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本を読むという行為を通して著者(=他人)の視点や考え方に学ぶ

日曜日, 8月 19th, 2012

今日はだらだらしつつ、マスターズ(FAN発表練習)の予稿眺めたり、SICP勉強会メンバをケレベッキに連れて行ったり。晴天の割にゴロゴロ雷鳴が聞こえたりしたけどどこかに雷雲でもあるのかな? ワックス塗布作業の日らしく、微妙に部屋間の移動で困ったり。平日やられるよりはマシか。そんな一日でした。

発表練習の予稿チェックの方は、うちの学生を除いて終了。明日にでも共有ファイルに質問・コメント書く予定。折角合同での練習なので外部の視点を優先したいし、そうじゃなかったら合同でやる意味薄れちゃうし。

先日の日記で、

自分で自分を評価して前に進むより引用)
大学生は、自分で道標を築くなり探すなりして歩もう。歩めるようになろう。それが正解の無い問題への取り組み方に繋がります。

とか書いてますが、じゃ、どうやって歩めば良いのか。勿論「これだ!」という絶対唯一の歩み方がある訳ではないです。ただし無目的に手当たり次第やるよりは効率が良い歩み方はあるかもしれない。その代表例が書籍を読むという行為。どんな本を読んだら良いかは時と場合によりけり。でも勧めるには理由があって「好きな時に好きな人の視点や考え方に触れることができる」のは書籍ぐらいだから。今だとブログなりまとめサイト的なものもあるけど、既に確立してる概念については書籍の方が整理/俯瞰されてる可能性が高いというか、大抵「良書」と呼ばれるものは「多数ある中からこれが良い」という選ばれたものなので、玉石混淆のWeb検索*だけ*に頼るよりは良書に頼る方がベターでしょう。

「他人の視点や考え方に触れる」を目的とした別手段の例が、先に書いた「マスターズ(FAN発表練習)」。これは4研究室で集まっての練習です。普段からゼミ一緒にしてる訳じゃないので、たまには集まって他研究室からの視点なりを取り入れたい訳だ。勿論学外での口頭発表もその一つ。金銭的なコストもかかるので回数は少ないけど、なるべく増やして行きたい。こうやって顔を突き合わせてやるのも一つの方法だけど、これは多くの人の時間が必要なので、比較的実施コストが高い。その分、効果的にやらないと勿体無い。

で、話戻って「本」を手段とした時の場合。

友人/先輩/先生らから選書して貰うのも一つのではあるけど、勧める理由や著者の意図、書き方等様々な要因があるので「誰にでもお勧めできる」という一冊にはなかなか巡り会えないです。だけど読んでみないと分からないからまずは手に取って読もう。もしそれだけで分からない/不十分/関連話が知りたい/その先にどういう道が広がっているのか興味がある/etc.といったことなら更に同じテーマで書かれた違う本を読もう。そうやって「多数の視点で書かれた同じテーマ」を読み比べたりしていくうちに「点と点が線に繋がって」いったりする訳だ。同じことを同じ視点で同じアプローチで考えているだけでは前進しにくいけど、同じことを複数の視点で複数のアプローチで考えるとそれらが相互作用して昇華しやすくなる。歩みやすくなる。これが「質は量から生まれる」ということだし、量こなして血肉にしていかないと理解が進まないことでもある。

別の言い方をすると、学習パターンの「まずはつかる」も、論文の読み方も、本質は一緒。他の人の成果物(書籍とは限らない)に触れて、点と点を繋げるために「面白そうなものを集め」たり、「関係を書き出して」みたりといった作業を通して「その世界にどっぷり浸かる」のが大切。そうすることが、

@unnonounoさんより引用)
論文読むって意味あるの?繋がりないし、知識が溜まっている気がしない。最初はそう思うけど、論文を読む(知る)効果が現れるのは時間がかかる。ある臨界点を超えたとき、これ前見たぞ、あの時と同じ手法だ。急に手法の類似性や繋がりに敏感になる。点だと思った論文が線になる。そういうものだと思う

