Archive for the ‘日記’ Category

デザインスクールのテーマにはやはり沖縄色を含めましょう、という流れに

金曜日, 5月 23rd, 2014

今日はデザインスクールの打ち合わせで、京大側とのオンラインミーティング1回目。前回一度実施したということもあって、昨年同様にやるのか/やれるのか、違いがあるとしたら何なのかという点についての自由討論という形。それは良いのだけど、遠藤先生/山田先生/私(と、こっそり名嘉さん)というメンツでど真ん中が私というのは違うでしょう〜〜〜。厳密なリーダーを決めず、その場その場で合意方式で進めていくアプローチもあるのだけど、方向性ではなくて進め方の点で中途半端だと進みにくくてちょっと。

今回の打ち合わせで決めたっぽい大きな方針としては、(1) 沖縄で開催するから沖縄色を含む or 京大側サマースクールとの違いがあった方が良い、(2) 社会問題に限定しないがもう少しクリティカルな課題設定が良いのでは、(3) テーマ募集型にするならどこまで広げられそうか(会場との兼ね合い含む)、ぐらいかしら。個人的には絞り込まないと行けないほど集まったらそれはそれで成功だという話なので気にせず、とにかく大風呂敷広げよう〜とか思ってたんですが、微妙にそうもいかず。結果としては優先順位付けて声かけすることに。この記事読んでる貴方に声かけられるかもしれません(ニッコリ

沖縄を絡めたテーマ設定、どうしようかしら。(去年考えたのをもう一度やり返すのはちょっと少しとてもかなり気が思い)

P.S.
明日の通院日で実家に戻っているんですが、モカの体調が更に悪く。いや、今現時点では改善傾向にあるのだけど。お腹に水溜ってたり、心臓悪くなってるのとで薬をあれこれ出されてて、それをうまく食べさせるための工夫でてんてこ舞いらしい。というのを目の当たりにしました。5月頭は起き上がれないぐらいだったのが、今は立ててしっぽも動かせて、食べる量も少し実回復中。でもオヤツセット(気分次第で食べたい物が変わる)から一つずつ出しては食べたがるかを確認する作業は笑ってしまった。嫌な物は全力で否定する元気があるし。

自己内の世界を広げることの楽しさに気付かせたい

木曜日, 5月 22nd, 2014

オープンキャンパスの資料準備と、デザインスクールの琉大メンバ側での擦り合わせをした一日。いや、ゼミもあったけど。

デザインスクールの方は、実施側としては以下ぐらいを期待してます。どこまでやれるかは置いといて。学科外、特に企業さん巻き込むならそことの擦り合わせが一番コストが高くなりそうだけど、一度やれてしまえば次年度以降はより裾野を広げやすくなるだろうし。ま、踏ん張りどころということで。

  • 京大連携やれる間に一度京大のサマーデザインスクール方式(実施者がテーマを提案し、それに対して受講生を募る)を一度真似てみたい、
  • 学科外(琉大他学部他学科/社会人)を巻き込みたい、
  • 全参加者が何かを持ち帰れるようにメタデザインしておきたい。(e.g., 受講生として想定している学生には、学科外学部外へのアンテナを張らせるというか、目を向け易くなるように仕込みたい。)

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ゼミの方は、勘違いして欠席した学生が1名いた(始まる前には連絡届いたので、一応良し。でも数日前にメール周知済みではあった。しくしく)ぐらいで、他はちゃんと集まりました。深層学習してる玉城くんは、パラメータ調整の仕方が上手くいってなかったので一度簡単なタスクにトライ、その後元の問題でもやってみると3階層(中間層1層)だけでもかなり性能向上してしまい、このタスクは深層学習するまでもなかったんじゃないか節が。それはそれで早い段階で分かって良かった。トピックモデルに分かり易いラベル生成しようとしてる慶留間くんは、LDAへの入力を綺麗にすべくノイズ除去や辞書構築、複合名詞を調整中。複合名詞に関連した類義語問題は残ってるのだけどそれは置いとくとして、そろそろ具体的な目標を明確にしたい所。小説読んだ時にわき起こる感情に基づいた推薦をしようとしている平良くんはここ最近は認知モデル関連をサーベイ中ですが、これだというものが見つからず。どういう問題を解こうとしているのかを洗い出してみて、そこから簡易モデル構築して拡張し続ける方が楽ではあるのだけど、似たようなことやってる人そんなにいないのかしら。

