Archive for the ‘日記’ Category

実験だらけの2週間が終了

金曜日, 12月 20th, 2013

終わってみれば早朝から夕方まであれこれ予定で詰まっていた一日で、早朝面談3件、NAL研ゼミ〜お茶会、実験2金曜クラス2週目、相談対応&面談。ついでに実験中に遠藤先生から緊急っぽい電話(なかなか切れない)が届いたり。その割にはIEEE SMC 2014に出さないかとか何とかで、今決める必要性が良く分からなかったのですが。。(締切り感覚についてのギャップで戸惑う事は学生の頃からよくあるのだけど未だに慣れない)。実験2は、後は口頭試問とレポート採点を残すだけ。って結構あるか。それでも2年次の実験がある週は「通常+4コマ」になるので温度差はやっぱり大きいな。ついでに今回は合間に風邪をひいてしまったこともあって、月曜クラス2週目と比べて金曜クラス2週目は+30%(当社比)面白く話せたんじゃなかろうか。

週ゼミの方は、山内くんはHDD死にかけということで振り回され気味。直近のバックアップもあるんだけど、エンジンかけてcommitしまくってた1.5日分のコードがががということであれこれお試し中。堀川くんはアップデートした基準手法1での結果から深掘りしたいデータ抽出を終え、いよいよ提案手法(の実装が済めば)適用による動作確認に進めそう。平良くんインタビューをもとに問題設定を見直し、必要なアンケートの構築したとのことで年内に1回目の結果は見られそう。慶留間くんが先行研究の部分的な追実験による感触がえられたので、それをベースにいくつかの方向性を検討。情報処理学会全国大会に間に合うかは微妙な所ですが、少なくとも検証結果は示せるということでやりたい方向でギリギリまでやってみることに。

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お茶会は、仮配属生が決まったこともあって「時間に都合つくならおいで〜」ということで人数読めないからとローソンで買い占めて来たらしい。忙しくなるとインフレ気味というのも良くある現象か。今日は初顔も来たので、これで神谷さん&松田さん&源河くんを把握(本名の方か通称の方かどちらかでしか覚えないかもしれないけど)。ちなみにラスト1名は謎の人物ということで通っていますw

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自炊の方は、お昼ご飯食べてなくて腹減りモードだったこともあり、予定してた皿うどんに加えて残り物の豚汁&ポテトサラダも頂きました。食生活的にはよろしくないんだが、美味しかったです!

怒るにはエネルギーが必要

木曜日, 12月 19th, 2013

1年次向けの連絡網としてGoogle groups(の Mailing List)をメインに使いつつ、講義等を含めた学科全体の連絡網としてnews-ieがあるわけですが、どちらで告知しても反応がない学生が多いということで少しお怒りモードに。今日は必修科目の情報数学2がある日だったので、少し時間を間借りして

  • 連絡網2つともチェックするように。
  • 個人面談実施中なので予約取るように。
  • いい加減汚いままの自習室をどうにかするように。(自分たちでどうにもできないならこちらが制御する)

と伝えてみました。元々今週末からの3連休を利用して大掃除する予定があったようですが、その前に我慢できなくなったともいえるか。何度も何度も突っついてる話だし。自習室の使い方については、その環境に耐えられない人は他室を利用せざるを得ない状況を(結果的に)強制しているのだけど、自習室利用者の中には「そのことに気づいていない」という人もいるのかなと想像。良く言えば住み分けできているとも言うけど、その状態で「皆で掃除しよう」とかは都合良すぎるよね。社会はそういう場所なんだということを認識できる機会ともいえるか。

最初の告知から既に2週間経った時点での個人面談の現状は、済んだのは20数名、予約済みが20数弱、まだ何もしてないのが20数名という状況で、大凡3分の1ずつらしい。そろそろ予定してた不定期コラムを復活させるか。連絡網はできれば1日1回、少なくとも2,3日に1回(週に2回)はチェックするようになって欲しい。そうじゃないと困る場面少なくないので。(関連情報告知されてたのに気づかず後の祭りになってる件が少なくない)

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自炊は残りものシチューにマカロニと冷凍カボチャを加えてみたぐらい。食べてから気づいたけどカボチャもの凄く久しぶりだな。(冷凍カボチャ自体は大分前に購入してあった)

