Archive for the ‘NAL研議事録’ Category

沖縄は避暑地

火曜日, 5月 14th, 2013

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各地で真夏日 沖縄は梅雨入りだそうです。蒸し暑いですが、気温的にはまだまだ大したことない中で「内陸を中心に気温がすでに30度前後まで上がっている」みたいなニュースを見るたびに沖縄は避暑地だよなと。県外の人と話す機会がある時にそういう話題を話すと信用されないですが。

先週末に予約を入れた初人間ドックの関連書類が届きました。予定通り5/24(金)なのは良いですが、「脱水予防のため朝6時頃までにコップ1杯の水飲んで」とか、事前に検尿検便が必要とか、アンケートがやたら多いとか既に投げ出したくなってきてます。前日夕飯早めに食べないといけないかと思ってたらそっちは割と時間に余裕があって9時前までなら問題無いらしい。一方で、それ以降はお茶含めて水以外は飲んじゃ駄目というのはちょっとキツい。一度はしっかり受けとこうという気持ちはあったからやりますが、2回目は当分ないなぁ。

久しぶりの通常モードでのゼミは、〆切があるもの以外はまったりモードに。気分一新を兼ねて個別ゼミを復活させようと思いつつ、来週までちょっと時間取りにくいのでやるのは5/27以降の週からだな。

ゼミ後にKJ法(グルーピング)2人目終了

火曜日, 5月 7th, 2013

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前回に引き続き、今回は松田くんのカードについてグルーピングをやってみました。事前にソロでやってみてたようですが、想定してたグループになってる箇所もそうじゃない箇所もあったようです。一人視点だとどうしても限界があるので多人数でやるのも一度は必要ですね。普段のゼミ形式でやるのも良いですが、ブレストやKJ法のようにちょっとしたイベントとしてやることにも面白みがありますし。

これで、ネタ出し的な意味合いでのKJ法は一段落。並行して進めている輪読(IR本DM本)と具体的な論文読みがこれから暫くはメインになるかなー。

ゼミ後にKJ法(グルーピング)

火曜日, 4月 23rd, 2013

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一ヶ月以上前にやったKJ法チックというかBSチックな討論の続きで、ステップ2のグルーピングをやりました。

既に忘れかけてたので思い出すためにカード全体を個別に振り返るところから始まって、2時間ほど経過した所で一先ず終了。といっても平良くんの分が終わっただけですが。最終的には卒研テーマを決める所までやることもありますが、今回は「列挙したアイディア」にはどういう視点が含まれているかについて討論することなので、一応これで一段落です。討論することで参加者間に共通の言葉や土台が生まれることもサブ目的ですが、いずれにせよこれ以上の深堀りをKJ法的に進める予定はありません。後は通常のゼミや個別相談しながら。

ここまで一人あたりステップ1(カード化)で2時間、ステップ2(グルーピング)で2時間、合計4時間はかかってます。実際には事前準備とかもあるのでもっとですね。もう一人松田くんについては、来週はタイミングが合わずにやれないので5月実施になるらしい。

M1の二人が微妙にテーマ変更を視野に入れつつ、既に4月末になる時点でまだ決定しきれていないのは大分時間的に損しているのですが、B4からの続きにせよネタ替えにせよ今月中に決まるかなぁ。

興味のあるキーワードで見かけた関連事例を意訳紹介してみる

金曜日, 4月 19th, 2013

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実験1/スクリプトプログラミング金曜日のレポート提出を確認しつつ、1年次の登録確認表への押印したり、火曜日のゼミやお茶会で話題について補足してた一日でした。

レポート提出について何かしら応答があったのは現時点で30名。アップロードミスしてる人には折り返し催促してるので、再提出ヨロシク。rsyncコマンド実行時にエラー出てるだろうにと思ったりしますが、引数の書き方によっては「正常に別の所に複製する」のでエラーがでないこともあるか。

