分かりますのでそういうのは随時「授業期間中」に先生なり先輩に突っ込んでみよう。良い参考文献教えてもらえるはず。答えを教えてもらうというよりは、勉強の仕方を身につけられるような指導をして貰える、という意味ですね。それが大学。

(タコみたいな本もあるけど)良質な本は、それを作成するのに膨大な時間が割かれているだけあって「それを繰り返し何度も読む」ことで学べるものがとても大きい。ただし、どんな本にも「これで十分」とか「誰にとっても適切なレベル」とは限らないので、同じ分野・テーマについて多読することでインプットの質を高め、深さを担保することが望ましい。選書したりしてますが、自分のバイブルを早いうちに見つけられたら幸せだよね。そのためにも多読しよう。何読んだら良いか分からないなら先輩・教員なりに聞こう。似たようなことに興味があるからこの学科に集まってるのだろうし。就職説明会とかに来ている企業さんに聞いてみるのも手でしょう。どういう文献を推薦するかでそ企業さんの中身を間接的に観察できるできるということにも繋がるし。

ラーニング・パターンでいうところの学びの竜巻量は質を生むにも言えることだけど、守破離の守をやらないと「何かしら壁に打ち当たったときにそれを打破する方法が思いつかずに途方に暮れる」という結果になりがちかな。ただし何事にも表裏一体の良し悪しがあって,一般的な大学の講義のように「基礎をみっちりやってから専門を」とやってると、具体的に興味を持てる所に辿り着くまでのモチベーションが続き難いとかデメリットもあるわけで。

似たような話が読誦せよ vs. 行動せよ。どちらか片方だけやってても良いわけではなく、適度にインプット・アウトプットを切り替えながら前進し続けることができると、ベターなんでしょう。

ゼミ時の恒例行事になりつつあるデータ構築

水曜日, 7月 29th, 2015

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ここ数週間はゼミ終了後に「(個々人の主観だけで進めるとあまりにもズレが大きいので、共通認識作るためにも)皆でデータ構築やろう」イベントが勃発してます。進展があるから良いけど、やっぱり長時間は疲れるよね。ということもあって、今日は一区切りつくところまでは辿り着けず。予定してた9時には終了してご飯食べて解散。

今日はゼミ自体も長引いたけど、それも「目標の不明確さ」と「仮にそれを目標にするなら非現実的な前提が必要になる」ということをクリアに出来たっぽいので、それはそれで良かったな。参加メンバ全員が自主的に討論してたし。よしよし。