という一つの歩み方に繋がる訳だ。

繰り返しになるけどこれはあくまでも一つの歩み方であって、他に歩み方が無い訳じゃないです。でも、もし他にベターだと思える歩み方を知らないなら、まずはやって(浸かって)みないか。

自分で自分を評価して前に進む

土曜日, 8月 18th, 2012

帰宅途中、ワンダフルワールドで生演奏されてた宮里春喜さんのCD琉球弦風景の3曲目「風」。落日の中陸橋を上ってるところで流れてきたというタイミングが良かったというのもあるけど、「風」を感じられるギターが凄かった。ということでポチりたいんだけど、今の所データでの販売は無いっぽい。うーん、CD買ってもいいけど、うーん。

先日Panya閉店話をしてましたが、どうやら新都心店にて9/14に復活するらしい。店舗のオープン時間にもよりますが、これであのトーストとかあのタマゴサンドがまた食べれるのかと思うと嬉しくてたまらない!

午後は、遠藤先生と一緒にFANシンポジウムで使う消耗品関連の購入。あれこれ品揃えが豊富なお店は安木屋ぐらいしか思いつかないので他と比較してないですが、名札とか十分安く購入できました。専用駐車場は少ない(4,5台ぐらいしかない)のだけど、購入した金額次第で近くの有料駐車場の割引サービスがあるらしい。

大学に戻って収支チェックを終えてから、マスターズ(FAN発表練習)の予稿読み。そろそろ初日分は終わるかな。ページ数制限のこともあって予稿からは分からない部分が多々あるけど、それは発表聞いたら分かることもあるし、それでも分からなければ当日聞けば良いね。ということで質問/コメントを予稿毎に列挙してみると、結構なボリュームに。一つずつ真面目に質問してると私一人だけで時間使っちゃうな。というのは本望ではない(今回は発表者ら自身が互いに討論することも強く念押ししている)ので、基本的には当日は喋らないつもりです。各セッションの座長を4年次にお願いしていた件が調整できたようなので、リンク先に追加しておこう。

そろそろ前期科目の成績が出揃いつつあるらしい。学生への正式な成績通知は後学期が始まる初日とかなので、今の時点で学生が見れてる分は先生が「もうこれ以上変更する要素は無いだろう」と確定した科目。逆にまだ成績出てない科目な様々な理由で最終確定できてないから。最近はオンラインで見れたりする分、学生側は早めに見ているらしい。

個人的には成績に一喜一憂する理由は、実は良く分からない(学生の頃も全く気にしていなかった)です。テストで測れる達成目標は良くも悪くも一側面なので、所詮他人が付けた一つの評価に過ぎないので。良いに越したことは無いだろうけど、それは「良い成績」を何か(e.g., 研究室配属/就職活動/進学等)に利用できない限りはあまり意味無いかな。

大学生は、自分で道標を築くなり探すなりして歩もう。歩めるようになろう。それが正解の無い問題への取り組み方に繋がります。

専門的なことは専門家に聞く

金曜日, 8月 17th, 2012

今日はちょっと集中力切れ気味のお疲れモード。週明けにやるマスターズ(FANシンポジウムに向けた発表練習)の予稿眺めて気になる点を列挙してました。読みにくい論文もあって「時既に遅し」ではあるけど、次回に向けてコメントはしてあげないと。もっと手間暇かけて指導する必要があるなとも思うんだけど、そういう学生に限って「〆切ぎりぎりにしか出さない」という技を繰り出す確立が高いという問題もあるんだよな。そんなことされたら指導する動機も落ちちゃうよ。(今回の学生がそうだったのかは知らないけど)

買い出しを兼ねて早めの昼食から戻ってくると、何やら院試の面接でトラブルがあったらしい。そう、他人事のつもりでしたが以下略。

長田先生と実験2のネットワーク演習関連で打ち合わせ。私自身はもともと通信インフラとしてのネットワークについては殆ど知識が無く、Ciscoが提供してる教育プログラムの研修を受けて短期集中で勉強したという程度のものです。研修はこんな(CCNA1CCNA2CCNA3CCNA4)感じ。比較的文句が多い気もするな。