ゼミ/卒研では、新4年次の卒業研究テーマを決めるために予稿集/論文集を探させたり、何かしら興味のあるキーワードについて事例調査させたりしています。その中で出てきたキーワードについて例えばこういう事例があるよというのを具体的な調べ方の参考も兼ねて、俯瞰しやすさを意識して意訳してみた実例を示してみています。事例ばかりだけだと悪い意味でのハウツーになりかねないですが、私自身を含めた「いろんな視点/まとめ方」の一例を示すことで背中を見せるみたいなことを意識しています。

例えば、お茶会では新M1のテーマについても話してたのですが、キーワードとしてはIPSJ75(0日目/1日目 /2日目/3日目)やNLP2013(チュートリアル/1日目/2日目/3日目)でのキーワードを交えつつ「オートエンコーダ/要約バリエーション/強化学習状態空間/ベイジアンネット」について意訳紹介(PDF)してみたり。

ゼミ補足としては平良くんがキーワードに挙げた「漫画」事例についての意訳紹介(PDF)と、松田くんがキーワードに挙げた「発言意図」事例についての意訳紹介をしてみたり。

毎回やってる訳ではないですが、比較的前期の間は意訳紹介に限らず何かしら一例を示してみてます。自分自身のその時々のアウトプットを兼ねてw

実験1の1週目が終了し、今学期のNAL研ゼミが開始

火曜日, 4月 16th, 2013

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スクリプトプログラミングが2クラスとも終了しました。後はレポートが提出された後の採点ぐらいになります。

実験の進め方自体は「項目毎に解説->演習」を繰り返し、気になる点がないかを細かく確認しているつもりです。が、その場で実際に質問をして来る学生はあまりおらず、実際にはいろんな所でつまづいているものの「質問できない」という学生が少なくないっぽい。「っぽい」というのは個別に確認している訳ではないからなのと、適当なタイミングでTAに質問することはできている学生がいるから。質問せずにそのまま流していると、今後いろんな所で同じつま付きをしてしまうだけなので、もしそういう学生がいたら「自分から質問するように」頑張ろう。何が分からないか分からないならそう質問してください。まずは自分から行動しよう。能動的に動こうとしないのなら、正直大学は向いていないと思う。自分で勉強することをサポートするのが大学なので。目標となる人の真似をするとか、何かしら自分から動いてみよう。言われたことをするだけなら高卒で十分です。

内容的には外れるのですが、演習中に学生のターミナルやエディタでの操作を眺めていると、

  • 「カーソルキーで移動する(ぐらいならCtrl-aやCtrl-eで移動した方が早いのに)」
  • 「ディレクトリやファイル名を統べてて入力する(ぐらいならTabで補完した方が)」
  • 「ほぼ同じ行を手入力/マウス選択してコピペする(ぐらいならヒストリ使ったり、ショートカット使った方が)」

とかあれこれ言いたくなったり、というか言ったりするのは、実際に眺めてみないと分からないことではあるので、少しは演習する意味があるのかな。

2013年度1回目のNAL研ゼミでは、学部生はIR本DM本の輪読をメインとしつつ、テーマ探しを兼ねて興味のある論文収集&論文読み。昨年度は英語本の輪読が「いつの間にか無くなっていた」のですが、今年は(3月から続けているという意味で)ちゃんと続いているらしい。修士はテーマがまだかっちり決まっていない人はその調整してもらいつつ、年度単位での研究計画にブレイクダウンしてもらってます。

沖縄高専交流研究会の今後、留学生交えたゼミ、情報工学科歓送迎会

日曜日, 3月 31st, 2013

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なんだかんだと時間取れずに書けなかった昨日のお話。

午前中は2年前から始めた沖縄高専との交流研究会の今後について話し合い。教育と研究とどちら寄りを目指すのか、どうせやるならオフィシャルな研究会目指すのはどうか、一般的な口頭発表形式だけじゃなくポスター形式はどうか等々。どういう交流の仕方があり得るか、どういう方向性を目指すか、どういうテコ入れが考えられるかといったことについて様々な意見が出ました。それを受けて、3年目になる2013年度は発表件数を増やしながら以下のようなテコ入れを予定。2014年度以降には、オフィシャル化の一つとして例えば人工知能学会の第二種研究会あたりを想定してるかな。

