Archive for the ‘教育’ Category

京都大学サマーデザインスクール, day3 (最終日)

金曜日, 9月 27th, 2013

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いよいよ最終日で、午後は発表会で丸々埋まっているためにどのグループも午前中は発表会準備に余念がないという状況。この段階というか発表会直前に発表内容を「戦略的に」変更するグループも。発表会では聴講者による投票でベストを選ぶ方式(ただし、どういう基準で選ぶかは聴講者の自由)のため、より発表を印象強く残すためにはを考え抜きあれこれしてたらしい。

お昼直前に京大側グループ(石田先生、伊沢先生、十河先生、井出先生ら)との打ち合わせ。琉大側での想定を話しつつ、京大側での想定や希望、達成したい目標等を確認するというつもりだったんですが、やり方や目標設定等について細かいことは気にしないような雰囲気。正確には、デザイン(設計)という視点に絡めた話になるなら良さそう。午後の発表会に参加した限りでは質的な問題はありそうなんだけど、それは後述。

発表会自体は2会場並列で進んでいたため片方しか見れていませんが、私が見た範囲では半分以上のグループが寸劇/ロールプレイ/小道具を盛り込んでてスライドだけで終えるという発表は少なかったです。何か組み込むのがベストとは限らないですが、どのグループもやり慣れてるなという意味で「演出の幅」が広い。

最後の主催者側からの講評では、

  • 同じことを言ってるつもりでも「**ということが分かった」「**ということに視点を絞った」とか言葉尻一つ取っても相手への伝わり方は異なる。
  • 人生全てがデザイン。
  • 問題解決をデザインしたつもりで、実際そこに人が関わってきたりお金が入ってきたりしたとしても、想定通りに機能していないのなら問題そのものは解決していない。(デザインを提供できたとしても問題解決してるとは限らない)

などなど。ツッコミや感想がいろいろありましたが、総評としては「問題解決としての広い意味でデザインをより良くする努力を今後も続けていって欲しい」というお話。

感想としては、抽象的な意味での「プロジェクト型演習」は情報工学科でもやってるけど、質的な意味で全くレベルが違う。勿論やり方や関わってる人ら全員が支払ってるコストや意識が高い(ファシリテーターも受講者もどちらもやりたい人だけがやりたいようにやっているのであって、例えば必修講義として全員に参加強制してるものではない)という違いはあるけれども、沖縄開催時の方針やテーマを練り直さないと京大側の学生にとって残念な結果になりそう。ということで、近くにあったまるへいでおばんざいを頂きながらの反省会をしてました。実際には反省会というか感想言い合ってたに近いですが。遠藤先生的にはHow to Make (Almost) Anythingなことをやってるグループ15の主張に強く共感したらしい。個人的には表現することをとおした対話の創出のアプローチが(私の知ってる中では)頭一つ抜き出ている仕掛けになってるなと感じました。

P.S.
発表会では「受講者の発表+質疑応答」は一般的な形ですが、その後で「ファシリテーターによるコメント」としてどういう意図でどういう仕掛けを組み込んだか、その結果どうだったか何ど問いった話が数分程度でコメントされてました。いくつかの話では「**という方法は、こうこういう理論に基づいてて云々とかは説明せず、まずは体験してもらう。デザイン自体をまずはそのままなぞり、その後でどういう意図でそうなってるかを考え、必要に応じて新しいデザインを作り上げる」みたいなことを主張されてました。守破離みたいなことか。

京都大学サマーデザインスクール, day2

木曜日, 9月 26th, 2013

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2日目は昼過ぎから白井さんも合流。実際にどういうスクールなのかを見てみないことには分からないということで、ご多忙の中来訪頂けました。より面白くするアイデアもあれこれ提案頂けてありがたやありがたや。。。

2日目は、前日の演習や理解した情報を元に最終成果物(アイデア整理やモックアップとか)を組み上げているグループが多い。一方で、早くも最終発表自体でどう投票をもぎ取るか戦略を立ててるグループがいたりという状況も。

別棟にて産学デザインシンポジウムなるものが別棟で開催されてて、午後はそこからの見学者が来てました。様子を見てもらって次回以降に関わってくれるのを期待しての切っ掛け作りなのかもしれませんが、うまくアレンジしてますね。