情報処理今月号の巻頭コラムは由美かおるさん

水曜日, 12月 18th, 2013

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コラム記事は電子図書館で無料(ユーザ登録は必要)で読めます。

今日も個人面談しながらという一日。今月中に終わりたかったんだけど、現時点での予約状況はまだ6割弱(news-ieでホンノリ怒ったとはいえ、オフィシャル通知だけで反応率が5割越えてるのはちょっと意外だった)なので1月に持ち越しかなー。早めに終えてじっくり休みを取りたいんだけどどど。

NAL研仮配属者らのアカウント設定が終了したので、ドキュメント(といっても論文集とか)の置き場所や幅広く俯瞰したい時にはどこからアタックして見ると良いかを周知。配属確定した時点で興味のあるキーワードぐらいを聞いたりしているのですが、多くの場合は具体的でないので、論文集読みを通した input/output で鳥瞰図を構築できたら良いなーとか。そうでなくても一度ブレスト/KJ法か、何かしらアイデア発散するステップをやることで潜在的に興味のあるコアを見つけ出して、それを具体的な問題設定として組み上げていく予定。そういうことせずに「これやって」でも良いんですが。特に今回は就職希望者の方が多いようでもあるし。今週末には全員での顔合わせ&食事会をやれる予定なので、そこで何かしらキーワード出しもやれたらなー。

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自炊の方は、お昼に北食で食べた豚汁が思いのほか良かったのでそれに挑戦。ついでに生姜焼きも作ろう。と思ってたんですが出来上がってみれば野菜の量が多すぎてそうは見えない件。いや、十分美味しいんですが。

実験終了後にテーマ設計についての個別相談で時間かけちゃったけど、楽しんで取り組んでもらえているなら何より

火曜日, 12月 17th, 2013

今日は合間に個人面談挟みながら個別ゼミ&データマイニング班。

個別ゼミは平良くんの番。先輩(山内くん)からのアドバイスで

デザインスクール参加時に、テーマについての専門家である他学部にインタビューしてとてもためになったから)
テーマに関係する専門家が他学部他学科にいるなら意見を聞きに行ってはどうか

というアドバイスを受けて具体的に行動に移してみたらしく、実のある相談ができたようです。ぐっじょぶ。そして対応頂いた法文・遠藤先生(視覚の認知心理学的研究)、どうもありがとうございます。インタビュー自体は先輩に付き添ってもらったようですが、それで問題無いです。次は自分自身にも活かしつつ、後輩のためにも動こう。具体的にどうだったかは週ゼミで聞くか。個別ゼミではいくつかの話をベースに今後のストーリーを立てて、具体的な実験に向けたアンケート調査方法を検討。次のアンケートで平均的な傾向が出せそうなら、データセット構築と計算機実験に向けた準備に取りかかれそう。

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自炊は久しぶりのシチューで、今回は具材をシンプルに白菜メイン。あれこれ野菜沢山いれるのも悪くないんだけど、一つの食材の味を楽しむという意味では最初はシンプルに作っといて、残り物にあれこれ追加していく方が良さげか。染み込んでた方が良い&翌日以降は温めるだけにしたいと思って最初からあれこれ入れてたんだけど、白菜シチュー旨し。


データマイニング班10回目は以下の通り。

テーマ設計そのものについての討論は今日が最終日で、来週からは実装やらデータセット構築やらといった計算機実験に向けての取り組みがメインになります。自然言語処理周りについてのTipsも今回で基本的には終わりで、次回はデータ問わず一般的なTipsをやる予定。残り5週間で簡易実験ぐらいまでは進めたい所ですが、どうなるかしら。

怒ってるように見えても怒っているとは限らない

月曜日, 12月 16th, 2013

先週末は実質的に1年ぶりぐらいの風邪で、あれこれ栄養のあるもの食べては寝て過ごすという病人生活してました。そのお陰で比較的今日の実験は声出せたのだけど、本調子には遠いな。声の大きさがというよりはまだ頭痛気味でしかめっ面してたかもしれませんが、怒ってたわけではないです。はい。