4年生や院生就職活動組みは、まだ一人しか内定を貰えていない状態が続いています。早く目処が付いて欲しいとは思いますが、こればっかりは仕方が無いか。卒業した後に就職活動するのが一般的になってくれればとも思うんですが。

オープンキャンパス準備の始まり

水曜日, 5月 21st, 2014

明日は開学記念日ということで通常の授業は休講です。体育祭も被せてますね。個人的にはどっちも不要だからいちいち休みにしないで欲しいかな。(休講だけじゃなくて体育祭も)楽しみにしてる学生もいるけど、別に大学全体としてやる必要性を感じないし。体育祭するぐらいなら頭を使う学部間交流イベントにした方がもっと大学らしいんじゃないのかな。デザーンスクールみたいなやつを学内でやろうとすると互いのカリキュラムの都合で週末か夏期休暇とかにやるしかないし。ま、体育祭無視して勝手にイベントでっち上げれば良いという話でもあるので、そうしてない私が負け、というだけでもある。

デザインスクールの方は、京大との打ち合わせが金曜日にあるのでその準備としての個人的なネタ出ししたり。琉大内チームは今の所遠藤先生&山田先生&私で、明日擦り合わせをする予定です。どうなるかは全く持って不透明。

その他は、会議中に社会連携委やオープンキャンパス関連の事務処理したり。工学部後援会主催の就職説明会は、20社が集まって4時間準備してもらって集客(集まった学生数)は50名ぐらいだったらしい。単純平均1社あたり2.5名/4時間。う、うーん。就職活動終わってない学生多いはずなんだが。

オープンキャンパスの方は、今年はパネル説明が無くなり、午前中から施設見学・体験ツアーを実施することに。とはいえ、時間の都合上午前中だけで全グループを見ることはできないな。今の所3〜4カ所になる予定です。そろそろ事務手続きも必要ということで、各展示担当教員(高良先生/姜先生/河野先生/長田先生/山田先生/舟木先生)に調整依頼を出したので、関連学生へも今月中に声かかかるかと思います。他にも意見交換会や誘導関連で1〜4年次の指導教員からも声かかるかと。担当学生の皆さん、よろしくお願いします。

会議中の事務処理捗るということはその会議に参加してなくても良いはずだよな。前に非公式アイデアとして「委任状のような形で直接参加する人数を減らす」という話も出たのだけど、結局採用されないらしい。しくしく。会議と会議の間に意図的にFD講演会挟むという、目的と手段を取り違えたアプローチも辞めて欲しい。参考になりそうな/面白そうな話なら自分から聞きに行くし、そうじゃなければ需要が無いだけ。需要なくても解決/改善する必要があるテーマというならまず問題設定してください。それが工学的(科学的)アプローチでしょう。(というのが授業設計/カリキュラム設計とかにも通じる話だよな>私)

今日の全体ゼミは過学習な話

火曜日, 5月 20th, 2014

複雑研全体ゼミは前回怒ったからかほぼ遅刻者無し。でもうちの学生2名が担当にも関わらず無断欠席(もう夕方なんだけど何も連絡無し)という。しくしく。怒って欲しいなら怒るけどさ。そうじゃないならやることやって欲しいのだが。。