晩ご飯はいつの間にやら白井さんが情報ゲットしてたぎょぎょ丸。あれこれアイデア出ししながらのお食事で、途中から福岡出張中の遠藤先生が合流。

明日は京大側との打ち合わせで、そもそも目指しているゴールの確認しながら琉大側想定との擦り合わせの予定。どうなるかしら〜。

京都大学サマーデザインスクール, day1

水曜日, 9月 25th, 2013

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1日目が終わったので、その備忘録を兼ねた日記です。が、

  • 写真については被写体に迷惑かからないように。
  • この場で出てきたアイデア等知財はグループのもの。

という話があったので、問題がない程度のメイン会場全体像写真と、アイデアを除外した話のみをピックアップして紹介するという形に留めておきます。

公式情報としてはテーマの概要を眺めた方がイメージしやすいんじゃないかと。これらのテーマ(グループ)が所狭しと並んでて、2会場24テーマ(多分)が同時進行してます。流石に隣接したグループが同時に討論し合う場面になるとかなりうるさいけど、これはこれで狙っている効果なんでしょう。


・オープニングで下記2点を強調してました。
 「やりたい人がやっている」: ファシリテーターも受講者も同様。
  学生は単位無関係。
  企業もお願いして来てもらっているわけではない。
 「やりたいようにやっている」: グループ毎にテーマも進め方もばらばら。
  最初のグループに飽きた/想定と違った等なら他グループに参戦もOK。

・以外と社会人受講生がいる。グループによっては学生と社会人率が半々も。
 割合的にどのぐらいか分からないけど、文系の学生も。

・24グループが並列作業しているので同時に見たグループは少ないですが、
 當間視点では
  (1)演習(ブレスト/KJ法/ゲーム等)から入るグループ、
  (2)関連分野についての講義による専門情報共有から入るグループ、
  (3)概要説明だけしてフィールドワークから入るグループ、
 に大別されてるように見えました。
 *24グループもいるので、3日目午後は発表会だけで潰れるようです。

・発表会を除いた3日間の作業スケジュールの目安としては、
 1日目5時間、2日目5時間、3日目2時間の合計12時間。
 前述(1)の演習グループでは一度以上全体を通した演習を初日で終えてるようです。
 前述(2)の講義や(3)のフィールドワークでは「その分野に関する理解を深める」
 ぐらいが初日の目標のようです。

・ブレインストーミング、KJ法はやはり多い。
 一方で、単純にBS/KJやるというのではなく、
 ウォームアップというかアイスブレーキングとして、
 カード化などを円滑に勧めるための工夫を盛り込んでるグループもいくつか見られました。

・ひと味変わった演習としては、「活発な討論や変わった視点をひねり出すためにゲームを
 ツールとして使う」グループがありました。
 参考: クロスロード: ジレンマ場面で学ぶ災害対応カードゲーム

・演習をするグループでは、短時間に時間を区切って何度も演習を繰り返す形を
 取っているところが少なくないように感じました。一番びっくりしたのは
 モックアップを作るグループでは「10分」で作らせていました。勿論初日の
 演習であって、全体を一通り体験してもらうことが趣旨だったからだとは思いますが。

・ソフトウェア的なツールを使うグループでは、全員分の環境を予め用意していました。

Corseraさんを眺めてみた

水曜日, 6月 26th, 2013

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オープンキャンパス調整しながら遠藤先生からちょっと眺めてみてという話でCourseraさんをいくつか覗きみつつ、会議な一日。まとまった休暇とって旅行にでも行きたい今日この頃ですがタイミングがなかなか。

Coursera自体はMOOCsの一つということで要は公開されたオンライン授業らしい。メールアドレス登録するだけであれこれ講義動画を見ることができるので英語の勉強も兼ねて受講してみるとかはありなのかも。数学関連/アルゴリズム/プログラミング/スマフォなアプリ開発/機械学習/自然言語処理/ソーシャルネットワーク解析のような情報工学寄りのものもありますし、多数の大学が共同参加しているからか法律/歴史/ビジネス/心理学とかあって割とジャンル問わずという印象。いくつかのコース眺めてみる限りでは、大学によっては「全ての動画に10数秒程度の(大学の)広告的な部分」があったりして邪魔臭い気もしましたが、無料だからそのぐらいは大目に見ないとといったところか。とはいえ動画自体は数分〜20分程度に区切りの良い所で分割提供する方式らしく、そういう意味では数十回も同じ広告見るのはちょっとした訓練な気もします。逆効果という言葉を教えて上げたいぐらい。大学によっては気にならないレベルでの講義イントロで済ましてるところもあるので、Couseraの方針ではなく大学の方針なんじゃないかと。