実験2の探索アルゴリズムその2・月曜クラスが終了。ニューラルネットワークな話がメインですが、中身をほぼブラックボックスな状態でツールとして使ってもらい、パラメータと探索性能に関する関係という意味での入出力特性を確認してみようというのがお題。1回目の先週はアルゴリズムの中身が分かってたし、パラメータの意味も理解しやすい(手計算できるレベルで教えた)上での最適性/効率性について検討してもらいましたが、今週はそこがブラックボックスになってる点が大きな違いです。勿論中身を教える事も重要なんですが、別の講義(人工知能)でやってるし、そこを教えること自体が目的だと実験としての時間が勿体無いしということで、こういう形でやっています。

若干課題の数が多めですが、そこはグループ単位で最終整理してもらうことを想定しているので頑張ってと応援するに留めています。最小限に留めるなら実験中で終わる範疇ではあるし、最小限ではない部分についてはどんどん加点していく方針なので。提出締め切りが来週月曜&金曜で、早いグループは来週には口頭試問にはいるかなということで日程調整用の記事を作成。頑張ってください。

後少し頑張れば人生初の1年間風邪をひかなかった年になるのだが

金曜日, 12月 13th, 2013

今日は週ゼミと実験2。ここ最近は天候がくずれ気味。このぐらいなら良いけど、もうちょい気温下がって風強くなるとキツいか。

週ゼミは、ここ最近の調子にしては珍しくほぼ時間通りに終了。山内くんの新しい実験計画はPC不調の問題を除外したら何とかなりそう。堀川くんも、古い手法のアップデートは終了してこれからデータの洗い出し。評価方法の相談もやれたので、そろそろ実験に入れるんじゃないかと。今年度からテーマを変えてる慶留間くんはそろそろ具体的なテーマ設定の下での(勉強から研究という意味での)アクションに移れそう。同じくテーマ変えてる<a href="http://www.nal.ie.u-ryukyu.ac.jp/note/user/jackkitte/玉城くんは手法と目的があちこちいったりきたりでどこに落ち着くかがまだまだ怪しいか。松田くんは先週からがしがしベースラインと比較する提案手法の改善とデータセット整備が続いてるのだけど、体調の都合で沖縄高専での発表はキャンセルすることに。勿体無いけど仕方ないか。平良くんはやや迷走気味か。感情関連で他学部の先生へヒアリング/相談してみるという話もでてるけど、近いうちに一度個別ゼミもしよう。という感じで進んでる人は進んでるし、ヤキモキしてる人はヤキモキしてるようです。悩むのも良い体験。

実験2の探索アルゴリズム1が2クラスとも終了。「微分できるなら最初から傾きゼロの所探せば良いんじゃ?」とか聞こえて来ましたが、求められるなら正しい判断。実際今回の例題だと簡単に求められるものだったし。一方でそのコストが高い場合もあるというか「現場レベルの問題」だとコストが高いので、実用的な範囲でのコストで繰り返すことが少なくないです。

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ゼミ後はJoくんの手作り韓国巻き寿司とキムチチヂミに、仮配属生からの差し入れでoHacorteなサンドという豪華なお茶会に。(ほぼ全員が集まるであろう)顔合わせを兼ねた食事会はB4に日程等調整を任せた結果、12/22(日)に実施することに。良く予約取れたなー。

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天候の問題か、学生実験で2コマ喋りながら水分補給しなかったのが大きいのか実験終了頃から喉の調子がすこぶる悪いです。風邪(の前兆)だとすると今年初だったりするが。キムチ鍋に〆の卵入り雑炊で栄養ばっちし。初のポテトサラダも美味しくできて、大満足な一日。

デザインスクール打ち上げ!

木曜日, 12月 12th, 2013

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先週水曜日頃に1年次への個人面談を告知して、個別に予約してもらってからの実施をしているのですが、その1回目が今日ありました。まだ予約してない学生が大半なのだけど、年内に終われるのだろうか。年離れた人と1対1で喋ることがちょっとした緊張にもなるだろうけど、それも半分は意図的の仕込み。とはいえ私自身がツンツンなのは多人数向け時ぐらいだったりするので、マンツーマンだとあまり気にしない人も増えてきてる? ま、それでも他の人がいないことでしか話し難いor相談し難いor突っ込んだ話をしやすいので、今の時期からそういう話を少しずつ積み重ねていく(前期のメモを振り返りながら実施)のに意味はあるでしょう。多分。

