Archive for the ‘教育’ Category

KnowledgeLine / プログラミングの前に実験計画?

火曜日, 1月 20th, 2015

データマイニング班のある日でしたが、進捗確認がメインになってるということもあって前半はTAにお任せして、河野先生からお誘いのKnowledgeLineさんとの話し合いに参加。

既に河野研では半年ぐらい前から使ってるらしいのと、山田先生(研究室?)も使ってみてるっぽい。KnowledgeLine自体は、話敷く限りでは日報+グループウェア+プロジェクト管理を串刺ししたようなツールなのかも。多分。授業で使いたいとか。飛び火した話として、学生にはプログラミングをコピペじゃなくて目的をどう達成するかを自分で考えて実装する力をつけさせて欲しいとか。具体的な話あれこれ聞いた感じでは実験計画法を指導してくれという話に聞こえました。という話をしたら「翁長先生がもともと作りたかった学科構想」という話が。うん、大切だよね。この辺りはここ数年で痛感してて、去年?だか今年の実験2でレポートへの項目として明示するぐらいの盛り込み方をしてみてます。

ノートテイク・サービスとしては「書きたくなる(≒再利用しやすくなる/俯瞰を促す/その先を見通しやすくする/etc.)」みたいな所を含めて何とかしてみたいところ。逆の言い方をすると「ググってその場で対応する技術も必要だけど、見つけたhowto等(パーツ)を整理して自分の学習地図/歩んできた地図を作成する(マッピング)する」ところへのサポートをしてみたい。「先週/先月/去年やったはずなんだけど」という状況へのクッションを導入するといっても良いかも。教員免許やってる学生らの「ポートフォリオ」でも良いのかもしれないけど、勉強不足で実態は良く分からず。

NAL研の卒研ノートは、

NAL研的には、研究室立ち上げ当時(2005)に「研究ノートを付けよう、最低限これこれの項目は書かせよう」という議論が学科会議で出て、やり方は研究室にお任せという話になってました。どうせなら「情報工学科を卒業するならwebサービスを作る/立ち上げるぐらいの経験は必要だよね?」
(by 情報をシェアするには見える形でのアウトプットが必要)

というところから始まって、pukiwiki→RubyOnRails→Djangoと最初の数年ぐらいはフレームワークを利用して作ってましたが、その後数年は bug fix メインに。そしてここ数年はほぼ利用しているだけ、という状態。ライブラリ更新に伴うアップデートと bug fix をそろそろやってもらわないと〜。

発想グッズお試し会 / ブレスター, 智慧カード3, ASOPICA

水曜日, 1月 14th, 2015

デザインスクール座談会の延長で、IDEA PLANTさんのグッズお試し会をすることに。こういうのもサーベイの一環だな。

今回試してみたのはブレスターASOPICA智慧カード3の3点。時間的には「初めて箱明ける(誰もルール知らない)状態から開始して、簡易ルールでやると3つやっても1時間ぐらい」でやれました。若干の感想戦を含めてもそのぐらい。(簡易ルールだけを試した上での)3つの共通点としては「楽しみながら」という部分は「導入しやすい」ぐらいの意味だなという印象を強く受けました。ゲームとしての楽しさはほぼ無いんじゃないかと。ゲーミフィケーションでいうところの「最広義: ようするに、ゲームっぽくて役に立つものなんでも。」ぐらいと言っても良いかな。また、ゲームの進めやすさ or 発想の広げやすさからはルールを多少弄った方がやりやすそうだというのもちらほら。

個別に見ていくと、
ブレスターはブレインストーミングを楽しみながら体験できるというのが売りで、実際簡易ルールでやるだけもそれなりにBSをしてる雰囲気は体験できました。ただし、お題に対してカードがどれぐらいマッチするかという問題があるのと、「30秒で答える」のに慣れてないと「お題の1部分だけに着目した答えばかりになる」のがネックかも。そこも含めての体験なんでしょうけど。

智慧カード3は、技術よりのテーマを設定した上で発想を広げるためのゲーム。一人でもやれるというか、(簡易ルールでやる分には)ひとりでやるのがベターかなと感じました。失敗したらゲームから落ちるって発想の練習にもならないし(他の人が言ってるのを聞くことでも学べるのだろうけど)。技術寄りのヒントが並んでるというのは面白いか。抽象的なものがよければオズボーンのチェックリストがより使いやすそうか。

ASOPICAは、簡易ルールだと「自分が指定したお題+ランダムに引いた4種類の関係性(類似とか近くにあるとか)」の組み合わせを想像して20秒で絵を描かせるという(ある意味)恐ろしいゲーム。文字or発話だけで考えちゃう人にとっては「良いお絵描き強制ゲーム」。時間が短い点は多少伸ばしてみたり。関係性は4種類しか用意されていないのだけど、必要に応じて追加したりすると連想演習強化になりそう。

