Archive for the ‘NAL研議事録’ Category

なかなか全員が集まらないゼミ

火曜日, 4月 19th, 2016

主に就職活動ですが、今の時期はなかなか全員が揃わなくて。個人的には構わないとも思うのですが、その影響で本業であるはずの勉強が疎かになる風潮になり気味なのはややうんざりです。そつなくこなす学生だと割と簡単に終わることも少なくないですが、当然、皆が皆そうだというわけでもなくて。

いろんな考え方があって良いけど、「(考える余地無さ気に)周りに流されるだけで動いてる」というのは「考えてないよな」と見えるだけに、勿体無い時間の過ごし方をしてるなと感じます。

個人的には「考えずに行動するぐらいなら進学してその間に考えたら?」という立場です。個別に顔合わせていうほどでもないですが。自分の道なので自分で考えよう。考え方がわからないならいつでも相談にはのります。

そろそろ4年次配属生が揃う?

水曜日, 4月 13th, 2016

配属性のお誕生日ということでお祝いケーキに、戴き物のバウムクーヘンなお茶会。大変おいしゅうございました(内職しながら)。

プログラミング1は明日か、、、(準備しながら)。

あ、SMC2016の論文は一応提出しました。

共同でリアルタイム議事録

木曜日, 4月 7th, 2016

明治大学の中村先生から教えて貰いました。

・Google Docsの積極活用(共同でリアルタイム議事録&質問)

中でも、共同のリアルタイム議事録はかなり楽しいもので、中村研の一つの文化になりつつあるのかなと思います。共同のリアルタイム議事録オススメです。

発表者の情報が事前に書き込まれていて、その中に、発表内容を書き込む場所、コメント&質問を書き込む場所(アイテマイズ)を用意しておいて、そこに自由に書き込む感じですね。
画像をはったり、装飾したりもできるので、なんだか盛り上がります。

facebookの書き込みからピックアップ)

ゼミでは「発表者が発表したり、教員と討論するだけ」にならないように気をつけるようにしているのですが、共同編集するというのは思いつきませんでした。面白そうだしやってみるか、ということで今年度から導入してみてます。まだ一回しかやってませんが、具体的には以下の様な感じでやってみてます。

  • テンプレートを用意。細かい指定はなく、発表者毎に議事録欄とそれ以外のメモ欄の2項目を用意してる程度。
  • 「議事録欄」は、主議事録担当者が編集。「メモ欄」はそれ以外の人が自由に編集。ただし編集ブッキングしにくいように箇条書きを用意して、誰かが編集中の項目には触らないようにしてみてます。
  • 主議事録担当者として「院生1名+学部生1名」の2名を指定する。2名構成は、本人が発表する際の議事録を残すことと、記録漏れを少しでも防げると良いなということを意図してます。ただしこのせいで「誰がどっちをどう編集するか」とか読み合いが始まったりするっぽい。

今の時期の学部生は本配属したばかりで右も左も分からない状況ですが、それでも分かる範囲を少しずつ増やすためにも「議事録強制参加+院生サポート」して貰いつつ、ふとした疑問・思いつきとかでも書き込める場所を統一して用意しておくことで「個々人のローカルなりどこかに書き散らされて放置される」よりは吸収できる可能性が出てくる等、面白い取り組みだなということで導入してみてます。1回目から学部生にも書いてもらってますが、適度な緊張感にもなってるかも。

ひとまず続けてみます!

切っ掛けを活かせるかどうかは本人次第

月曜日, 3月 28th, 2016

今日は明治大・中村先生との合同打ち合わせで、赤嶺研+山田研+當間研での主に新配属生を中心とした自由討論をしました。といってもほぼ「中村先生による概要+最新事情紹介」がメインで、こちらからは数人がちらほら話題を出したくらいか。直接何かしら関連するテーマをやることになるかどうかは置いといて良いので、自身のテーマの決め方の参考にするとか(どうやってそういうテーマにたどり着いたのか、どうやって問題設定に落としこんでるのかとか)抽象的な疑問でも持って行動して欲しいかなー。そういう事前指導が足りてないという話ではあるので私自身へのツッコミでもあるのだけど。

卒業研究に限った話でもないですが、学外と接触するチャンスは何かに活かせないか考えてみよう。特に、沖縄だと県外に行こうとするだけで結構な旅費が必要なのを考えると、外から来てもらえるイベントにはこちらから活用するつもりで行動しないとお金がいくらあっても足りないということになりがちです。活かすためにも普段から疑問を持つなり、何かしら話す種を持って動く練習をしておくとベターです。何が切っ掛けで花咲くか分からないのが人生の面白さでもあるしね。

P.S.
連絡ミスで今日あることを知らなかった人もいたっぽいのだけど、ちょっと残念。これは100%教員側の問題だな。過去にも同じことやらかしてるのだけど、連絡網が機能してない(連絡し忘れ含む)ってのは悲しい。ここまで連絡ミスがあるなら、複雑研全体への通知にした方が良さげかなー。