夕方はデザインスクール打ち上げでアレッタへ。都合が合わない人や当日体調崩して来れなかった人は残念。次年度以降も京大と連携してやれるかどうかはまだ分かりませんが、何らかの形で続けて行くつもりではあります。今回は初めての取り組みだったこともあって参加者の視点から何が良かったか/悪かったかについてあれこれヒアリングすることを兼ねての打ち上げ。当初はそこまで予定してなかったのですが、そうしてあげたくなるぐらいイベント当日だけじゃなく事前準備(調査、整理、専門家や現場へのヒアリング等)にかなり力をいれて取り組んでいたということもあっての実施。今回の体験が何かに繋がれば良いのですが。以下、気になった点のメモ。

  • テーマが情報工に無関係すぎるのはどうにかした方が。
  • 次回があるならまた参加したい。できれば県外実施。
  • フィールドワークでの移動は大変ではあったがやれる範囲。
  • 他分野の専門家がいて異なる視点が面白かった。
  • 高校生は今回ぐらいの力があるなら一人でも良いが、そうでなければ1グループ2名はいた方が。
  • 情報工以外が入るグループ構成になるなら必ずしも社会人がいる必要性はないかも。一方で社会人2,3年目の人への教育効果を期待した参加から入り、理想的な「実現場での問題を題材として取り組む」へ少しずつ近づいていくのは恐らく全員(社会人/大学/学生)にメリットがある。
  • 自分のチームでは「デザイン/思考/討論の仕方」として方法論を説明せず、何をやってるのかが分からずに取り組んでいて、やらせてみてから後で目的を説明するということがあった。
  • 普段気に留めないような事にも興味を持って話題として取り上げようとする工夫が随所にあった。
  • (何となく議論が煮詰まってる時などで)先輩がやってることに学んで自分から発言するなどの練習にもなった。
  • 今回はテーマが予め用意されていたが、それは大きな問題ではなかった。一方でもっと自由に、テーマ自体決めさせる方式もありでは。
  • 評価方法は現在の方法でも良いが、アイデアコンペのようにもう少し目的別の評価を導入しても良さそう。

個人的に意外だったのは「テーマは自分の専門性に直接関係なくても良さそう」というところか。やりたいテーマを少しは選んでもらってますが、事実上強制に近い形だったので、本来ならもっと自分がやりたいテーマの方がやりがいあったんじゃないかと思うんですが、そうでもない(それ以外の所に十分なメリットがある)のか。

完成度の高い野菜炒めを高い精度で再現するためには訓練が必要

火曜日, 12月 10th, 2013

今日はデータマイニング班と個別ゼミな一日。

個別ゼミは堀川くん。先週の個別ゼミ&週ゼミでの討論を踏まえた個別ゼミということもあって、より具体的なストーリー構築&実験計画の設計について検討できたか。これでデータセット2つ目の方で実験を数回、データセット1つ目の方で実験1回やってストーリー立てた考察するための結果を出せるんじゃないかと期待。

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自炊の方はここ2ヶ月弱の自炊生活で一番完成度が高かった気がする。野菜炒めskill++したのか、ご飯炊きskill++したのか、材料の問題なのか良く分からないけど。汁物は差し入れで、豆腐ハンバーグも温めただけなので除外するけど、ご飯と野菜炒めだけでもかなり旨かった。


データマイニング班9回目の内容は以下の通り。

  • 振り返り: supervised learning / unsupervised learning / semi-supervised learning
  • 記事紹介
  • Level 5 確認

    来週以降は進捗確認がメイン。問題設計は来週までが目安。ストーリーをつくれたら実装に入ろう。必ずしも全てを実装しきる必要はないですが、残り5週間程度で簡易実験をやれるところまで(何かしらのアウトプットを出すところまで)頑張ろう。

    • テーマ設計例: Twitter上のテキスト文を対象とした2値分類学習に基づく未知語自動収集
    • その他の例: HG/tnal/problem-design-examples.mm

      テーマ設計例やMindmapを参考に、目的/目標/アプローチ/特徴ベクトルの作り方/データセット準備/学習の進め方/実験計画等について検討&取り組んでください。(可能な範囲でok)