講義自体を動画化して予習復習し易い形で残すということに大きなメリットは感じるんですが、綺麗にコンテンツとして残すためのコストの大きさは否めない。とはいえ一度そのコスト支払ってしまえばその後は同じことを省略できるのはとっても大きいんですが。一方で、「MOOCs or Coursera 固有のメリット」というのはあまり見えて来ず。(単位云々を無視すると)途中にクイズ挟んだりしてるけど、それぐらい?。履修することに特化したサイトで、そこら辺の管理をサイトが担ってくれるから楽だねぐらいかなぁ。

京都大学デザイン学大学院連携プログラム(サマーデザインスクール)

月曜日, 6月 17th, 2013

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今日はやけに頭痛の思い一日だったこともあり、相談対応とミーティング以外は抑えめに行動してました。今は比較的落ち着きつつあるので、寝る頃には何とかなりそう。

ミーティングは京都大学デザイン学大学院連携プログラムで予定されてる(サマー)デザインスクールとの連携について。サマーデザインスクール自体は京都で行われますが、「京大・琉大合同デザインスクール」が11月21日〜25日に沖縄で行われる予定です。どこまで確定してるのかは良く分かりませんが、少なくとも11月23日(土)、24日(日)の2日間は沖縄で何かしらやることになってるようです。

当初聞いてた話では「そもそも何をやってるのかが良く分からないからサマーデザインスクールを視察してから11月に備えよう」という予定だったんですが、今日の会議に参加する限りでは「京大と琉大(or情報工学科)での共同主催として、夏合宿バージョンの焼き鈍しもできなくはないですがやり方は如何様にでもなります。どうしましょう。」という話に。

ミーティングでの説明やサマーデザインスクール2012の様子を眺める限りでは、京大側でのやり方に合わせるなら「個別にテーマを用意して5名1グループ単位で問題解決のデザインノウハウを学ぶ」みたいな方向になるらしい。Game Jamみたいなイベントと方向性は似てるなと思うんですが、自分がやりたいテーマに取り組む訳じゃなく、用意されたテーマについて用意された方向に向かって誘導するというイメージが強いです。そのため、たかだか2日でテーマに対する事前学習も無しにその場で初めて取り組むというのはお祭りになるだけじゃないのかなぁという印象も受けます。

ただ、どういう形で開催するか自体を見直すことには比較的積極的というか「折角沖縄に来るのだからそこでしか体験できないイベントにしたい」ということについての努力は惜しまないような人たちのようです。どういう形に落ち着くのかしら。

ちなみに学部学科を問わないどころか社会人もアリらしいです。どちらかというと社会人にはファシリテーターやテーマ申請として指導する側としての参加を希望しているようではありますが。ということで、情報工学科の学生的には「学部も大学も異なる異分野な人と何かしらのテーマについて共同参加できる」こと。社会人的には「学生と一緒にやりたい、やって欲しいテーマがある際の参加窓口を用意できる」こと。あたりがメリットなのかな。合宿含めて勉強会的なものがあちこちで行われてるので特別なメリットというのは言い難いかもしれないけど。

1年生のヘルプで微妙に悩む

水曜日, 5月 29th, 2013

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今日は会議も授業も無く、1年次のプログラミング相談対応と研究室学生の研究相談してた以外はずっと実験準備をしてました。明日はクラスタリングと3次元プロットの演習がメインで、空き時間次第で自然言語処理入門をやる予定。その延長でscipy.sparseさんを使った疎行列も例に挙げようかなと思いつつ、どこまでやれるかは状況次第か。

