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(不定期コラム) プログラミング #ieryukyu_readings

日曜日, 1月 19th, 2014

「何かしらの専門分野に関する読み物の紹介」第3段は、ややベクトルの異なる「分野」ですが1年次から比較的多かったキーワード「プログラミング」を取り上げてみます。


今回紹介するのは、プログラミングについて学べるサイト3件「ドットインストール」、「CodeIQ」、「CodingBat」です。

ドットインストール (3分動画でマスターする初心者向けプログラミング学習サイト)
  • トップページの解説文の通りですが、様々なプログラミング言語・データベース・Webサービス・iPhoneアプリ開発等々についての「3分動画集」です。講義形式に近いですが、好きなタイミングで動画を止めれますし、勿論戻ることも可能と良いことずくめ。講義でもやってるC言語やJavaもあります。
  • iOS アプリの実機テストには iOS Developer Program への登録が必要ですが、情報工学科は河野先生のお陰で学科で教育機関登録されているため無料です(やりたい人は河野先生or當間までメールください)。
  • webサービス関連だと、いわゆる(外部から見れない)クローズドなサイトではなく、学科としてグローバルIPアドレスが大量に確保されてて簡単に申請できるし、ブレードサーバで仮想OSを動かすことも簡単にやれるので、サーバ立ててあれこれ試してみるのも無料でやれます。どれだけ使っても無料なので、使えば使うほど得します。どしどし使おう。
  • Windows / Mac OS X / iOS / Androiod 等、多数の環境で動作する統合型ゲーム開発環境Unityもあるらしい。公式サイトにもチュートリアルありますが。
CodeIQ (ITエンジニアのための実務スキル評価サービス)
  • ドットインストールが講義に近い位置付けなのに対して、CodeIQはドリルに近い。基礎を勉強するというよりは課題解決を通して学ぶという取り組み方ができます。
  • トップページにあるように「問題に解答する->(受付中の問題なら)フィードバックを受ける」が基本的な流れですが、過去問も残ってるのであれこれ探してみると良いかと。中にはプレゼント特典がついてる問題があることもあります。
  • 取りあえず眺めてみたいという場合にはwebマガジンRSS@codeiqあたりを眺めてみると良いかと。
CodingBat (Online code practice)
  • 用意された問題毎にコードをオンラインで提出(フォーム入力)し、その出力が正しいか(テストを通るか)を確認しながら学ぶスタイルのサイト。必ずしもブラウザ上で書きながらではなく、好きなエディタで書いたのを貼付けても良いですが。
  • 例えば Java だとJUnitと呼ばれるユニット・テスト(単体テスト。クラスやメソッドが正しく動くかを確認するためのコード)がありますが、CodingBatでは用意された問題には最初からテストも用意されており、動作結果が正しいかを確認できます。
  • オマケ要素としては英語の勉強にもなるかとw

P.S.
#ieryukyu_readingsを誰か他にも書かないかな〜 :)

(不定期コラム) 機械学習 #ieryukyu_readings

日曜日, 12月 29th, 2013

前回のコラムから始まった「何かしらの専門分野に関する読み物の紹介」第2段として機械学習を取り上げてみます。


紹介ページ: 機械学習 はじめよう

今回紹介するのは「機械学習」です。機械学習そのものに限らず、ニュアンスが近い設定としての「人工知能」や単に「学習」というキーワードはマンガ/アニメ等でも出てきますね。耳にする事が少なくないキーワードですが、実体としては良く分からないことが多いのではないかと思います。

人工知能学会における説明としては「観測センサーやその他の手段で収集されたデータの中から一貫性のある規則を見つけだそうとする研究です.数学の統計の分野と強い関連があります.また,機械学習はAIの他のほとんどの分野で利用されています.」と説明されていますが、事典ぐらいの説明に留まっているためあまり具体的ではなく、良く分からないかもしれませんね。

機械学習の実体を連載解説しているページが前述の「機械学習 はじめよう」です。例えば第1回の記事ではどういうところで活用されているか、基礎知識として何が必要か、機械学習におけるもの見方が概説されています。例えば応用例&必要な知識についてピックアップしてみると以下のように紹介されています。

出典: 第1回 機械学習 ことはじめ

[応用例について]