2.4節は担当者不在のため飛ばして、The Elements of Statistical Learningの2.5節に突入。やれそうになかったら2.4節をその場で皆で読もう〜という形でやるつもりだったんですが、次の人達が準備してくれてたのでそっちをやることに。話としては、2.3節でシンプルな予測モデル(最小二乗法、k近傍法)が出てきて、2.4節で統計的決定理論。これらのシンプルな方法に対する警鐘という位置付けっぽく、2.5節ではいわゆる次元の呪いな話が数式&グラフで解説されてました。という風にストーリーを想像して読もう(勉強)しよう。解説記事としては [ 前編 | 後編 ] あたりを読むと良いんじゃないかと。簡単にまとめると、理想的に必要な分量&質の学習データを準備できるならば理想的な精度が出せるのだけど、一般的にはそんなことはあり得ない。ビッグデータでもなんでもそうだけど、データ件数を多く集められたとしても多くの場合はデータに偏りがあったりノイズが少なくなかったりするため、データを過信し過ぎた予測モデルでは「事前に与えられたデータに対してはうまく回答できるが、未知データに対する精度が落ちてしまう」、というお話。具体的な話や一般的な対策は以下を眺めてみると良いでしょう。

シンプルなモデルを実装してみて、かついくつかのデータパターン用意してみて、実際に眺めて見ると理解し易いだろうとは思います。その意味で機械学習 はじめようシリーズ記事は秀逸。だから学生向けに紹介してみたのだけど、どのぐらいの人が手をつけてみてるかは良く分かりません。

あれこれ窓口なり対応できるようにしてても、それが本当に必要な人に伝わってるか/受け入れられてるか/利用されるかは別問題

月曜日, 5月 19th, 2014

情報工学科履修相談窓口が新設されたらしいです。現時点では1年次向け数学基礎演習への補習的な側面が強いようですが、時間的に大分余っちゃうのでもっと有効活用してね、というのが趣旨らしい。単に数学/英語等への相談対応なら全学の学習サポートルームもあるのだけど、学科メンバではどれだけの人が利用しているのかはとても謎です。「苦手」という人は目一杯いるのにも関わらず。無料で相談できるので使い倒してくれても構わないのですが。

今回の宮城先生による相談窓口も、数学系科目/英語/大学生活/人生全般等々、相談してみたい人はトライしてみると良いんじゃないかと。「何でも相談」という窓口では私でも構いませんし、中途半端に見知ってる人と相談し難いことなら保健管理センターのカウンセリングという手も。私自身利用したことあるけど、気楽に喋れる人がいるというのは良いよね。

明日の全体ゼミ担当者はちゃんと準備してくるのだろうか?
というぐらいなかなか大学に来ない二人が、明日の担当です。一人は就職活動で県外に出てたからというのはあるのだけど、それでも連絡調整されてるかすら怪しいという。本当の予定では先週なんだけど、前のグループが長引いたのでやれず*結果的には*問題無かったのだけど、その時点で誰も何も連絡貰ってない状況だったし。準備期間が2週間前にあって、1週間後に進展無かった時点で叱った&どう行動すべきか伝えたつもりなんだけどなぁ。

(不定期コラム) 情報をシェアするには見える形でのアウトプットが必要 / 卒研ノートを更新中

金曜日, 5月 16th, 2014

午後はここ最近手をつけ始めてる研究ノートのシステムへのテコ入れをやってました。テコ入れというかライブラリ更新に追従するのが置く的ですが。現状はまだDjango 1.3で、恐らく当時作成した小野くんが使ってたバージョンから1回だけしかメジャー更新対応はしてないかも。細かいバグフィックスはある程度継続してやってたけど、数年ぐらいで落ち着いて目立ったバグが見つからず。と思いきや、去年、松田くんが日付け周りのバグ指摘&修正してくれたんだよな。ありがとうございます。