午前中は「読み込んだ文字列を暗号化するプログラムと、元に戻すプログラム」という課題(C言語@プログラミング1)が出されているらしい1年次からのヘルプ対応。少なくとも話を聞く限りではまだポインタor配列習ってないっぽいのだけど、途中まで書いてたプログラムを眺める限りではgetchar()さんで1文字ずつ読み込んでホゲホゲという流れで、確かにポインタとか使ってないコードになってる。ただし、暗号化の流れ次第では「1文字が複数文字に対応」する形を避けられないため、苦労しているという感じ。長ったらしく書けばポインタ無しで書けそうですが、fgets()さんsscanf()さんにご登場してもらってあれこれアドレスとかの話をしながら対応することに。「インデントはtabキーで揃えて〜」とか突っつきながら。

それはそれで良いとして、デバッグのこと考えたら最初から Eclipse なり統合環境使わせた方が良さそうなんだけど、そうしてないのは何か理由があるのかしら。個人的にはテキストエディタの存在を植え付けたいぐらいの理由しか思いつかない。。

データマイニング班でもテキストエディタ使ってたりしますが、別に強制はしてないし最初でAptanaさん使った方がデバッグなりオブジェクトの値参照なりは楽だよとは言ってるし。(と言いつつ、私自身も普段はターミナル&エディタがメインで詰まった時だけしか統合環境使わないですが)

enPiT説明会

金曜日, 5月 10th, 2013

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今日は休みを取るつもりだったんですが、ジブリ展がGWと共に終わってたことに気づいたので平常運転でした。しくしく。と泣くほど興味がある訳ではないですが、なんとなく行ってみたかっただけに残念。

初人間ドックを受診すべく申込してみるものの、手続き説明書と勝手が違って双方で混乱しながらも取りあえず予約はできました。バリウム飲んでみたかったんですが、人気が高い(?)のか空きがありませんでした。

午前中と夕方は空いてたのでレポート採点。「参照したのなら全て参考文献として列挙しろ」ということを毎回言ってますが、今回初めて参考文献として人名を列挙してる事例に遭遇。書式はともかく具体的にどこでどう関わったかとか書いてるしってことで加点しつつ、「こういうときは謝辞として書こう」とコメントするものの、週一の実験レポートでそこまでやるケースがどれぐらいあるのかは謎です。実際問題としては学生間で一緒にやることを推奨してるし、中身理解して書いてくれればそれで良いんですが。週明けには採点結果を通知できそうです。

午後はenPiTなるプロジェクトの説明会。流れとしては「事前学習+集中合宿+分散PBL」という3段階になってるらしく、修士1年生を中心に声かけしてるらしい。学外の学生、学外の先生(多くは民間出身)と一緒にやれるという所に面白みがあって、そういうところに興味を持てない人は自分勝手にやった方が良さそうという印象を受けました。プロジェクト型の演習は既に学内でもあちこちあるし。

How to Make (Almost) Anything (ほぼ何でもつくる方法)みたいな所を目指しているのかもしれませんが、琉大情報工学科が参画予定のenPit BizApp (ビジネスアプリケーション分野)を眺める限りでは、基本は情報系なのかも。それはちょっと残念というか、折角多くの大学巻き込んでやる割には勿体無い話だなと思ったり。一方で、ブルネイやベトナムだったか国外からの参画もあるらしく、そういう点でも興味のある学生は手を挙げてみると良いんじゃないかと。

(不定期コラム) 学び方を学ぶことが他のことへ応用する力の源泉になる

土曜日, 4月 27th, 2013

前回は大学生活における時間をどう過ごしているか見直してみようという話をしました。今回もある意味で時間に関わる話です。

履修指導の際に大学の単位認定では講義時間以上の自習時間を求めているという話をしましたが、これは学生の間に「学び方を学んで欲しい」からでもあります。学び方を学んでないと、異なる状況に対応することが困難です。

異なる状況に対応しきれない人でも働く場はありますが、それは大卒に求められている力ではありません。例えば専門学校等で「2年間で即戦力となるIT技術者を養成」というような謳い文句を掲げていることがありますが、「想定した通りの問題に対して、習った手段で解決する」だけで済む現場なら2年間で済むことは少なくないでしょう。全く同じ状況に何度も遭遇し、その都度全く同じ解決方法を適用するだけで乗り切れるなら学び方を学ぶ必要はなく、ハウツー本的な知識を身につけるだけで対処できるでしょう。しかし、当然ですが世の中は常に動き続けています。異なった状況化において、解決手段自体を自分で考える必要がある場合にはハウツー的知識だけでは限界があります。