  • 発表者に院生も含めることを検討。
  • 調整次第でワークショップ的な合同合宿。
  • 夏は(ちょっと変わった)ポスター形式をベースとし、何かしら評価システムを導入。素案としては遠藤先生の講義で取り入れてるシールが有力候補。
  • 冬は口頭発表に加えてハッシュタグ付きツイートし、専属で発言を取捨選択を導入。

遅めのランチ・ミーティングを終えたあたりで風邪っぽい症状が出始め、ゼミする頃にはだいたい収まっていたんですが念のためお茶会は無しに。その日に沖縄到着したばかりという韓国からきたJoくんを交えて、参加者が大まかな研究テーマの紹介しつつ通常モードの進捗確認。新4年次の当面の課題は、

を輪読してもらいつつ、研究テーマの検討。テーマ検討では予稿集眺めてもらって興味あるタイトルを見つけて読んでもらいつつ、ネタ出ししたり、皆の時間を調整した上でKJ法することを想定しています。

新M1は、第三者のコメントを貰うべく参加してきた情報処理学会での発表で得たコメントや感じたこと(玉城くんの振り返り慶留間くんの振り返り)を踏まえ、2013年度の研究計画を練るところから始めてもらいます。

新M2は、M1同様学会発表で得たコメント等(山内くん振り返り、堀川くんはまだ卒研ノートに書き込んでないなw)を踏まえるだけではなく、修士最後の1年間ということで研究をどうまとめるかを意識して計画を練ってもらいます。

STRPで1年間の留学生活をするJoくんは、C言語でのプログラミング経験があって、留学中にデータベースとネットワークについて学んでみたいらしい。ゼミではそういう講義でやったことを発表してもらうぐらいでも良いのかなぁ。PC必要な講義もありそうなので、手配も必要になるのかな。

夕方には情報工学科の歓送迎会@桜梅桃李。送られる側は3年間エンジニアリング・デザイン教育について取り組んでた渡真利さん&官さん&仲里さんの3名で、迎えられたのは技術部の翁長さん。一番の見所はアシャリフ先生&名嘉村先生による漫才。こういうイベントは楽しいんですが、個人的には2,3時間が限界。19:30-23:30とやってても自分以外の人が元気なのを見ると「みんな恐ろしくタフだなあぁ」とつくづく感じさせられます。

そんなこんなで帰宅したのが24時過ぎ。風呂入るのも面倒でそのままベッドに突っ伏した一日でした。

入学式に向けた準備を始めながら卒論添削

火曜日, 3月 26th, 2013

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「え、今頃?」でもありますが、卒論添削なう。本来ならば卒論発表までに最終的な卒業論文を仕上げるのが筋だとは思いますが、「期限内に綺麗に終わらせるのは上手くいったためしがない」です。私自身が起源を甘く見ているということも事実ですが、厳しく〆切を守るために前倒しでやると研究自体/論文本体/プレゼン資料/発表練習なり、どこかしらで「目をつむれないレベル」になってしまいます。ということもあって、卒業論文は「卒論発表後に仕上げさせる」という形でやっています。

仕上げさせない(適当な初校で終わらせる)というのも一つの手ではあるんですが、自身がやったことを報告書としてまとめられないというのはあまりにも可哀想だよねということで、添削はそこそこ厳しめです。卒論レベルとして最低限の基準というのを厳密に持っている訳ではないですが「第三者が読んで理解できる」ことを一つの目安として添削してます。基準については一度考えてみても良さそうですが、多分、ググるなり書籍探すなりした方が早そうではある。と思うぐらいにはあまり真面目には考えていません。現実問題としては学生のレベルに応じた添削指導でもあるし。

平成25年度入学式・大学院入学式日程では「入学式」しか日程書かれてないのが第三者のこと考えてないなと感じる内容ですが、入学式関連イベントとしては
 ・4/2にオリエンテーション。
 ・4/3に全学的な入学式+学科別に保護者との懇談会。
 ・4/4に学科別の学生との懇談会。
  (その日の午後にインストール大会
 ・4/5に履修登録ガイダンス+全学的なサークルオリエンテーション。
という流れの予定です。具体的な時間はまだ調整中。