(実験1/探索アルゴリズム2) 単純作業になってる部分は自動化できないか検討してみる

月曜日, 12月 22nd, 2014

前期の実験1・スクリプトプログラミングでは sed, cut とかで必要な箇所切り出すという課題。先週やった実験2・探索アルゴリズム1では1つのパラメータを取るシミュレータ(最急降下法)を例に、最適なパラメータを見つける演習。ということをミックス&より現実的な問題として、今日の探索アルゴリズム2では3つのパラメータを取るシミュレータ(ANN)で適切なパラメータを探してみようという課題。その過程を通してパラメータの影響を観察&考察しろという話も盛り込んでありますが、シミュレータはコードも渡しているので必要箇所だけを変更するだけでも簡単に自動化できたりするし、実はそこまでやらなくても逃げ道もあったり。毎回やってるシミュレーションのごく一部でも構わないから自動化しようよ。ということに気付いて欲しいというのが裏テーマなんですが、どこまでやってくるかなー。

課題毎に10分時間取ってましたが、(コード無視して)出力されるテキストを処理するぐらいなら数分でできたりするし。慣れの問題でもあるけど、それ以上に「自動化しよう」という意識を持って欲しいものだけれども。

より汎用的なテーマとしては、大量にやるシミュレーションの結果をどう保存・整理するか、それ自体を効率良く回すにはどうするか、結果を分かりやすく見せるにはどういう図表を用いれば良いか、といったことを考えてくれ。というテーマです。

そんなこんなで個人的にやって欲しいと思っている目標と、全員がやって欲しいと思っている目標とをミックスさせてるつもりですが、若干(?)分量が多いっちゃ多い。ので、グループ単位でのレポートにしてます。(最初の頃は一人1レポート出させてたかもw)

「やって欲しいこと」をうまくお膳立てしてから学習して貰うのが機械学習

火曜日, 12月 16th, 2014

どういう特徴を盛り込むべきかといった特徴設計するよりも生データをそのままぶち込めという話もちらほらでつつあるようですが、それでもどこかしら「お膳立て」してるというのが実態。データマイニング班11回目は、クラスタリングでつまづいてる or 込み入ったタスクを一つの学習で済まそうとしてしまっていたので、クラスタリングについての補足KISS原則(小さく作り、組み合わせる)な補足。取り組んでる問題が難しそうに見えるなら、直接体当たりするのではなく分割できないか考えてみよう。何でも分割することが正義ではないのだけど、多くの問題は分割することで解きやすくなるのは事実。

来週火曜日は授業お休みなので、次回のデータマイニング班は年明けになるらしい。良いお年を〜(早)

実験をする際には目的と確認方法(実験計画)を考えてから取り組む

月曜日, 12月 15th, 2014

2クラスあるうちの片方だけですが、実験1/探索アルゴリズム1が終了しました。主題は「最急降下法の動作を観察して考察」なんですが、それだけじゃつまらないかなということで前後に関連話題を付け合わせたオードブル形式に(?)。

上手く繋がってない気もするのだけど、課題にテコ入れするぐらいでこの方式は続けています。最適性とは何か、効率性とは何か、そもそも何に対して最適/効率と言ってるのかといったことに疑問を持って欲しいというのが裏目的です。なので「解説→グループ活動→報告会」という形で課題毎に報告してもらい、そこへのフィードバックをしながら「意図」を伝えたり、どういう解釈・視点が考えられるかの幅をあれこれ伝えるようにしています。うまくいってるかは「?」ですが、面白いと感じてくれる学生が1割いたら御の字かなーぐらいの気持ちです。

より一般的な目的としては実験計画を考えて、目的に則した実験を行い、結果を観察し、考察するという一連の計算機実験に慣れて欲しいという意図が含まれてます。が、なかなか伝わってないかも。一応今回は「何をどう観察したいのか観察意図と方法(実験計画)を示せ」というのも加えてみました。これで少しは考える切っ掛けになるんじゃないかと期待してます。

P.S.
大分ズレるかもしれないけど実験計画法みたいな講義があると良いのかしら。

広告業務の難しさ、もしくは能動的に行動して欲しいと思うあまりにこちらが受け身になり過ぎてしまうことの駄目さ

金曜日, 11月 7th, 2014

デザインスクールは、こんな具合に社会人協力者との調整についてはほぼ終わりました。後は週明け10日(月)〆切の受講生応募を待ってから、残りのタスクが動くという流れです。