  • 物理,化学,生物,医学など様々な科学観測全般。センサーが拾えない情報の再現,解像度の向上。
  • ロボット。センサー読み取り,バランスを保つための予測等々,ロボットのソフトウェアは機械学習の固まり。
  • ゲーム制作や3D映画の撮影に使われているモーションキャプチャー。見えない場所にあるマーカーの位置の推測。
  • エレベータの動きの制御。混雑を可能な限り少なく,かつ省エネとなるように最適化。
  • 未知のコンピュータウイルスの検出。ウイルスかどうかの閾値の推論。
  • 検索結果のランキング。クエリーやコンテキストから求められている情報の推測。
  • コンテンツに合わせた広告の表示。

ここで,実はこれら応用例の大半について,機械学習が使われ始めたのは最近5年10年の話,というと意外に感じるのではないでしょうか?

[基礎知識について]
中でも線形代数(行列)と解析(微積分) は必須です。これらは本連載では説明しませんので,必要に応じて書籍などで別途勉強してください。参考になりそうなページを紹介します。

解説しているだけあって具体的な数式への落とし込み方やその解釈、随所で想定されている仮定などを一歩ずつ進めているため、全体のボリュームはかなりありますし、数式がしがし解いていくところも出て来るので本気で取り組めばかなり力がつくテキストでもあります。その積み重ねで人工知能分野における「機械学習」が具体的に何をしているのかも理解できるようになりますので、興味のある人は是非トライしてみてください!

P.S.
先輩らも後輩に向けてオススメ本/webページなり紹介して見ると良いのではなかろうか。という気持ちを込めてタイトルに「#ieryukyu_readings」を付けてみました。

(不定期コラム) 読みやすそうなものから手をつけてみる

土曜日, 12月 21st, 2013

2013年度入学生も大学生活に慣れ、少しずつ時間に余裕が出始めて来る時期に差し掛かりました。1年次後期は情報工学科カリキュラム的には最も時間にゆとりのある時期でもあります。講義関連への課外時間(自習時間)を増やしてより理解を深めるのも良いし、折角の機会なのでこれまでにやったことのない新しいことにトライするのも良いでしょう。年次指導教員としては「成績を良好に保ちつつ」とか言いますが、成績以上に大切な何かを見つけたのならそれを優先して突き進んで欲しいし、夢の実現をサポートできる環境を用意したいというのが個人的なアドバイスです。矛盾したことを言う事もあるかと思いますが、それをどう受け止め、どう選択するか(必ずしも 0 or 1 じゃない)は皆さん次第です。

ということで何かしらこの時期を計画的に時間を使って欲しいという思いを含めて個人面談中ですが、全員に向けた共通アドバイスを不定期コラムとして取り上げていきたいと思います。暫くは面談時にも伝えている「何かしらの専門分野に関する読み物の紹介」になる予定です。


久しぶりの不定期コラム(15回目らしい)は、情報工学科らしく(?)「情報処理学会」から毎月発行されている学会誌から、無料で読める巻頭コラムの紹介。

リンク先を眺めてもらえれば分かるように「ぱっと見」では学術らしくもなく、情報工学に無関係にも見えるような人やタイトルが並んでいますが、そもそも情報処理/情報工学/情報技術における「情報」は分野を問わずどの現場にでも存在します。より具体的な現場における利活用を取り上げたいと思ったらその分野毎の現場で働いている人と触れ合うのが一つのアプローチの仕方でしょう。必ずしも直接的何かを得られるとは限りませんが、「これまでの自分自身の体験では感じた事の無い世界」を少しは味わえるはずですし、特にこのコラムについていえば何らかの意味で情報処理に関係を含む側面が比較的強く、その分野におけるキーワードも出てくるので興味があるならその先を調べていくこともできます。擬似的な体験ですが、ラーニング・パターンでいうところの「フィールドに飛び込む」や「まずはつかる」への第一歩(取っ掛かり)として参考になれば。

コラム記事でコラムを紹介するのもアレですが、取っ付きやすさやその著者らの熱量を味わうという意味で取り上げてみました。1記事あたりたかだか2ページ&文字数もとても少ないので、気になる人orタイトルだけでも眺めてみてはどうでしょう。

もう少しまとまった分量のものを読みたいという人は、書籍になりますが例えばブルーバックスや新書を探してみるのも一つの手です。検索する限りではブルーバックスは図書館にもあるらしい。勿論ジュンク堂を歩き回るのも良いでしょう。

(次回からは少し分野を絞った紹介をしていく予定です)