来週は入学式関連イベントが目白押しで、再来週からは講義が始まるということで321室のプロジェクタが故障のままだったらマズいなということでチェックしてみた所、D-sub側はケーブル交換されてて通常利用はOKという状況でした。最初に修理頼んで何ヶ月経ってるんだとは思いますが、泉州ぐらいに来てたらしい。DVI側の故障は把握済みで、後日対応予定らしいです。

ミニワークショップ&ゼミ&追い出し会

金曜日, 3月 22nd, 2013

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去年から始めているイベントで、修了する学生による「新配属学生向けのミニワークショップ」を実施してもらっています。具体的な中身は修了生に任せるとして、こちらからは以下のような依頼をしています。

[ 目標と補足 ]
・修論成果物のイントロor部分課題or全体像を体験してもらう。
・細かい内容はがっつり割愛し、イメージとして伝えるよう工夫。
 *例えば実験2の探索アルゴリズムでは「NNがどういうものか」を
  簡易説明だけで終わり、入力ファイルと出力ファイル、パラメータの説明だけで「学習」
  についての試行錯誤を体験させています。
  詳細は修論や参考文献読めば良いだけなので、おまじない/こういうもの、という説明でも良いです。
・必要に応じて成果物を参照できるようにする。
 *サーバにデータやプログラムを置くだけじゃなく、
  それらをどのように使うのかのドキュメントも用意しましょう。
  修論付録だけでドキュメントを完結する場合には「修論のありかを明示しつつ、付録参照」のように書いてもOK。
 *修論付録を用意できたら印刷(製本)前に一度確認させてください。
・「機械学習」など計算に時間がかかる部分では、
 ワークショップ中では小さなデータで試し、
 処理の過程を理解してもらった後で「3分クッキング方式」で「予め処理しておいた結果」を用意しておくとベター。
 数分レベルで終わるなら事前準備しておかなくても良いですね。

[ 内容と実施方法の例 ]
下記の例全部というわけじゃなく、どれかを組み合わせて90分程度で収めるという意味で例示してます。

>名嘉くんバージョン
(1) 設問文から特徴ベクトル(品詞モデル、回数、TF、TFIDF)を構築するやり方。
(2) 特徴ベクトルを用いた分類学習のやり方。
(3) F値や交差検定を交えた評価のやり方。
(4) 設問文に「設問外情報」を付与してデータセット&特徴ベクトルを再構築するやり方。
(5) 設問文に「語の集約」を適用してデータセット&特徴ベクトルを再構築するやり方。

今回の修了生は名嘉くんで、実際にやった全体の流れは以下の通りです。スムーズに済むなら1時間強ぐらいで済みそうですが、OSのバージョン等環境の違いで環境構築がうまくいかず、動作確認するまでに3時間近くかかりました。お疲れさまです。

  • 研究概要説明(背景、問題意識、提案、設問自動分類タスク、タスク全体の流れ)
  • 事前準備(データセット準備、MeCab, R, RMeCab, WEKAインストール)
  • データセット(1ファイル1設問)から特徴ベクトル生成。
  • 各種スクリプトを用いた2値分類器の構築&テスト。

ゼミではここ2週間出張続きだったこともあり、学会出張組みはその報告メインで振り返りと今後の方向性についての検討。新4年次向けには進捗報告しつつ、そろそろ新学期が始まるということで来週からちゃんとゼミやろうという話。あと、来年度から1年間(?)ぐらいの短期留学で韓国から留学生がくるので、チューターの調整。

あれこれ終わった後の追い出し会では、例年だと「いつ世」に行ってるのですが予約が取れなかったので名嘉くん希望のステーキハウス「サウスドラゴン」にて打ち上げ。ステーキ本体はブラックペッパーの効かし具合が個人的に素晴らしく、スープやサラダもまともで、久しぶりにステーキらしいステーキを堪能してきました!