NAL研的には、研究室立ち上げ当時(2005)に「研究ノートを付けよう、最低限これこれの項目は書かせよう」という議論が学科会議で出て、やり方は研究室にお任せという話になってました。どうせなら「情報工学科を卒業するならwebサービスを作る/立ち上げるぐらいの経験は必要だよね?」ということで毎年「新しく作るか、過去のを引き継いで運用保守するか」を学生に選ばせる形でやらせてました。1回目は玉城さんがpukiwikiで準備してくれて、それでやってました。日誌だけじゃなくてToDoとかあれこれ活用してたらしい。2006年には宮城くんがrailsで開発してくれました。が、サーバー自体は現時点では消失。でも単に無くなったのではなくて、2007年に小野くんがDjangoで開発したものにデータは移行されてます。こうして振り返れる/積み重ねることは、研究室だけでなく社会に出てからも必要なことで、研究室に入って一ヶ月強経ったばかりの4年次もちゃんと日々の記録を「自分のPC内だけじゃなくて、その組織で閲覧できる形」でアウトプットするようにしよう。別に全公開しろと言ってる訳じゃなく研究室限定公開でも良いから、同じメンバ内では見れるようにしよう(産官学連携とかで公開限定せざるを得ないものについては別途内部でやってたりします)。シェアすることの凄さはwwwだけでも分かるでしょ?。1年次〜3年次はレポートでひーひー言ってるようですが、あれも「特定の読者(レポートを課した先生ら)と対象とした人向けに報告書としてやったことをまとめる練習」です。自分だけにしか分からないメモ書きだとレポートとしては不十分。このあたりは理科系の作文技術だとか、やればできる 卒業論文の書き方とかを一度は読んでみよう。良き先人に学ぼう。

関連: SNSやチャットはコミュニケーションチャンネルの拡張だと思った

話を元に戻すと、Django の最新版は 1.6.5 で既に削除されたモジュールが結構あるのでそれらを書き直し中。これも学生に「勉強しろ〜」と丸投げしてみるのが良かったんだろうと思うけど、久しぶりに自分で触ってみたくなったので自分でやっちゃってます。もう大まかな部分は終わりつつあるのだけど、認証周りが謎挙動でうまくいかず。具体的には「ログイン処理した後で別画面に移動すると認証が切れてる(が、ログイン画面に再度アクセスするとログイン済みになってる)」という。django shell で試す限りでは問題無く、http経由でやった時だけの現象なんだよな。どこでおかしくなってるんだろう〜。

P.S.
オープンキャンパス2回目の委員会が午前中にありました。1回目の会議では学科毎の説明を短縮とかいう話だっのが、5分で話すぐらいなら省略して学部長にまとめて概要説明して貰った方が良いだろうということで学科説明自体を省略する方向に。ぱちぱち。個人的には学部長挨拶も省略したかったのだけど、そこは難しそう。好きな時に来て好きに見て帰る、のがお互い楽だと思うんだけどそこまではやれず。それでもそこに向けて方向転換できつつあるのは割と嬉しいです。細かいことは学科内で個別にやれば良い話しでもあるし。ということで、少し案内パンフレットにも仕込みを入れることを検討中です。ぐふふ。

Demo or Die / インフレ気味なお茶会

木曜日, 5月 15th, 2014

PD2の5回目は2週間前に出してたグループ課題の1分スピーチをベースに、他者からのルーブリック評価&フィードバックをしてみるというのが主題で、残った時間にアイデアの出し方・分析方法についてのざっくりとしたフレームワーク紹介をしてました。フレームワークの方は山田先生側が時間足りなくて打ち合わせも出来てなかったこともあって本当に「こんな考え方があるよ」ぐらいの紹介でしたが、できればどれか一つを使って演習or課題にするぐらいはしたかったか。

フィードバックについては、元々は「グループ内で互いに発表&レビューしあう相互レビュー」を想定していたのですが、試しということで今回はグループ毎の1名が全体に向けての発表をするスタイルに。想像通り1分にまとめきれないどころか主張があやふや(整理してない)な発表が過半数でしたが、一部のグループは一つ二つに絞り込んでて、話し方も大分良かった。発表の仕方では、個人的にはグループ9の英語プレゼンと、グループ8やグループ10がトップ3。これらのグループはCREC法を意識して簡潔にまとめたストーリー展開になっていました。特にグループ9は、結論を同じ言い回しで述べるのではなく、出だしはデモ(実演)で結論を述べ(具体的には出だしを英語にして聴者に訴えた)、その理由や具体例を示した上で言葉でまとめてました。意図してたのかはともかく、デモを組み込んだところはとても良かった。Demo or Dieな人たちがいるぐらいだし。