怒るにはエネルギーが必要

木曜日, 12月 19th, 2013

1年次向けの連絡網としてGoogle groups(の Mailing List)をメインに使いつつ、講義等を含めた学科全体の連絡網としてnews-ieがあるわけですが、どちらで告知しても反応がない学生が多いということで少しお怒りモードに。今日は必修科目の情報数学2がある日だったので、少し時間を間借りして

  • 連絡網2つともチェックするように。
  • 個人面談実施中なので予約取るように。
  • いい加減汚いままの自習室をどうにかするように。(自分たちでどうにもできないならこちらが制御する)

と伝えてみました。元々今週末からの3連休を利用して大掃除する予定があったようですが、その前に我慢できなくなったともいえるか。何度も何度も突っついてる話だし。自習室の使い方については、その環境に耐えられない人は他室を利用せざるを得ない状況を(結果的に)強制しているのだけど、自習室利用者の中には「そのことに気づいていない」という人もいるのかなと想像。良く言えば住み分けできているとも言うけど、その状態で「皆で掃除しよう」とかは都合良すぎるよね。社会はそういう場所なんだということを認識できる機会ともいえるか。

最初の告知から既に2週間経った時点での個人面談の現状は、済んだのは20数名、予約済みが20数弱、まだ何もしてないのが20数名という状況で、大凡3分の1ずつらしい。そろそろ予定してた不定期コラムを復活させるか。連絡網はできれば1日1回、少なくとも2,3日に1回(週に2回)はチェックするようになって欲しい。そうじゃないと困る場面少なくないので。(関連情報告知されてたのに気づかず後の祭りになってる件が少なくない)

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自炊は残りものシチューにマカロニと冷凍カボチャを加えてみたぐらい。食べてから気づいたけどカボチャもの凄く久しぶりだな。(冷凍カボチャ自体は大分前に購入してあった)

データマイニング班2週目はライブ・コーディング

火曜日, 10月 15th, 2013

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沖縄は強風域に軽く入るぐらいだったと思うのだけど、一日中もの凄い風で室外は勿論、室内でも場所によっては窓を直撃する風の音でとてもとてもうるさい。本土は大丈夫なんだろうか。

授業登録調整は明日が最終日で、1年次は現時点で42名が終了、25名がまだ。先週の月曜日が台風休講で、今週月曜日休み、水曜日に月曜振替えがあるぐらいという点では確かに月曜日の講義登録調整で遅れやすいスケジュールになっちゃってるんだよな。大丈夫かしら。

日曜日に新居へ引っ越し一段落し、新居からの通勤は今日が初めて。やはり通勤に片道徒歩20分圏内というのは立地条件的に素晴らしすぎる。スーパー大好き人間でもあって料理も楽しいし、自分の都合であれこれやりくりできるのはやっぱり楽ね。歩く量が増えていること+食べる量を調整しやすいこと(実家だと確実に食べ過ぎ)とでまだ3日目にして既に体重が落ちてきてます。安定するかはしらないけど。

今日の晩ご飯は昨日作った残り物のカレー。そのままじゃ味気ないということでゴーヤーを多めに投入。タッパーで保存してたのはともかく、お試しとして意図的に電子レンジを導入していないので温めるだけでご飯&カレー&ゴーヤー炒めでお鍋2つも使うことに。ま、もう暫く様子見。慣れるかもしれないし。

「少しずつあれこれ加える」というのをあれこれやりたいのだけど、生野菜だと一人暮らしには向きにくいか。冷凍保存効くのもあるんだろうけど。今回のゴーヤーは親からの差し入れで切った状態で冷凍できるからということで、お試し中。ホウレンソウなんかは湯がいた後で冷凍するのもありありか。他の葉野菜も似たり寄ったりなのかな。ということでストレス発散に丁度良いです。


データマイニング班の2回目は以下のような中身でした。

学生にとっては新しい言語(Python)に触れるということもあって、設定した課題を通してライブコーディングして貰いながら「Tabキーで補完」「help()でオブジェクトへのアクセス方法眺めよう」「ルーブ部ではインデントを揃える」「Linux系サーバ上にあるファイルを取ってくるには?」「エラー文の意味は?」とかあれこれ突っ込みながらの進捗。予定では後1,2回で目標レベル(自前でググりながら書けるレベル)にはなるんじゃないかと。前期は「チュートリアルやって」で済ましてたんだよな。