ある日:基本放置でたまに20分程度の解説やるぐらい.やっぱり東京来てまでやる内容じゃないし,そんなのに一週間拘束されるのはきつい.ので,前回以上に文句を言ってきます>明日の懇親会

翌日:懇親会ではシスコさん一人も来ず. 文句言いたかったから参加したのにorz

とか書いてるし。正直研修は時間もお金も勿体無かったと思ってます。研修受けないと関連教材を使っちゃ駄目というシステムだったから仕方なかったんだけど。

今はCiscoのCCNAを中止したこともあって演習内容を見直し中。勿論現場の事とかも知らないので、演習内容を調整する際には専門家の長田先生からの提案をベースに話を進めてます。ただ専門家になるほど「駆け出しの頃に感じやすい壁」とかを忘れがちというか呼吸するように設定済ましちゃうとかあるので、時間のことを考慮しながらコアな部分はここじゃないかとか調整したり。

前期の実験1「情報ネットワーク演習1」では単純なPeer-to-Peerネットワークから始まり、ルータ2台で構築した「離れたネットワーク」に属する通信端末同士で通信を確立するためのルーティング・テーブルを静的に設定する方法、OSPFで動的に設定する方法を演習。実習テストではアドレッシングを含めたネットワーク設計からやってます。毎年ここで詰まる学生が多いということで長田先生が事前に担当先生に念押ししてみたようですが、特に変わらず。「講義で何やってたんだ」状態。ま、必修講義で興味の有無とは別に受講されてもこんなもん(一部の学生しか身に付いていない)だとも思いますが。

後期はスイッチでVLAN周りをやる予定。乞うご期待。というか学科サービスに興味ある人ぐらいは学科システムの運営保守管理を担当してるシステム管理のメンバに話を聞いてみるとかして欲しい。導入部分は既に講義でも出てきているはずだし、少なくとも指定されてる教科書には出ているので予習なりしよう。(くどいけど、興味があるなら自分から動こう。それが大学です。勿論他にもっと興味があるものがあるならそれを頑張ってくれて構いませんが)

学科会議を終えて、丁度FANシンポジウムのコアメンバが揃ったタイミングでもあるので種々の擦り合わせを終えてからNAL研ゼミ。終了後は恒例のお茶会です。今日の担当は玉城くんで、菓子工房モルチェチーズケーキでした。焼き目も良いですが、それに負けず劣らずのチーズ具合でなかなか。

そういえば昨日のコンベンションビューローさんから支援頂いた件。昨日の記事だけだとバックだけに見えますがもっと直接的な支援もして貰ってます。具体的には懇親会での余興費。MICE開催支援の中の「芸能アトラクションの派遣」に相当するのだと想像します(具体的な手続きは例によって日本旅行さんにお任せ状態)。これだと、MICE支援しながら地元芸能の支援にもなって結果として観光業支援ということで一石三鳥になってるのかなと。上手いやり方だよね。

熱いうちに打ったモノは一度冷ましてから打ち直す

木曜日, 8月 16th, 2012

ここ最近の例に習ってFANシンポジウム関連タスクで擦り合わせたりはしてましたが、今日は比較的まとまった時間が取れたので査読に集中することができました。お陰で細かい設定まで含めて問題/手法/実験設計などを理解。気になる点は大凡列挙したけどこのまま報告するんじゃなくて、明日か週明けに一度見直してから報告を出そう。

ちなみにFANシンポジウムの方は、今回はコンベンションビューローさん経由での支援を頂けるとのことで、コングレスバック150部に加え、那覇市観光協会さんからNAHAナビガイドMAP150部を頂けることになりました。このあたりは受付業務を一任している日本旅行さんの提案で申請して、支援頂けるようになりました。ありがとうございます。観光PRに加えて、これで当日配布資料をまとめてお渡しすることができるようになりました。ということで来沖する皆さんには是非とも観光も楽しんで頂きたい!w

お昼は久しぶりにハリーズへ。カツががっつり乗ったボリュームだったけど、今回はちょっと物足りない感。でも食事から戻ってきたら学生からミニミニ動物園のシュークリームを頂けたので結果としてはちょうど良かった。ごちそうさまでした。

