Archive for the ‘日記’ Category

(今の所)研究室配属時期前倒しに賛成してる学生が多い

火曜日, 7月 28th, 2015

例年だと10月末の卒研中間発表終わる頃から研究室紹介が始まり、希望聞いて調整し終えるまでに1ヶ月ぐらいかかって12月中旬?ぐらいには配属先が決定するというスケジュール。それを早めましょうということでざっくりスケジュール見積もってみると、研究室紹介自体を後期開始時〜授業開始前の間(10/1-2)に研究室紹介、その後2週間程度で希望確認、更に2週間で調整、できるとして10月末〜11月冒頭で決定できるというペースになるぐらい。例年と比較して1ヶ月半早くなるかな?

教員目線での配属を早めることのメリットは、、、

  • 集中のし易さ: 4年次になってからの配属だと進路に関わらず就職活動or院試で時間が取られ、研究に集中できる時間が短くなりがち。これに対し、3年次は(授業以外は)インターンシップぐらいで比較的自由な時間が多く、集中できる。
  • より早い段階での「研究」を体感: 4年間で卒業するケースだと、上記の通り実質的に「研究」に携われる期間が半年程度になることもあるため、面白さに気づく前に終わることもある。これに対し、早い段階から「研究室に配属=先輩の研究を見れる」場を用意することで、何をしてるのかを早いうちに体感できる。
  • 就職活動時に研究話ができる: 4年間卒業(4年目4月〜10月での就職活動)でも、その時点である程度は研究のことを話せるようになる。
  • 必要性から基礎勉強の充実: 基礎(数学・英語等)の必要性が理解できるため、授業or自習による基礎勉強の充実を期待できる。

あたり? 先輩が卒業するまでの時間が長くなるので引き継ぎもよりし易くなる、とかもあるかも。

逆にデメリットは、現状だと「単位」とは全く無関係なので、配属後にやるタスクが増えすぎると授業履修に支障が出ること。研究室毎に大きな差はでるだろうな。全くやらずに「まずは授業頑張れ」とかもあるかも。実際そうした方が良い学生がいることも確かではある。一方で、授業がつまらないから集中できずに単位取れない、という学生もいるのも事実。成績悪かったのに研究室配属後に覚醒()してあれこれ勉強し直す人ってのはそれなりにいるし。あと、学生からの意見として「後期の実験を受講することで希望先が変わる可能性がある(から早めない方が良い)」という話も。これはその通りだな。

1回目の意見徴収した時点では殆どが賛成。反対も勿論いるけど今の所は少数らしい。来週末までにどうしたいか決めようということにしたのだけど、どうなるかしら。

研究室配属前倒し?

月曜日, 7月 27th, 2015

今日の中村先生との打ち合わせで出た話題の一つに研究室配属があった(本題は研究テーマ討論)のですが、それが「教務委員長・山田先生->改組委員長・名嘉村先生/遠藤先生」あたりで簡易的に話合ったらしく、「どうせなら今年度からやってみない?」という話にまで進んだらしいです。年度初めならともかく、今のタイミングかー。

実際問題としてやれるかどうかという話もあるのですが、学生の意見も聞こうということで該当者向けの掲示板も立ててみました。何か思う所あればこの機会にご意見下され。

P.S.
スペシャルセミナー「普通に生きないということ」株式会社サイバーエージェント執行役員 内藤貴仁 氏」というイベントが開催されるらしい。

琉球大学産学官連携推進機構と琉球インタラクティブ株式会社が協働で推進している県内学生向け起業人材育成推進プログラム『Ryukyu Startup Challenge(琉球スタートアップチャレンジ)』の一環として、「第1回スペシャルセミナー」を2015年8月9日(日)に開催します。

Ryukyu Startup Challengeは、沖縄県の大学や専修学校などの学生に対し、県内の産学官が連携・協力し体系的な人材育成を実施することで、具体的な起業支援を進め人材の輩出を目指すアントレプレナー人材育成推進プログラムです。「スペシャルセミナー」は、そのプログラムの核となるイベントであり、全国的に著名な起業家や専門家、起業支援者の方々を招き「起業」をテーマに語っていただくことで、「アントレプレナーという生き方」に気づきを得る学生を増やし、学生の起業家精神を引き出すことを目的にしています。

コミットする気が無い?覚悟が足りない?