ほぼ6時間ぶっ続けでの添削指導

月曜日, 3月 18th, 2013

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留学先で博士号取ってきたぐらい英語堪能な友人に協力を仰ぎ、学生の英語論文添削をして貰いました。添削にもいろんなレベル・やり方がありますが、やりやすいようにやって構わないということで大分自由度高めにお願いしてた所、どうやら「試しに1時間ぐらい最も丁寧なレベルでやってみて、その時の学生の反応を見てその後は調整する」という裏設定を設けていたらしく、学生のやる気次第では表面的な添削だけで終わる可能性もあったらしいw 結果としては13時開始して19時過ぎまでかかってようやく最後まで一通りの添削が終わったという次第。卒研生で細かいチェックまでやれてなかったこともありますが、第三者の視点でここまでやって頂けて、学生にとっても私にとっても勉強になりました。

来年度、つまり4月からになりますが、学部は違いますが同じ琉大の教員になるということもあって自分が大好きなケレベッキにて軽くごちそうしてきました。勿論これはオマケですが。

P.S.
仙台、名古屋出張で美味しいもの食べてきたばかりだけど、やっぱりケレベッキが自分の中ではベストだなw

KJ法チックというかBSチックな討論

日曜日, 3月 3rd, 2013

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NAL研新配属生2名への welcome イベントを兼ねた討論会が終わりました。当初は1月にはやる予定で新配属生には12月の時点で以下のような課題を与えていたのですが、就職活動/学会原稿〆切/卒業研究〆切等々全メンバが揃う日の調整が難しく、結果的に3月までずるずると延び延びになってました。

【課題】
興味のある研究テーマ1つを選択し、そのテーマについて20件以上具体的にやりたいことを考えてきてください。なお、「興味のある研究テーマ」はキーワードレベルで構いません。具体的には、前回の食事会で話題に出した xxx や yyy のままでも良いですし、それ以外を選択してもらっても構いません。

「20件以上具体的にやりたいこと」については、やりたいことがイメージ出来る程度の質&量で文章化してください。図表等が必要な場合はそれらを盛り込んでもらっても構いません。

あるテーマを中心に考えてきてもらった「やりたいこと」について研究室全メンバと共に討論してみようというイベント。当初は細かいことは置いといて話す題材用意して仲良くなろう〜ぐらいで課題を与えてみたというのが本音ですが、結果的には以下のようなイベントになりました。

【理想的な目標】研究テーマの具体化
【達成目標】
 1. 自分が考えていることやイメージを第三者に伝える。
 2. 相手が考えていることについて共通認識を持てるよう努力する。
 3. いろんな考え方、視点に触れる。
 4. 俯瞰的視点で物事を捉える。
【カード化の進め方】
 ・(事前に)一人ブレスト
 ・(当日) KJ法するための事前準備としての「やりたいこと」をカード化。
 「興味のある研究テーマ」について考えてきた「20件以上具体的にやりたいこと」を、各々1枚のカードとして作成していく。1枚のカードには、1つのやりたいことを1〜2行程度(長くて10数字)ぐらいに整理して記入。

【補足】
・発表者とは別の人がカードを作成。5枚(?)毎に作成者交換。
・この時点では異論反論は受け付けません。
 「そのやりたいことは**ということ?」というような質問確認のみ。

想定では、1件2分換算でカード化できるかな(一人1時間予定でグルーピングにも少し入れるかな)と想像してたのですが、実際には1人20件分のカード化に1.5〜2時間近くかかりました。ということで、新配属生2名分のカード化に4時間近くかかってます。予定時間を越えているだけじゃなく、脳みそ疲れてたのでグルーピングはやってません。これでも予定していた達成目標の3番まではできたので十分ではあるのですが、ガチのKJ法をやる時は1テーマに絞って数時間想定しないと無理だなと実感。

成果物としては作成したカードに加えて簡易的な議事録ぐらいしか残っていません。が、今回のカード作成を通して物事の考え方、いろんな視点、イメージしていることの伝え方、相手が考えていることの聞き出し方とかいろんな引き出しへのインプットができたんじゃないかと想像(期待)します。勿論一回やったら十分というものでもないですが、第一歩としては十分な成果を残せたかなと思います。

ということで、濃厚な4時間でメンバ全員の脳みそがとっても疲れたイベントでしたw