普段だともっと少なめでも「食べ過ぎた」になる。仕事詰まってるのが影響してるのかカロリー消費しまくってるのかな。思い出せば大分前に学会イベント運営やってた時は体重落ちまくりだったしなぁ。(といいつつ今回は計測してないから落ちてるのかは不明だが)

体重と言えば、こんな感じで体組成計がいつの間にやら大分安くなってるらしい。同じやつ買ってみても良いなー。先月から14ケレベッキ天引きされてますが逆に消費は増えてます。よろしくお願いいたします(?)。

院試の方は筆記テストが終わって関連先生が採点中。どんな感じだったのかなー。


[8/16 17:04 追記]
FANシンポジウムの会場で利用するためインクジェットプリンタを探しています。貸し出せる学生いたら連絡ください!

筆記テストでは正解不正解と同じぐらい紐解く手続きが大切

水曜日, 8月 15th, 2012

今朝は入試関連タスクを消化。うろ覚えですが去年よりは面白そうな人がいるような気がする。

うちの学科だと、AO+推薦+前期日程+後期日程に加えて高専等からの編入の5パターンかな? これだけ増やしてどのぐらいどんな効果があるのかは謎ですが、今の所AOや編入は応募件数が増える傾向にあるっぽい(ちゃんとした数字は見てないので感覚的な話)。少なくともアテンションを引きつけるという点では効果が出ていると解釈できるけど、年々サポート的なタスクも増えつつある(数学演習が講義として用意されたり)のが実情でもあって、本当に受験生のためになっているのかはやっぱり謎。モチベーションあるなら頑張って欲しいから応援はします。

午後は会議x2件しながらFANシンポジウムのタスクの擦り合わせを進めたり。金銭周りでは収入側はほぼ確定したかな。後は決算側。金銭以外で一番懸念してた事項が一つあったのだけど、それは別の所で進んでた&自分は離れることができたので一安心。後で擦り合わせは発生するけど、同じ論文チェックのタスクがあるので甘えることに(お願いすることに)しました。

夕方はプログラミング3の中間発表(後期のプログラミング4との通年講義という位置付け)があったようですが、時間が取れずにパス。皆さんで打ち上げまで楽しんできてください。その分最終発表楽しみにしてますので。と書いてたらTLで「食べ放題詐欺だろ」的なツイートが。大人数で行くときは失敗するとダメージでかいよなー。失敗なのかは分からないけど。

ということでプロ3やってる頃にようやく査読に着手。大雑把なストーリーはアブストで把握してたけど、細かい独自用語があれこれあって具体的な所が良く分からず。流れ的には背景、類似事例紹介、今回の問題設定、従来法、提案手法というストーリーでもの凄く読みやすいのだけど、具体的な設定が飛び飛び補足的に散らばってるので全体像の把握でちょっと苦労。少なくとも図の説明は再検討して貰わないと誤読しちゃうなこれ。

そうそう、明日は院試らしい。正確には明日は筆記テストで、金曜日には面接があるらしい。筆記テストは「この問題を読んでどう考えたか、その過程を見たい」から筆記テストでやる。正解自体が用意されてない設問もありえるから、論理的に妥当な解釈をした上で自分なりを答えを導けば良い。その過程をみたいのに、たまに「文字通り白紙」回答なことがあります。入試に限らない話ですが、何故なんだろう。評価されたくないならテスト受けなければ良いじゃんと思うんだけどな。(そういう風に受け取られる答案を出す勇気ってのはある意味凄いけど、そんな評価をされたい訳じゃないんだよね?)