では、どうやれば「学び方を学ぶ」ことができるのでしょう? 一例としては自分で自分の「学び」をデザインするにも示されていますが、「先人(頑張ってる先輩)」の姿を見て学ぶやり方もあるでしょう。いろんなやり方が考えられますし、向き不向きもあります。一度学んだことをハウツー的に覚える所が出発点でも良いですが、そこから更に次の一歩を目指してみましょう。「あなたの目指す丘」に近づくために。

P.S.
4/29(月)には新入生向けLT大会があります。


4/30(火)は火曜日ですが「月曜日の授業」があります。ハッピーマンデー法の影響で月曜日が休日になることが多く、結果として月曜日授業の回数が減ってしまっていることに対する措置です。注意してください。

AWSとPostgreSQLセミナーもイベント紹介として告知していましたが、1年生は誰か参加した人いたのかな? とある先輩によるとこんな感じだったらしいですね。

(不定期コラム) 気がつけば時間が無い?

土曜日, 4月 20th, 2013

入学してから2週間が過ぎ、いくつかの講義は2週目に突入してますね。この間の年次懇談会で話を聞く限りでは「朝が早すぎて1時限目は何をやってるのか分からない」「バス通学で1時間以上かかるので早く免許取りたい」とか話題に出てましたが、コラム1回目の話題は「大学生活における時間」について。

1日24時間、1週間で166時間、1ヶ月で720時間、1年間で8,760時間、4年間で35,040時間。この時間は全ての人に平等なリソース(資源)です。

この時間を何にどのように割り振るかは「あなたの自由」です。高校までだと朝から晩まで授業が詰まっていて、平日日中の自由度は殆ど無かったことでしょう。これが大学に入ると全く異なり、1年次の必修科目だけで見ると月曜日や火曜日は午前中で終わってしまいます。残りの時間をどう過ごすかは「あなたの自由」です。

勿論気分転換やリフレッシュは必要です。人間ですし。でも、自由すぎて学業に割り振る時間までも遊んでしまっては元の木阿弥です。授業料も生活費も無駄になっちゃいます。ということで、まずは「自分が1週間をどのように過ごしているのか」を実際にメモってみて、どう過ごしているかを見直してみてはどうでしょう。自習できるように、もしくは学生の間に取り組みたいことに時間配分できていますか?

関連: 情報工学科新入生歓迎LT祭りを終えて(真面目な回答編): Think, Act and Share

興味のあるキーワードで見かけた関連事例を意訳紹介してみる

金曜日, 4月 19th, 2013

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実験1/スクリプトプログラミング金曜日のレポート提出を確認しつつ、1年次の登録確認表への押印したり、火曜日のゼミやお茶会で話題について補足してた一日でした。

レポート提出について何かしら応答があったのは現時点で30名。アップロードミスしてる人には折り返し催促してるので、再提出ヨロシク。rsyncコマンド実行時にエラー出てるだろうにと思ったりしますが、引数の書き方によっては「正常に別の所に複製する」のでエラーがでないこともあるか。

ゼミ/卒研では、新4年次の卒業研究テーマを決めるために予稿集/論文集を探させたり、何かしら興味のあるキーワードについて事例調査させたりしています。その中で出てきたキーワードについて例えばこういう事例があるよというのを具体的な調べ方の参考も兼ねて、俯瞰しやすさを意識して意訳してみた実例を示してみています。事例ばかりだけだと悪い意味でのハウツーになりかねないですが、私自身を含めた「いろんな視点/まとめ方」の一例を示すことで背中を見せるみたいなことを意識しています。

例えば、お茶会では新M1のテーマについても話してたのですが、キーワードとしてはIPSJ75(0日目/1日目 /2日目/3日目)やNLP2013(チュートリアル/1日目/2日目/3日目)でのキーワードを交えつつ「オートエンコーダ/要約バリエーション/強化学習状態空間/ベイジアンネット」について意訳紹介(PDF)してみたり。

ゼミ補足としては平良くんがキーワードに挙げた「漫画」事例についての意訳紹介(PDF)と、松田くんがキーワードに挙げた「発言意図」事例についての意訳紹介をしてみたり。

毎回やってる訳ではないですが、比較的前期の間は意訳紹介に限らず何かしら一例を示してみてます。自分自身のその時々のアウトプットを兼ねてw