フィードバックについては、

  • 発表者は他メンバからのコメントを貰えるというフィードバック。
  • 評価者は、説明者自身が簡潔に話す練習に。
  • 全員が、他の聴者がどこを見ていたのかに気づく切っ掛けになるという意味での、間接的なフィードバック(基準の底上げ&均一化?)。

あたりの効果を狙っていますが、うまくいくかは謎だな。一応今回記録されたコメントは次回(来週は休みになるので5/29か)に紹介する形で全員へのフィードバック効果を狙う予定。

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ゼミは、就職活動組みの一人に目処が付き、研究に本腰入れられる状況に。決まらないままだと本人も不安な状況が続くことになるだろうし、良かった。残りの人も頑張ってください。そもそも来てない人は来い。(さっきようやく電話で連絡取れた)

開発中とはいえアクセスできないwebサービスはちょっと悲しい

水曜日, 5月 14th, 2014

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うちの学科は学科会議が隔週開催(他学科は毎週やってるらしい)されててその開催日なのと、学部の委員会やらが被ってて午後は丸々会議な日でした。工学部には社会連携委員会なるものがあって、そこが工学部後援会の窓口にもなっていて、今年度の計画やら役割分担やら。目下のタスクは就職説明会で、会場や方式が去年までと異なるのであれこれどうしましょう〜というお話。2回とも(主に県内企業)20以上集まるので、県内就職を考えてる人は一度は参加しよう。

話題の研究ノートについて、工学部FD講演会:「インターネット時代の研究ノートシステム」なる講演会が予定されてたのですが、前述の会議にブッキングのため参加できず。しくしく。ビデオ録画はしてあるらしいので、後で見せてもらおう。

プログラミング3の進捗が上がってたので、一通りサービス公開してるであろうURLを開くものの、現時点で稼働しているのは rails 班のRT Collectionのみ。開発中だから穴だらけだろうし、そういうのにバカらしい攻撃喰らっててそこへの対応するのもアレだしとか思わなくもないのだけど、見れるようにしてて欲しいかなーとも思う。その時々のデモを録画しておいてそれを掲載しておくだけ、というのも一つの見せ方とか思うし。コード公開してるからそれで良いじゃんというのも勿論分かるんですが。

ネタ出しでつまづいてるというケースは良くある風景。

とか。取りあえずオカダノートでも0秒思考でも良いので、目に見える形で書き出すことで俯瞰し易くしたり、項目間の間を考える(e.g., ルートビアしかない世界でルートビアの良さは分からない)と言った視点あぶり出しにしてみたりしてみる癖を付けると良いんじゃないかと。もやもやと頭の中だけで考えるだけだと同じことを繰り返しているだけで時間を浪費してしまいがちでもあるので、一度出力しておくことで「忘れても後で振り返れる」ので、キッパリと他のことに注力することもできたりするし。とかとか。

久しぶりの複雑研全体ゼミは遅刻&欠席多数

火曜日, 5月 13th, 2014

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全体ゼミを火曜日1時限目にやっているのですが、調整に時間かかって開始したのが 4/22。その後2週間が祝祭日に被ってお休み(やっても良かったんだろうけど)で、5月中盤に入ってようやく2回目です。

内容的にはThe Elements of Statistical Learningの2.3節だけで90分かかっちゃったか。「この式どう展開したら次の式になるの?」「この図の読み方は?どういうことが分かる?」「k-NNのk=1はどういう状況?」とかとか。あれこれ突っ込んでるんですが、本当は学生自身が気になる所/分からない所をどしどし突っ込んで欲しい。皆で勉強するのが輪読なので。

手元のメモを見直すと「linear modelとは?」「affine setとは?」「intercept / biasとは?」「metric / momentとは?」「majority role以外にどんなvoteがある?」「voronoi tessellationとは?」「an independent test would give us a more satisfactory meansなのは何故?」「variance と bias の違いは?」とかあれこれ書いてあるんですが、発表では出て来なかった単語はツッコミし忘れてたな。失敗。専門書ではあるので「分からないのは取りあえず飛ばして読み進める」のは良いんですが、後で振り返られるように一通りメモっとこう。そして最終的には一通り理解できるようになろう。勉強の仕方を学ぼう。