とか書きながら、自分が院試受験した時にも生まれて初めて白紙回答した事実はあるんだよな。よりによってOSで。裏面に問題が付いてることに気づかず、設問一つとかじゃなくてまるまる1ページ分白紙回答。テスト終了後に皆と話が噛み合ずに冷や汗をかいたのは良い思い出。それでも余裕でトップ通過したらしいけどネ。(たまには偉そうにしてみる)

忙しいと言いながら長文ブログになってるのは逃避したいからだなー。書くのにそんなに時間かかってる訳でもないし。

気づけば専門分野の異なる人たちとの交流イベントになっていた

火曜日, 8月 14th, 2012

河野先生のツイートで知ったんだけど、Team Robot Japan:日本製ロボットの真骨頂、トコトコ丸の演舞なんてのがあるらしい。学会出張時に覗いてきたからくり展示館のこと思い出した。展示されてたからくりの内部も見れるようになってたけど、あれを再現できる気がしない。。

ここ最近Repose After Hoursの今月の一曲としてきいやま商店のドゥマンギテが流れまくってますな。YouTubeだとちょっと物足りないですが、放送で流れてるCD収録されてるやつだと、DIAMANTES好きな人は買っちゃうかも。テイストがそっち寄りということですが、良くも悪くも一度聞いてしまうと脳内リフレインしまくりなのがちょっと困りもの。

今日こそ査読をや、、、りたかったんだけど予想以上にFAN2012関連調整があって結局ほとんど時間が取れず。入金状況確認したり、不明な箇所を個別確認したり、軍資金運営用の口座作ったり、お食事マップの作成依頼したり、ダブルチェックしたり。受付業務周りを旅行代理店側に任せっきりなので大分楽にはなっているのだけど、それでもお金が絡む分「どう処理するか」の調整コストがちょっと大きい。大学としてこういう学術会議の類いを開催することも一つのタスクだとは思うけど、やっぱり慣れないものだな。バランスボール乗りながら記事書いてたらお茶こぼしてしまうし。しくしく。

お昼は思いつき企画と称して「海外学会出張してきた先輩を囲んで食事をしよう!」というイベントを企画してたのですが、別イベント(夏休み強化合宿:Webサーバ環境構築編)とバッティングしてたこともあって後輩を釣ることができず。一方で、募集してる際に別方面から「面白そうだから分野違うけど交流会しない?」というお誘いがあり、結果としては岡崎研ドクター、玉城研ドクター、電気電子ドクター、他学部卒業生を交えて、主に学会体験話ではあったけど雑談含めて多岐に渡る話をしながら楽しく食事をすることができたかなと。また機会があればやりましょう。

話題の一つにネットワーク分析がでましたが、それを広告(推薦)に繋げている人の特別講演がFAN2012であります。

第22回インテリジェント・システム・シンポジウム | FAN2012より抜粋)

特別講演

吉井 伸一郎 サイジニア株式会社 代表取締役
「大学発の研究シーズ,ネット広告業界最前線に挑む」

興味のある人は是非参加しよう。ざっくりとした概要はなぜ3人いると噂が広まるのかのレビューを眺めてみると良いかな。サイジニア社のことは新書でも紹介されてます。

ちらほら情報流出(違)してるのか、複雑研でのFANに向けた発表練習について聴講参加を希望している学生がいるらしい。大きな部屋を確保できてないこともあって大っぴらには周知していませんが、予定では以下の通りです。人数多いこともあって2日間に分けての実施になります。勝手に聴講参加してもらって構いませんが、座れるかは席の空き状況次第です。詳細は以下の通りです。


【マスターズ:FAN発表練習】

日時: 8/20(月), 8/21(火), 13:00-16:50
場所: 5階会議室

<プログラム>
8/20(月):
 13:00-14:30: 黒瀬,照屋,浜田(司会: 岩元謙太)
 ・黒瀬剛: マルチエージェントの架橋行動におけるフェロモンコミュニケーション獲得に関する基礎研究
 ・照屋唯智郎: モバイル端末を用いたロボットの学習教示インターフェース作成に関する基礎研究
 ・浜田晃向: 二足歩行型ロボットモデルの歩行動作獲得
 14:30-14:50: 休憩
 14:50-16:50: 神山,佐藤,伊佐,徳盛(司会: 長浜祐貴)
 ・神山朗: 屋外での使用を考慮した特徴点型マーカレスARにおけるトラッキング手法の提案
 ・佐藤公洋: BRIEF特徴量を用いたマーカレストラッキング手法の精度向上に関する研究
 ・伊佐元希: エッジ方向を考慮した折り紙追跡プログラムの実装
 ・徳盛太一朗: 対象物体のエッジ及び頂点情報を用いたカメラ位置姿勢推定手法の提案