食べきれないほどのお茶菓子が集ったお茶会

水曜日, 10月 9th, 2013

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昨日の日記でも書いた1年次の年次懇談会が終了。どの時間帯に予定入れても講義と重なる人は出て来るよねということで水曜日2時限目に入れてみたのですが、授業と重なって来れない学生多数(約半分)になってしまった。5時限目にした方が良かったかもしれないけど、既にゼミ入れてたので調整しようがありませんでした。ごめんなさい。

年次懇談会の中身はこんな感じ(ieな人は学科アカウントで見れます)。404の使い方については少し討論して貰いましたが、ちょこちょこ覗いてみないとね。また、例によって「」探そうと言い続けています。今回紹介したのは以下の通り。

「丘」の探し方

  • 企業と大学と学生の関係@NLP2011併設ワークショップ
  • ユタ大学の助教授が説く『博士号とは?』
  • カラーバス(color bath)
  • バイブル探し
  • まずは体験しよう
    • やってみないと分からない(イメージだけでは気づかない)こともある。
    • リスクを選択するか、負わされるか。
    • 一方で、「ただ単に体験した」ではそこで止まってしまい、経験を積み重ねていくことが困難。積み重ね方の一例: ネタ出しのススメ with 論理的思考
      • 体験したことを元に「目に見える形(=再利用しやすい形)」に書き出そう。場合によっては写真やイラストを含めても構わないが、ここでは言葉での表現を重視。
  • 後学期中の課題
    • 学外主催のIT系イベントに参加し、見つけたこと、感じたこと等を学科ブログとして書くこと(1件以上)。
    • 学外主催の非IT系イベントに参加し、見つけたこと、感じたこと等を学科ブログとして書くこと(1件以上)。
    • 補足
      • 友人らと一緒の参加で構わない。
      • 自分の言葉で表現すること。

午後の会議ではFDとしてPBLとかOCEAN21の人らを招いてのあれこれ討論的なお話。企業の方を巻き込めるなら楽しいだろうとは思うけど、企業側にどのぐらいメリット出せるかは別問題だったりするからなぁ。別の話として「ついていけない学生をどうするか」という話も。

久しぶりのゼミは、夏休み中最後の進捗を思い出すのが主でその続きとしてどう進めようとしているかについての討論ぐらい。お茶会は出張/旅行お土産やらが被ってしまい、初めて「食べきれない」という事態にw

ちなみに「おもろ」は個人的に沖縄で美味しいお菓子No.2です。

翌日のリスクを軽減する行動が当日のリスクを高めることもある@1,3研修途中戻り

日曜日, 9月 22nd, 2013

今日と明日は1年次&3年次の合宿研修で渡嘉敷島にいる予定でした。予定は未定ということで今現在は沖縄本島に戻ってたりするわけですが。夕食後にボドゲグループを覗きに行きたかったんだけど仕方ない。前回の宿泊イベント(情報倫理の宿泊集中講義)でも途中脱落だったので、何か今年はそういう年らしい。

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朝の時点では波の状況が前日と変わっていないため出航しないのかなと思ってたのですが、全便出航。ということでチケット買ってとっとと乗ろうと思いきや1年次も3年次も年次長が来ず、結果的には出航20分前にようやく人数確認やら手続き終えたぐらい?。ギリギリという程ではないけど、心臓に悪いよー。フェリーでは多少揺れが大きいものの自分は乗り物酔いしたことと吐いたことが無い人なので楽しんでました。学生も船酔いしたのは数人ぐらい?

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港に着いたら宿泊先である国立沖縄青少年交流の家に直行。バスで10分ぐらい。単純に距離だけでいえば余裕で歩ける範囲だけど、基本的にずっと山道(港から交流の家向けはずっと登り)なので少し辛いか。部屋もそうだけど全体的に施設がとても立派。スポーツ各種(野球場、テニスコート、筋トレジム、卓球場(not卓球台)、離れた場所だけど専用の海洋研修場もあるとか)やBBQ等あれこれそろってる。ゼミでの打ち上げか何かで来ても良さそう。

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青少年交流の家に着いたらお金徴収で、その時に事務の方から「何とも言えないが明日はフェリーが出ない可能性もある」とのお話。あれこれ相談した結果を整理すると以下の通り。