P.S.S.
中村先生との連携は、ひょっとすると「卒研生(新4年次)」よりも「プログラミング3,4とかのプロジェクト型実習講義受講生(新3年次)」らに声掛けした方が動きやすかったりするのかしら。

ミニワークショップ&追い出し食事会

金曜日, 3月 25th, 2016

恒例行事になりますが、NAL研では修了生によるワークショップを実施してます。「メインは新配属生向け」ということ以外は自由に設定してもらっています。具体的な指示はこんな感じ。研究テーマについて実体験(実験)することをやる人が多いですが、年によっては「心構え」だとかをワーク形式でやった修了生もいます。


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今回の修了生は平良くんで、研究全体像(同じコンテンツを読んだとしてもそこから感じる感情には個人差がある。この個人差を踏まえつつ小説の読後感情を推定することで、より個々人に特化した小説推薦システム実現の基礎を作りたい。という目標に向かってシミュレーション等あれこれやったよ)から入るパターン。ほぼ修論ストーリーに沿った話をしつつ、所々で「自分はこういうことを考えながら取り組んだ」という主観が入るので研究の取り組み方も入ってるか。

研究の主題としては、個人差を「認知的評価」という考え方をフィルタリングに組み込む形で感情推定しました、という話。例題として先日話題になった「第三回星新一賞応募作品「コンピュータが小説を書く日」」を取り上げてました。

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に「データセット構築例+スクリプト例」を準備してるらしい。というかファイル共有メインの古いサーバで直接処理するのはやめてくれ〜。正確には「生データ」が用意してあって、まずはそこからどうデータセットに落としこむか、どうタグ付けするかというワークをするたための生データ一式か。

タグ付けでは「タグ付け面倒だよね」を体験させつつ、「実際には誰か一人が一度つけたら良いものでもないよ」とフォロー。その後3分クッキング方式で「ここまで終わったデータがあります」。

その後、タグ付けられたデータを元にフィルタリングしたものと、タグ無しのデフォルト状態(フィルタリングなし)とで感情推定するとどうなるか、というのをスクリプト動かしてみてみるという流れ。さらに感情推定結果がどのぐらい妥当かの判断基準を考えさせる、と。新配属生らの実データでやってみると、それなりに「フィルタリングかました方が推定精度良さそう(改善してそう)」という結果が出たらしい。おぉ。

<伝えたかった・体験させたかったことのサマリ>

  • 「アンケートめんどくさいよね?何とかして手間削減させたいよね?」
  • 「評価するってどうしたら良さそう?意外に難しい問題」
  • 「予想した結果が得られないことが多々ある。どうしてこうなったかを考えよう」
  • 「考えたことは出力しよう。論文なり出力しなかったものは無いも同然。」
  • 「日付つきでメモ(ログ)取ることをお勧め。見返すときに繋がりが見やすくなるし、どこから道がそれてきてるかの確認もしやすくなる。自分は2段階でメモを取ってる。1段階目=雑多なメモ。ひたすら書くだけ。2段階目=まとめておくノート。まとめる力にもなる」

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ミニワークショップを終えた後はいつ世にて追い出し食事会。タイミング悪くて予約できないこともありますが、できるだけここで頂くことにしています。何頼んでも美味しいし、何より紅豚握り(xくれぶた oべにぶた)食べたいし。

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楽しんだ後は何故かお礼&お祝いにということでシュタゲを頂いてしまいました。ありがとうございます!?

仮配属生改本配属生含めたゼミ初め

木曜日, 3月 24th, 2016

昨日の話ですが、初めて新配属生らと一緒のゼミでした。お題として「研究テーマとしてやりたいことを自由な方法で20個考えてきてね(はぁと)」というのを指示してました。普段の問題意識から出発するもよし。なにか聞いた話・調べた話から出発するもよし。最初からやりたいことがある程度固まってるとしても、それからどういう方向に派生するかは多種多様なので、ここ数年毎回与えているお題です。やり方変えようかとも思うところがあるんですが、ひとまず今回までは同じ方向で。(全体ゼミのテコ入れ考えてるので)

考えてきてもらったテーマなりキーワードなりについて思うところを発表してもらい、それに対して自由に突っ込んでいくスタイル。一般的なゼミ風景だと思うのですが、ここ最近は「学生も突っ込む」というのが自然になりつつあるのが良さげです。自分のテーマだけ考えてると視野が狭くなるし、いろんな問題考えることでアイデアに繋がる可能性もゼロじゃない。可能性を高めるにはいろんなことに楽しんで踏み込むしかないんだよな。効率の良し悪しはあるだろうけれども。

お茶会では既卒業生(名嘉くん・松田くん)らかの差し入れ、学会出張組み(伊藤くん・阿波連さん・神谷さん)からのお土産、今回修了生(平良くん)からの差し入れ、卒業旅行組みからのお土産とあれこれ戴き物が揃いました。ありがとうございます。(流石に食べきれないので賞味期限間近なものから頂きましたw)