8/21(火):
 13:00-14:30: 當間,山内,堀川(司会: 玉城翔)
 ・當間啓介: プレーヤ重み変更の合議アルゴリズムに対する影響
 ・山内一騎: タグランクを導入した情報推薦の検討
 ・堀川敦弘: Twitterからの談話自動同定法の一検討
 14:30-14:50: 休憩
 14:50-17:20: 名嘉,上原,久島,与那嶺, 比嘉(司会: 潮平寛弥)
 ・名嘉真之介: 学習指導要領に基づいた設問自動分類タスクにおける設問外の情報付与による有効性評価
 ・上原和樹: 遺伝的アルゴリズムを用いた植物ホルモンモデルによる3次元植物形状の自動生成
 ・久島翔: 手書きスケッチ解析による建築パースモデル生成に関する基礎研究
 ・與那嶺貴雄: 中規模ミクロ道路交通シミュレーションにおける旅行時間の再現性向上に関する研究
 ・比嘉盛尚: 音声データからの学習に基づくリズム認 識に関する基礎研究

計15名予定

同じ呼称でも中の人は人次第

月曜日, 8月 13th, 2012

査読進めておこうと思ってたけど時間が取れず、FAN2012関連のチェックしながら打ち合わせしてるだけで一日が終わった感。その間にゼミ2回あった分何も無かった訳ではないけど、これから消耗品確保/資料準備/院試/マスターズ(FAN発表練習)/会場最終チェック/FAN当日、、と続いていくのを想像するとちょっと泣ける。それでも一歩ずつ進まないと終わらないので進みますが。

話変わって先週終わったプロジェクトデザイン最終発表の件。日記に書くのはこれが3回目かな。数年前から学部1,2年生のグループワークで勧めるプロジェクトをサポートするため、大学院生がPMとして関わるという話は既にしました。このPMについて、サポートされてたはずの学部生の方ではどう感じたのだろう。

  1. ほぼ毎週進捗確認があり、その都度アドバイスを受けた。
  2. 相談すると、アドバイス等を受けられた。
  3. 殆ど何もしてくれなかった。

上記は半分推測で書いた実例のつもりです。半分推測なのは、言葉こそ違えどそういう風に解釈してしまうような言葉をTLや口頭で見聞きしたから。ということで半分推測半分実例みたいな感想ですが、何故こんなにも差のある感想になるのか。それは「PMという自動機械」が処理するのではなく、「PMと呼ばれる人」が対応するから。

PMは一つの役割が求められていますが、だからといって全てのPMが同じように行動できる訳ではないし、プロジェクト推進の仕方で学べる技術的(知識的)な術は知ってても、それを上手く遂行するための術は千差万別で現場毎に違うでしょう。PMと呼ばれてても人によって行動は異なるのが当然です。それはPMに限らず、「**社の人」「琉大の先生」「情報工の先生」「県庁の人」とかでも何でも一緒。いろんな呼称がありますが、その名前の下では具体的に人が集まって行動している。だから中の人次第でもあるし、中の人も人間なので的外れなことをしてしまったり、納得できない対応される可能性もあります。

じゃ、PMなんて必要無いじゃん、ということではなくて、それを前提に互いに行動しよう。ほったらかしに近いPMでもそれが向いてるグループもあったりする訳で、社会的には「こういう人じゃないと生きてる価値無い」みたいな息苦しい社会よりは、いろんなタイプがうまく互いを活用できる方が幸せでしょう。こういうのも一種のリスク管理だし、社会として少しでも前進することに繋がる。講義で失敗したことは、行動分析するなり原因追及して次に繋げよう。互いに。

[複雑研全体ゼミ補足記事] 8/13, RobocupSoccer Simulation2D

月曜日, 8月 13th, 2012

全体ゼミは取りあえず今日で終了です。

今日の全体ゼミ
 ・東川上: [1] RobocupSoccer Simulation2D
での関連話を補足します。

[1] 異なる戦略を実現するためのフォーメションの役割り -Robocup サッカープレーヤーエージェントに複数戦略導入を目指して-, FAN 2010, http://www.sd.tmu.ac.jp/fan2010/accept.html