P.S.
今回は欠席&遅刻多数。欠席の多くは就職活動かなと想像するんですが、それならそれで報告しろよ〜。社会人になるんだよね? というツッコミの多くは2回連続で欠席してるうちのメンバだったりもしますが。しくしくしくしく。謎の欠席しがちに加えてそもそも研究室ドメインのメールを読んでなかったというのが先週発覚したので、そっちの分を改善できつつあると期待するんですが、どうやったら毎日大学(研究室)に来るようになるかな。。そろそろ「親に通知」という技を出すつもりではあるんだけど、成人してて就職活動までやってる人がそこまでやられたいの?という疑問が。

(不定期コラム) シス管への誘いが届いていないというよりは広告不足とマッチングと意識の違いの問題

月曜日, 5月 12th, 2014

放置されてるVMへの不正アクセスがまだ続いていたor新しく発覚したらしく、初期パスワードを変更せずまま使ってたとかで外向けトラフィックが通常KB〜MB/s(?)程度に対してGB/sぐらいになってたとか。サーバ名が(特定の人には)分かり易いネーミングで、そのネーミングがどこぞのブラックリスト入りされてたりしたらとか考えると胸熱(違)。ま、失敗経験をがしがし積めるというのは学生特権なので、(経験活かして)気にせず行動しよう。


今回は、スイッチで該当IPの学科外通信を停止した上で対応(問題点を解消)し、その対応が正しく機能しているかを確認するためにフィルタを停止するつもりで誤ったフィルタを適用。(恐らく)学科全体が外と繋がらないという状況に。授業中だったら泣いてた先生いただろうなw でも、これも含めて「(責任は教員が取るから)頑張れ!」というのがシステム管理班な訳で。長田先生を筆頭に、学生中心に学科サービスの運営やれるというのは、そっち方面に興味がある学生にとってはとても楽しい環境だと思います。これだけの設備規模を個人ベースで用意するのはまず無理だし、実際に使ってもらってるサービスという点でもドキドキするだろうし。

ということで、興味があるならどんどん参加したら良いじゃんと思うのですが、現状学部生は2年次からの参加がいないらしい(昼食時にあっとんくんから聞いた話)。興味あるという学生居たはずなんだけど、おかしいな。と思うものの、シス管の活動が良く見えないというのも大きなネックの一つだろうとは思う。勿論興味ある学生は自分から情報仕入れろよとも思うんだけど。このブログ殆ど更新されてないし、ura.ie.comp.adminは業務連絡的なのが多い(たまに違うのもあるけど)し、毎週開催しているらしい活動報告(月曜9時@会議室っぽい)は限定された人(ML)にしか配信されてないしで、接点が少ない。学科の規模自体が小さいこともあって人同士での接点はそれなりにあるんだろうけど、それだと限られた条件でしか遭遇できないし。(繰り返しになるけど)興味あるなら自分から行動しろ(教員/先輩に聞けば良いだけ)とは思うのだが。

今回のトラブルも、ある意味広告するには良いタイミングだろうと思うんですが、具体的な話はMLでも出て来ず。ちらほらTimeline/Twitterであったぐらいか。そのタイミングを逃した人は目にしてない訳で、少し広告にも力入れたらどうかなーと思いつつ、側面支援的な意味での日記を書いてみました。うちのサーバにも先月sshアタックがあったんですが、そっちはこんな感じで対応の流れを書いてました。

という訳(?)でクイズです。

  • クイズ1: 本日1回目のインシデント(大量な外向けトラフィックの発生)に、どうやって気づいたのだろうか?
  • クイズ2: そのインシデントに対する解決方法を2個以上提案せよ。
  • クイズ3: 今回のインシデントの原因は「初期パスワードのまま使い続け、放置した」ことにある。管理者としてはどのようなアクションを起こすことが類似インシデントを効果的に防ぐことに繋がるか、400字程度で提案せよ。

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中の人が美味しく頂きました。