事務との戦い?誰にとって幸せなルールなのか

水曜日, 3月 2nd, 2016

事務にも色々種類というか段階とでもいうものがあって、大雑把には「学科の事務->学部の事務->本部の事務」ぐらいの3段階を経て何かしらチェックされます。それはそれで良いんですが、システマチックじゃなくて「個々人の主観」で判断されることがあって、割と腹立たしい(意味や意図が理解できない)対応させられることがママあります。

一番身近な学科事務はどちらかというと「その後の学部or本部から苦情が出た」ということを伝える立場であることが多いかな。そういう意味では「一番身近な学科事務も理由が良くわからないけど**から修正するよう指導された」という立場になりやすいか。理由がわからないというのが謎ですが、そういうものらしいです。誰も嬉しくないよねそれ。ということでたまに(肉体的・精神的に付き合う気持ちがある時に)何故ダメなのかを尋ねるなりして戦いが始まります。

今回の問題は「(A)学会の参加費は出せない」「(B)学部生は本来研究発表してはいけない、させるなら*帯同(≒引率)*が必要」というもの。参加費については(1)物品購入扱い相当らしく、(2)その購入届け出がもう締め切られてるからダメだし、(3)そうでないとしても(学生個々人で支払ってるのですが)事前に許可をもらう必要がある、という理屈でダメという判断らしい。ちなみに学会出張旅費は今でも申請はOKで、こちらには文句言われてません。だけど参加費は別ってどこの誰の理屈? 研究も出張もするなという指導にしか聞こえないんだけど。

もう一つの「(B)学部生は本来研究発表してはいけない、させるなら*帯同(≒引率)*が必要」も意味不明。研究活動を通した教育なのに教育するなってこと?年齢もとっくに成人してるのに帯同必須というのは何故? 全くもって意味不明です。やっぱり仕事(研究も教育も)するなという指導にしか聞こえないんだけど。

事務に限った話じゃないけど「仕事をスムーズにするための工夫」なら喜んで協力するし、そのための努力は惜しみません。だけど真逆にしか見えない努力を強制させられることには納得いかないです。当たり前だと思うのだけど、世の中(?)そうじゃないらしい。学生への連絡も「本部->学部->各教員->学生」みたいな伝言ゲームになってるのとか、一体全体昭和な仕事ぶりをいつまで続けるつもりなんだろう? 仕事のための仕事を作ってる暇は本来ないはずだよね? とか思うんですが、「学科外の学内(学部とか全学とか)」レベルで仕事しようとするとあまりのスピード感の無さに頭痛がします。

ということで元気があるときには少しでも前進するように戦います。鵜呑みにするばかりだと何も変わらないし。

卒論最終発表会が終了

木曜日, 2月 18th, 2016

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2部屋に分かれての並列セッションですが、卒論最終発表会が終わりました。うちの阿波連さん・伊藤くん・田口くんもまずはお疲れ様でした。コメント貰う時間ないぐらい喋りまくった伊藤くんは(十分な討論時間無かったという意味で)残念でしたが、それ以上に相手に伝わるプレゼンになってたのは良かったです。後はインタビューで一区切りらしい。卒論の間にやっときたかった残タスクについては、ひとまず体を休めてからにしよう。

P.S.
私自身ここ最近まともに休めてないのと、322室が寒すぎたかで喉の調子がかなり悪く。うーにゅ。

(恐らく)最後の追い込み(多分)

水曜日, 2月 17th, 2016

後10時間もしたら卒論発表会が始まってるという時間帯です。

明日は待ちに待った卒論発表会ということで4年次を中心として最後の追い込み祭りで花咲いているようです。最終発表前の最後のゼミということでNAL研も発表練習してたのですが、それだけで4時間ぐらいかかったという。でも学生主体で互いに意見出し合ってて良いことだ。

理想的には1週間前には追い込み終えてて最後の1週間は発表の質向上に振り向けることだと思いますがなかなかそうもいかず、現実は「論文が書き終わらない!」のを生暖かく見守る時間が長くて。それでも沖縄高専との発表会に向けて一度仕上げるというのが入ってる分、その時点で何が足りてないか、どこがおかしいかを洗い出せてるというだけあって質向上に繋がってます。これはとても良いことだ。下手な学会発表よりもマジコメント貰えるしね。

問題というか気になるのは「丁寧にコメント貰えてるにも関わらずブラッシュアップする気がない学生」だな。これは学部生院生を問わず、そういう学生がいるんだよな。ガチ説教して欲しいならするけど怒りすぎると危ない?っぽいしなぁ。

ということであまり怒らせないでください。

修論は峠を超えた模様

月曜日, 2月 15th, 2016

今日は予備審査祭りな日で4人の審査に関わりました。そのうち一人はうちの平良くんで、予想してた範疇ぐらいのコメントを頂くに留まった模様。ということで反省会食事会してきました。後は最終審査に向けてやりきってくだされ!

今年度は6人?の審査を担当するらしく、そのうち5名が終わりました。そのうち2名はちょっと頂けないレベル。残り数日でどうにかなるのか良くわからないのですが、少なくとも自分がやったことはちゃんと書こうよ+説明できるようになろうよ。不十分だと自分で気付けないと、社会に出て苦労するよ〜。報告書の類はどこに出てもつきまとうタスクだし。