金曜日, 7月 24th, 2015

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昨日に引き続きおじさんの小言日記+α。

過去問に取り組むことを通して勉強すること自体は良いです。一方で過去問を解く行為そのものは「その問題を解けるか否か」を確認する側面が強くなりがちで、それを解けるように足りてない部分を学ぶのはともかく、それでおしまいになるようだと「え、他は?」になっちゃう。

教科書・参考書等を振り返って学ばない(学生が多いように見える)のは何故だろう。リアルタイムで受講してた時には見えてなかった側面も、後になって振り返ってみると気づけることが少なくないし、そもそも勉強なんて一度やって終わり(身につく)ものでもないし。文系/理系/芸能/スポーツなんにでも言えることだけど、守破離の守ができてないとその後を歩みづらい。あらゆる物を求めてる訳でもないので、せめて「自分の分野に関連する基礎はバッチリ!」といえるぐらいには頑張ってみよう。それが数学だったり、英語だったり、選択する専門科目だったりするのだけど。


来年?のプログラミング1ではPythonをやる予定で、教科書はPython言語によるプログラミングイントロダクション: 世界標準MIT教科書が有力候補になってるのだけど、英語版を指定しようかなぁ。こっちの方が安いし。「必修科目の教科書全部英語にしたらどうでしょう?」と提案したこともある(反対された)し。ただし、日本語版の方は独自の補足も充実してるので、こっちの方が初学者向けではあるのだよな。英語版は買ってないから中身見てないので分からないけど。

それは何を勉強していることに相当するのか

木曜日, 7月 23rd, 2015

大学院入試の1日目(数学と専門科目の筆記)が終了ということで、一先ずお疲れさまです。>関係者各位

勉強するのは良いことだ。と言いつつおじさんツッコミしてみよう。

受験生はどのぐらい勉強してるのだろう? 過去問は手に入るのでそれは一通りこなす(こなせる)ぐらいにはやってるよね。それ以外は? 過去問解ければ良いでしょというのはちょっと足りてない。センター試験(模試含む)ぐらい膨大な過去問があってそれを一通りやるなら過去問だけでも十分かもしれないけど、院試1回分たかだか1科目数問程度*10年分ぐらいだと偏った部分しか触ってない可能性高いし、それすらもやってなかったりすると「何のために進学するの?」と突っ込みたくなる。勉強するのは良いです。やるなら一部の上辺の理解で留めるだけじゃなく、深く掘り下げてやって欲しい。かな。

教科書の問題一通り解くとか、自分たちで問題作り合って解き合うとか、科目毎の重要箇所を丹念に抑えつつ他は浅く広く抑えておくとか、自身の研究テーマに関連づけて深めるとか、、、やり方はいろいろあります。たかだか過去問数回分見直してるぐらいのことを「勉強」と呼ぶのは、院進学希望者という点ではちょっと足りてないんじゃないかな。

似たような話として、就職活動。勉強や研究やらずにSPIだとかの対策に明け暮れる学生は「それ、何を勉強したと主張したいの?」と小一時間問いつめたくなります。大学卒業するだけが人生じゃないんだから、勉強する気がないなら早めに別の道を探した方が人生有意義の可能性もあります。自分で決めた道にぐらいは、それなりに時間を支払って歩もう。自分で決めた道にすらコスト支払えないなら、選び直した方が良いんじゃないかな。一方で、壁を乗り越える練習せずに逃げてばかりいると人生楽しくないかもしれないということもありえます。価値観の問題なので一方的には断じれない。あくまでもここに書いてることは私の価値観に基づいた話なだけで。

P.S.
この日記は、学生がどのぐらい勉強してるか知らずに妄想だけで書いてます。

身近な物を再現する

火曜日, 7月 21st, 2015

明治大・中村先生の講義プログラミング演習では「自宅もしくは自宅50m以内のモノを再現する」ということをやってみてるらしい。こういうことやらせるならProcessingが圧倒的に取っ掛かりやすそう。シラバス(p.59)眺めると

【授業の概要】
まだ誰も経験したことのないモノ・コトを世の中に発信するた
めの情報メディアシステムを開発していくためには,情報機器
を思いのままに操るためのプログラミングスキルを身につける
ことが必要不可欠である。本演習では本格的なプログラミング
スキルの習得に向けた準備として,アート,デザイン分野で広
く用いられている言語であるProcessingによって簡単なグラ
フィックスを制作しながら,プログラミングに関する基本的な
考え方および技能を習得する。
【授業の到達目標】
プログラミングとは自らがイメージしたモノ・コトを具現化す
るための一手段であるという基本的な考え方の習得および,目
的の細分化,具体的実装,デバッグ作業の評価といった,プロ
グラミングにまつわる一連の作業の流れの習得を目標とする。

らしい。発表会は一般公開してるのね。

薬の量を減らすフェーズに突入

土曜日, 7月 18th, 2015

てんかんで通院し始めてから2年が経過し、再発の様子も見られないということで薬の量を減らしていくことになりました。今はデパケンR錠200を毎晩(夕食後)3錠服用していますが、これを「2錠に減らして1ヶ月様子見」、「1錠に減らして様子見」して、問題無ければ薬無しに、となるらしい。

変わった点としては、これまでは薬の効果が現れているかを血液検査で確認していたのだけど、減らすフェーズでは特にチェックしないっぽい。適度に抑制された状態で落ち着いてるかを脳波測定なりで確認する物だと思ってたんだけど、そうでもないのか。