>RobocupSoccer Simulation2D

 マルチエージェント環境における協調行動の一例として、サッカー・シミュレーションを題材に取り上げ、フォーメーションの良し悪しを評価してみたという話だったかと思います。

 サッカー・シミュレーションにおけるフォーメーションを検討してみる話は文字通り積もるほどあり、例えば [2] では「他者と協力して行動することが有利であるとは限らず、単独で行動した方が良い結果を生むこともある」という観点で「非協調行動」を導入した際のパフォーマンスへの影響を分析してみているようです。また、[3] では人間との対戦を通して「人間がどのように捜査するか」をモニタリングし、フォーメーションを変化させた様子等について分析をしているようです。

 具体的な題材賭してサッカーにおける協調行動を研究した結果、別の何かに応用できるのかという話もありましたが、そこら辺は [4] とか中心になって取り組んでるグループが唱えている趣旨や実例等も参照してみると良いかもしれません。

[2] チーム内での非協調行動のチームパフォーマンスへの影響の分析-RoboCup Soccer Simulation 2D において, 情報処理学会第72回全国大会, 2010, http://www.cyber.sist.chukyo-u.ac.jp/sirai/classes/seminar/IPSJ2010/pdf/ai/2V_9.pdf
[3] 人間プレイヤのポジションカバー行動の発現, 人工知能学会研究会資料, 2003, http://winnie.kuis.kyoto-u.ac.jp/sig-challenge/SIG-Challenge-17.pdf#page=31
[4] ロボカップ戦略:研究プロジェクトとしての意義と価値, 日本ロボット学会誌 2000, http://www.er.ams.eng.osaka-u.ac.jp/Paper/2000/Asada00g.pdf

テストで測れる達成目標は良くも悪くも一側面

金曜日, 8月 10th, 2012

予定してたタスクを消化せずにほぼずっとUstream観戦な一日になってしまった。まぁ、今日でやる必要がある訳じゃなかったから問題は無いんですが、文具店チェックの方は週末にはやっとこう。

まだ関連データ整理等で動いてる人もいるようですが、プロジェクトデザイン最終発表会関係者各位、お疲れさまでした。最終仕上げのために今週はかなり時間をかけたかと思いますので、まずはゆっくり休んでください。休んだ後で構わないので、できれば記憶が新しいうちに今回のプロジェクトを通して体験したこと、感じたこと、気づいたことを目に見える形で残そう。文章でも良いし、列挙して見るも良し、何らかの形で目に見える形で残すことで参照しやすくなり、次に繋げやすくなります。私がイベントレポート書いてるのもその一環です。

何を書いたら分からないという人もいるかもしれない。そういう人は、シラバスを参考にどのぐらい自分が達成できたかを自己判断してみるのも良いでしょう。例えばプロジェクト・デザイン1では、次のような記述があります。

(授業内容と方法より抜粋)
2)地域の産業と文化への理解と調査,3)地域活性化策の検討・立案・報告を行わせる.具体的なテーマの設定や方法論,まとめ方についてはプロジェクト班ごとにデザインさせる.

(達成目標より抜粋)
大まかに設定された環境のもとで自ら積極的に考え行動し([A-1]積極性[C-3]チームワーク力),文章作成と成果を発表する力([C-2]コミュニケーション能力)を身につけさせるとともに,柔軟な発想力とデザイン能力を養成し([E-2]柔軟性),取り巻く社会の状況を理解させるとともに学習成果を社会に還元する力をつけさせる([B-2]社会性)

いろんな項目が列挙されていますが、項目毎に自分がどう行動できたかを思いつくだけ列挙してみて、自己採点した上でその理由を考えてみよう。主観的でも良いと思いますが、客観的に見たいというなら同じグループのメンバ同士で互いにやってみるのも一つの手段かと思います。

上記とは別に、つまり学科で掲げている学習教育目標とは無関係に、独立して自分が目指している目標があるなら、それを基準にして検討してみても良いでしょう。どんな方法でも良いのでまずは評価してみること。そしてその次に、どうしたら改善できるかを考えよう。それを繰り返すこと、積み重ねることが一つの成長に繋がります。