    • 必ずしもテキスト処理を前提にする必要はありません。
  • 自然言語処理入門: タームを素性とする特徴ベクトル生成の例 [ 英語編 | 日本語編 ] (文分割 + トークン化 + ステミング + ストップワード除去)
  • (続)課題: Level 5 (テーマ検討継続) *来週には全員テーマ決定予定
  • (早い人) 課題: Level 6 (課題取り組み/進捗確認)

実験では前回から代表的なテキスト文書の処理方法を紹介していますが、実際にそれらを使うかどうかはお任せ。自然言語に限らず画像/動画/音声等の情報源にしても良いし、何かしら数値化されたデータでもok。結果的にはテキスト文を選択する人が多いのだけど、データセットを用意していることとコード例を示していることが大きいのかな。データセットについては「お試し」なら数十件分作るところからやれば良いだけなので、あまり関係無さそうではあるのだけど。

自然言語処理入門の2回目は、単語単位で特徴抽出する事例の紹介。英語と日本語版のコードを用意してますが、どちらも基本的には「文書を単文に分割、文を単語に分割、単語の活用形を基本形に直す、不要な語を除外してコードブックを作成」という流れ。Twitter/Timelineだと@含めたユーザ名の扱いや、URLの処理とかあれこれもっと追加したくなりそうですが、一般的な処理に留めています。

意図的に緩い設定の課題を出すことが少なくないのだけど、出し方に問題がありそう

月曜日, 12月 9th, 2013

ここ数日準備にかかっきりだった探索アルゴリズムその1が終わりました。2クラスあるので1クラス分だけですが、2クラス目は同じ内容だし。Level 1.2 に関する補足があるので、課題中に迷路に迷い込んだ人は読んでみてください。自由度の高い課題なので自分で問題設定からする必要があるんですが、出し方や意図の伝え方がマズいかもしれない。

今年は実験3,4でデータマイニング班を始めたこともあって、それに合わせて1年前の今頃にも実験2の内容を少しテコ入れしていたのですが、不満だらけの内容(ストーリーの薄さ)だったので今回はかなり時間かけてアップデートしました。といっても実際には「これは無しの方向で」として落とした部分もかなりあるので、最終的なコンテンツとして残ったのは半分ぐらいです。これでも盛り込み過ぎに思えるので、削るのが正しかったとは思いますが、本当なら「それらのコアになる部分をコンテンツとして用意する」できるとベストだったかなとも。学生視点でどうだったかは分かりませんが、個人的には1本筋の通ったストーリーで仕上げたという点で割と満足しました。2週目のテキストはまだ準備中ですが、こっちはほぼ去年のものを流用できる予定。

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実験2を終えてヘロヘロになったので、夕飯は自炊する気力も無く外食@きたや。ご飯食べて補足記事やブログ書くぐらいの元気は戻りました。風呂って休むかー。(実験4の準備は明日にしよう…)

隣を見渡せるぐらいの距離感が程よいストレス源(刺激)を生み出す

土曜日, 12月 7th, 2013

デザインスクール関連記事その3、会場の広さやテーブル配置といった会場設営面でのメリット・デメリットについて。


会場のレイアウトは若干細かいテコ入れをしているものの、基本的には京都版と同様「集中しやすい程度の距離は設けるものの、隣の様子も見れる距離」を保つように配置。盛り上がった瞬間は大きな声になりがちですが、こういうのがあちこちで発生し始めると「会場全体としての統一感や臨場感」をより高い次元で実現しやすくなります。これは一人や2,3グループだけでは味わえない環境でしょう。同じ意味で、動画撮影したとしてもかなり編集しないと「雰囲気」は理解し難いと思います。Ustreamも同様。無いよりはあった方が良いかもしれないけどね、、、ぐらいには情報ロスが少なくないです。

一方で、実際にワークグループに参加している側からすると自グループにおける作業に手一杯で「他のグループを長時間観察する」ということはし難いです。(観察すること自体をタスクにしてれば別ですが、それは例外的な場合でしょう)。この「隣も面白そうなんだけど何やってるんだろう?知りたいけど時間が無い!!」というストレスにもなるのですが、これが適度な度合いに収まるならハングリー精神としてその後の活動にも良い影響を与え、過小/過度だと振り返りにも繋がらない可能性があるのだと思います。程よいさじ加減でストレスを与える環境づくりが大切というお話ですが、まだまだ工夫の余地はあるのでしょう。


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