明日はお休み

木曜日, 7月 16th, 2015

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先週に引き続き、今回も皆で擦り合わせながらの教師データ作成。ゼミが終わる頃には9時過ぎてて腹へりへり。お茶会なしでそのままご飯食べに突撃。近くに結構遅くまでやってる和風亭があるのは便利だー。疲。

明日は休みを取って、土曜日に病院行ってきます。前回行く予定だったんだけど、先生の都合で延期になっちゃったんだよね。ということでもう一度いくべー。

16単位未満除籍というシステム vs. FD

水曜日, 7月 15th, 2015

琉大には「1年間で16単位取れない学生は自動的に除籍する」という独自のシステムがあります。独自の、というのは知らなかったんだけども他大学には無いらしい。「このシステムによる除籍者の割合が、学部単位で比較すると工学部が圧倒的に多い」ということがずーーっと前から問題視されてて、

  • 大学全体として学習サポートルームを設置。
  • 違う側面として図書館がレポートの書き方講座等を設置。
  • 学科として単位落としやすい科目へのサポート体制を整える。具体的には数学系科目へのサポート「数学基礎演習1,2」。
  • 専門系科目へのサポートとして、OSの夏期講習や、先輩によるサポート。

とかあれこれやってみてるんですが、具体的に目に見える効果がどのぐらいあるのかと言われると「?」なんですが、ゼロではないのは確か、ぐらい。そのためにどこまでコストかけるの?という問題でもある。

1個人としては、大学はそもそも自主的にやる所なんだからやらない学生が除籍になろうが知ったこっちゃない、という考え方をしてます。相談に来るなら乗るよという形であくまでも学生の考えを尊重します。

一方で「高校まではそれとなくこなしてきたし、入学できるレベルの学力のある受験生を受け入れたのにも関わらず、入学後に除籍される(割合が他学部と比べて多すぎる)というのは何かおかしくない?」という気持ちもあるわけで。学部学科毎に難易度があるのは否定しないけど、難易度だけの問題なの? やらないから単位取れないの? やらないというのはこちらが授業料に見合った質の高い授業・課題・サポート体制を提供できていないという可能性は無いの? とかとか。

文科省経由でFDと呼ばれる組織的な改善が推奨されているはずですが、これが組織内(工学部内)ではなかなか進まないか、形だけで済まそうとすることが少なくないように感じます。主観的にそう見えるというだけで、個々人レベルではやってる先生少なくないだろうとも思うのだけど、もっと組織的にやれることあるんじゃないのかな。(組織的にやるつもり無いなら会議開くな、という話でもある)

個人的には、(できれば学部学科跨いで)教員間で授業レビューしたら良いと思ってます。教員同士が無理なら学外組織にお金出してレビューしてもらっても良いと思いますが。科目毎の達成目標に則した講義の仕方、課題の設計方法、科目間連携(カリキュラムとしての練度改善)あたりはまだまだ手を入れられるはず。多分。

昔の北食には「A定食かB定食」しか選択肢が無かった

火曜日, 7月 14th, 2015

20年ぐらい昔の北食堂は今みたいに主食・副菜・ご飯とかあれこれ組み合わせて選ぶ形ではなくて、A定食かB定食かの2択でした(中央食堂はその頃から既に今のようなスタイルだったはず)。値段の差で「ちょっとメインがお高めだぞ」とかそういう違いだったような気がしますがうろ覚え。北食堂でまともに覚えてるのはないなぁ、というぐらいには選択順位が低かった。鯖煮だったか魚物は普通レベルだった気もするけど、それ以外は平均未満だったんだよな。その分安かったので値段相応ではあったのだけど、あまりヨロシクナイの食べるぐらいならとカロリーメイトで済ましてたことも。これはどちらかというとお金をケチるために「カロリーメイトの1袋で1食済まそう」としてたという話でもあるけど。

中央食堂では焼きそばとかもあったんだけど、異常に油ギッシュでした。ま、学生の頃はそれでも旨い旨い良いながら食べてたんですが。

弁当は、全く記憶にないです。販売してたのかどうかも記憶に無い。。今は弁当も美味しいし、恵まれてますね。と思いつつ、学生らはラーメン大好き(な人もいる)ようですが。ま、嗜好は時と共に変わるという話ですな。

利用できる物は利用する

月曜日, 7月 13th, 2015

たまたまだろうと思いますが今年度は他研究室からの相談が多いです。年次指導と大学院の副指導を除いても、長田研・谷口研・山田研からの相談が。時間に都合がつく範囲で対応するのでどしどし来てもらって構いません。「誰かに質問できる」というのはどこで働くにせよ必要不可欠なコミュニケーション能力だしということで、貪欲に動こう。こちらも都合が悪いなら悪いと断るし。