  • 波が4m越えると普通は欠航。
  • ただし村民の足でもあるので連続欠航し続ける等、他の要因で少しは無理して出すこともある(今日は普通なら欠航だったが出航だった)。
  • 沖合の波の高さもそうだが、港に入れるかどうかも欠航になる指針の一つ。渡嘉敷の港は入り組んでるのかどんなに穏やかな日でも並みが出てて、わりと揺れる。
  • 明日は大口(修学旅行生)があるので無理の無い範囲で出すとは思うが、何とも言えない。
  • フェリー欠航時の緊急用にヘリもある。1回6万、フェリー欠航時には村が3万至急で半額、5人乗りなので満席なら一人6千円。だがこれも3往復?のみなので、必ず乗れるとは限らない。
  • どうしても明日戻れないと困るのであれば、今日で帰ることも選択肢の一つ。
  • ちなみに、タクシーは村内に2台のみ。フェリー到着出航前後は混むので予約を勧める。(ちなみに*2、予約時に名前も連絡先も聞かれなかったりする)

という状況で、明後日から出張が入っている遠藤先生と私は今日帰ることに。フェリーのチケットを当日分に変更しようと電話かけると「当日分は電話予約不可で、港に来て貰わないと対応できない」とのこと。仕方なくタクシーに電話して待つも全く来る様子がなく、その様子を見かねた職員の方に送って頂けて異なきを得ました。到着時点で話を聞けたお陰で今日帰るという選択肢も取れてあれこれお世話になってしまった。

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当日夕方のチケットを差額購入して施設に戻ると流石に多くの学生はほぼ昼食終わってて、食堂自体が閉まりかけの状態。ぎりぎりor時間過ぎててごめんなさい。昼食後はUNO/人狼/パズドラ/モンハンしてる学生を眺めつつテニス。当然(?)のごとくど素人なのでペアになった人に迷惑かけまくりでした。見所は煽り/コスプレ/パワーヒッター/くるくる/監視など。

16時にはテニスからも抜けて戻り支度。沖縄に戻る時間を利用して出張の件で少し方向性を検討。高速だったこともあってか最初の10分ぐらいは朝のフェリーとは比べ物にならないレベル(シートベルト完備)で上下に揺れました。討論内容をメモ取ってたんだけど、まともに文字書けないレベル。楽しかったから良いんだけど。

ということで、残りは岡崎先生お任せコースになってしまいました。学生の皆さんは迷惑かけないようにね!

(不定期コラム) 人工知能学会と日本SF作家クラブのコラボ

水曜日, 9月 4th, 2013

コラム記事自体もいろんな切っ掛けを狙ってあれこれ書いてみてるという点では一緒ですが、今回は学会は必ずしも堅苦しい場所じゃないよというお話。

人工知能学会ではこんな感じで去年からSF小説が学会誌に掲載されているんですが、真っ先に思いついたネタが今回掲載されてて嬉しいやら悲しいやら。いや、読み物としてなら別に被っても良いから書けばとも思わなくはないが、学会誌的にはそういう企画じゃないし。というか私自身書くのかどうかは知らないですが。

閑話休題。

学会というと堅苦しいイメージを持つ人が少なくないと思いますが、前にも紹介したように、

  • 解説記事: 怪奇!! 次元の呪い – 識別問題、パターン認識、データマイニングの初心者のために [ 前編 | 後編 ]

こんな形で解説記事が掲載されるたり、代表的なキーワードについて想像しやすいような説明を用意したり、いろんな分野へのイントロダクション+情報源を紹介してあったりと、切っ掛けに繋がるような工夫がされてたりもするので、一度眺めてみると良いんじゃないかと。

どんな学会/イベントがあるかとかは先生/先輩捕まえて聞いてみよう〜。時間&金銭的に余裕があるなら、県内外での学会関連イベントに参加してみるのも手です。

(不定期コラム) 失敗しても構わないから体験し、次に活かそう

土曜日, 8月 10th, 2013

プロジェクトデザイン1プロジェクトデザイン2発表会が終了しましたが、この講義では「失敗しても良いからそこから学ぼう」。

発表会は成果をみるために課しています。今ではプロジェクト型の実習や演習が珍しくないですが、講義自体の達成目標は先ほどのリンク先にあるものを掲げています。しかしこれらの目標は建前であって、個人的には違うと考えています。どういうことかというと、