この積み重ねるということはこの記事でも書いてますが、これを繰り返しやすくすることで一歩ずつ進んでいる度合いを測りやすくなるし、参照しやすくなる分再利用もしやすくなります。再利用しやすくなるということは、第三者が継続してくれる(前進させてくれる)可能性が高くなるということです。例えば先の達成目標では「学習成果を社会に還元する力をつけさせる([B-2]社会性)」という記述がありますが、どうやれば「学習成果を社会に還元する」ことに繋がるのだろう? その一つの方法は、自分たちのテーマについて調べたことを整理し、参考文献を明示することです。明示されてると、例えば同じテーマについて取り組もうとする人が現れた時に、参考文献を探すというコストを大幅に削減することができます。

特に類似事例の調査の分量が多かったであろうと思われる1年次のテーマ「沖縄の振興」について、Web上に掲載された情報を参照する限りでは参考文献を明示しているグループが少ないのですが、次回からはできるだけ参照した文献は示そう。それが信頼度の向上にもつながるし、新規性を突き詰めることにも繋がります。

これはあくまでも一つの例です。他にもいろんな考え方や観点があるでしょう。そういうことを自分なりに一歩ずつ考えながら進んでみよう。それが自分らしさを創り上げていくことに繋がります。

中身を評価するために参考文献を確認する

金曜日, 8月 10th, 2012

プロジェクトデザインの最終発表会がそろそろ(9:00-)始まるというところ。TL眺めてると準徹夜組もいるっぽい。私はちらほらUstream眺めるぐらいの予定。修士がPM参加してくれてるし、PM指導してる先生も全体のサポートしてるようだし。

昨日のニュースによるとサブウェイが13年ぶりに沖縄上陸とのことで、日記の冒頭で書くぐらいにはとても嬉しいです。大学近くにも出店してください。美味しいタマゴサンドが食べれるPanyaは6月で閉店になっちゃったし。新都心店側でもサンド食べれるのかは謎。美味しくて静かなお店が無くなったのは痛い。今の所サンド寄りの食べ物で美味しいのはケレベッキドネル&フムスサンドか、洋食亭ウエダ特製カツサンド木かげカフェホットサンドソレイユバジルチキンサンドあたりかなぁ。と、気を抜くと食べ物の話ばかりになっちゃうな。

今日は査読のための論文収集しながらざっくりと眺めてみたり。査読というのは学術論文を客観的に評価・検証するための制度の一つ。論文を書いたらそれがすぐに(例えば学術雑誌に)掲載されるという訳ではなく、同じ分野の専門家数名がレビューし、新規性の確認/客観的妥当性の評価等を確認し、必要に応じて追加実験を条件に採録決定したりします。勿論そのまま通る(掲載される)こともあるし、逆に軽微な修正では足りないようなものは掲載拒否されたりします。掲載する雑誌毎の規定に基づいた審査になるので「比較的通しやすい雑誌」みたいなものもあります。ちなみに、この査読が通って初めて雑誌に掲載されますが、この時にかかる費用(俗にいう掲載料)が結構な額だったりすることもあって、例えば情報処理学会の論文誌ジャーナルでは「6ページで81,900円」らしい。この掲載料は「掲載してくださいお願いします」という形で著者が支払うものです。値段も雑誌次第で高い安い千差万別ですが、泣ける。

「同じ分野の専門家数名がレビューする」ということで、今回査読依頼のあったものはこの間記事に書いた遺伝的アルゴリズムが絡んでいるらしい。と、あまり書きすぎるとアレなのでこのぐらいでとめておきますが、なるべく前向きに読むようにしよう。重箱の隅を突っつくよりも、良い所があればそれを広めることの方が有意義だろうし。

お昼は浦添付近で食べてこようかな。FAN2012での名札やら領収書とか購入できそうか確認して来ないと。Amazonのが早くて安いんじゃないかと思わなくもないけど、ま、地元開催するイベントだから地元も見てみよう。