  • (少なくとも昔は)高校までそもそも主体性を持った活動は推奨されておらず、指示したことを(強制)させていた。自主的に視野を広げることをしていない大多数の新入生は視野が狭いのが当然。
  • そんな背景で急に「自由に自主的に動け」と言われても自由度が高すぎて上手く動けない学生が少なくない。(大学進学自体、成績的に入れそうだから選んだという学生が少なくない。講義を欠席する/課題をしない等含めて自主性に委ねられる部分が大きくなるため、動機が薄い学生は楽な方向に進みがち)
  • 新規性とか言われても「巨人の肩の上に立つ」ことはイメージできないから思いつきで行動しがち。そもそも過去の事例を探すことや、探し方を相談することも、どこまでどのぐらい手間暇書けてやるべきかからして自主性に任されているため、グループ内で「やる気のある人/そうでもない人」とか対立構造が生じやすい。

ということで、結果として多くのグループで「自由な環境で自主性に任されたグループワーク」が強制されている。少なくともそういう環境でどのように自分が行動すべきかを考えざるを得ない状況になっており、これ自体が(就職する前の)一種の社会勉強の場になっているという考え方です。学生の間なので失敗してもらって構いません。だけど、何故失敗したのか振り返ったり、次はどうしてるかを検討してみるといった行動に繋げないと「体験するだけ」で、殆ど意味が無い講義になりそうです。

実際問題として、発表されるテーマの多くは新規性/有効性/社会性等が求められている割にはそれらの達成度は低いし、実際問題として「え、それのどこが新しいの?」と思えるような内容ばかりです。とはいえ、初学者の人にそれらを専門家レベルで求めること自体がおかしいし、そこへの手助けはPMとして院生が付いているとはいえその院生自体がマネージャとして勉強中のことでもあるし、何よりもっと金額的にも人的にも時間的にもコストをかけたプロジェクトですら失敗例が多数あることを踏まえると(専門家レベルを求めるのは)酷でしょう。言い換えると、そういうレベルは求めることが主題ではない(質については失敗して構わないから行動して学んでくれ)という解釈です。少なくとも私は。

折角高い授業料払ってるのだから、何かしら自分が成長するように行動しよう。プロジェクトデザインに関しては、上記では「失敗しても良いからそこから学ぼう」みたいなことを長々と書いていますが、それ以外でも構いません。同じことを体験しつつもそこから何を学ぶかも含めて多種多様な考え方があります。少なくとも、失敗を恐れずに体験しよう。そして体験したままにするのではなく、そこから何かを学ぶ努力をしよう。このことはリスクテイカーになろうという話を、e13の皆さんには初めて合った日にもやりました。体験しないと損するけど、体験しただけで済ますのも損します。何かしら体験して、そこから学ぼう。

小銭を使い切ろうとする生活から貯めておく生活に

金曜日, 7月 19th, 2013

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オープンキャンパス前日になりました。ということで各教室が空き始める5時限目頃から宮里先生&フリー要員の皆さんが主体となって会場設営してもらってました。完全に任せるのがちょっと怖かったので何度か見て回ってたのですが、一部で掃除中とかがあったぐらいで全体としては問題無さそうな雰囲気。まだ続けてる人もいるようなのですが、手伝ってくれた皆さんお疲れ様です&でした。

午前中のパネル説明で使う部屋は、403が想定していた領域の半分ぐらいに減っちゃってるので人数調整しないと入りきらなそうな予感。かといって406(既に説明者+見学者で40名+α予定)に増やす訳にもいかないので、321室で頑張ってもらう感じか。去年と同じ見学者120名なら、403で24名、406で37名、321で残り59名か。席数を考えると妥当ではあるけど、説明者が321室でも4名しかいない(説明者1名あたり見学者15名)のを考えると、ちょっと無謀感が。でも部屋の許容量てきにはこれ以上弄りにくいしなぁ。

1年次が優先的に使う自習室404については掃除機掛け&不要物をどかす(講義中の学生の荷物はまだあったけど)ぐらいは終わってる感じでしたが、講義終了後に捨てて来るというゴミの強烈な匂い具合に堪え兼ねてとっとと捨てちゃいました。あの匂いに慣れてるのだとするとちょっと怖い気がするぞっと。ゴミ捨て回数を減らすために大きなゴミ袋使ってるのだと想像するけど、敢えて半分のサイズにして捨てる回数増やした方が環境のためには良さそう。

バス帰宅4日目にもなると財布に610円or千円札があるように行動するように。回数券or定期券にしたら良いとは思うけど、引っ越し先決めるまでの間の一時的なものにそこまでするのもなということで、もう暫くはこの生活が続きそうです。