上記の記事を書いてた午前中ではまだ学科から実登録4名だったのが、20時現在は実登録だけで12名に。他学科他学部他大学から10数名想定のところがまだ1名なので、まだまだ受け入れ可能。

それとデザインスクールの告知についての反省。今回は、学科向けにはnews-ie&目につきやすそうな場所への掲示&イベントサイト上での紹介記事多数、がメインでした。その結果は昨日の時点まででの応募状況が5名と、反応は芳しくなく。それが、Twitterも含みますが直接口頭で話すと興味持つ学生がいる&そういう学生にも話が殆ど伝わっていなかったという現実があらわに。そうね、別に授業と連携してる訳でもないから単位とは無関係だし。イベント自体はデザインスクールに限らず年間見渡すと学科としてはそこそこ数多くやってる学科だとも思うし。告知全てに目を通して判断するかどうかは運次第でもあると。そういう意味で、今回は完全に告知のミスだったなと。「リクエストがあれば説明会やる」という受け身も駄目で、週一回開催とか、こちらから各学年必修科目授業の前後数分で話すとか、何かしら能動的にやる部分への努力を欠き過ぎていたなと。

一方で、當間個人としては「主体的に動いて欲しい」というのが根っこにあるので、運営スタッフとして能動的なアクションを起こすのは大分避けてた側面があります。でも、名嘉さんが言ってたのだけど「学年毎にアクションの仕方を変えて、例えば1,2年次ならまずは強制参加させるぐらいの気持ちでアクション起こすのはありですよね。参加してみて変わる学生もいるし」という話もあって、それはその通りなんだよな。

Gut’s+報告会&体験会

月曜日, 11月 3rd, 2014

s_201411030626205457200c282c4 s_20141103081155545738cb4f6af

白井さんから連絡貰えて知った【学生&企業&教職向け】「GutsCafe」(インターンシップ報告会&体験会)に参加して来ました。Gutsというプロジェクト自体は何度も間接的に耳にしてるのだけど中身を全く知らなかったのと、デザインスクールの1テーマとも関係してるのとで丁度良いなと。参加した印象としては、1名でも良いので毎年度情報工から受講生を出したい、(やる気ない学生送ると先方が困るから無理だけど)強制参加させても良いのでは、と思えるぐらいには良さそうに感じてます。ちなみに、今度の春期生の募集は既に始まってるらしい。12/17〆切。

イベントそのものは4部構成になってて、
(1) Guts+1期生による「成長実感」プレゼンテーション(旧Gut’sから数えると7期生?らしい、による修了報告プレゼン&質疑)。
(2) 受け入れ企業によるパネルティスカッション(受け入れ側からの率直な意見)。
(3) Guts修了生現役社会人によるパネルティスカッション(受講生&社会人両方の立場からの振り返り的な位置付け)。
(4) ワールドカフェ方式による学生と社会人の交流促進プログラム(15分で未来検討、その後5分*3回のプレゼン)。
という流れ。

Guts+インターンシップそのものの枠組みはPDFポスターぐらい、なのかな? もしくはFacebookか。事前研修1週間+3日間*2社の企業実習で、その事前研修自体にも数多くの企業が講師として招かれているとのことで、受講生は大凡20〜25名ぐらいの社会人と接することになるとのこと。この中の誰か一人がやる気スイッチ(動機)に繋がる可能性があれば良い、という話。勿論個々のプログラムはちゃんと目標から掘り下げて練ることを前提としてるけれども、それだけでも不十分で「可能性を広げるために数多くの社会人(価値観、行動理念、原動力)と触れ合う」ことを意識しているっぽいです。1社あたり3日間というのがとても短い(≒薄い)ように感じますが、位置付け的には幅広く体験してもらうことで自主的に動く切っ掛け作りに注力してるという印象。ただし、その短期間の中で得られるものを最大限にするためのレクチャーを事前研修で用意する(叩き込む)と。

企業側は企業側で受け入れ体勢あれこれ含めたコストがかかるのだけど、それ自体が若手社員らへの教育にもなる/学生への企業PRになる、ということでウマい具合にこれからも学生受け入れを進めたい企業さんが少なくないっぽい。


情報工現2年次の年次指導としては「IT系イベントと、それ以外のイベントに参加してブログ書け」みたいな形で「外を体験させる」ことをしてますが、これがどのぐらい効果あるのかは謎だな。自分なりに目標もって参加しよう、例えば目標にもあれこれ考えられるよね〜とかって話もしてあるけど、事前指導したのはそれ以上でもそれ以下でも無いし。

大学に籠ることが一概に悪い訳じゃないけど外を知らないならその道も教えたい

水曜日, 10月 8th, 2014

と思うのは私のワガママかもしれませんが、学生の選択肢を広げるためにもあれこれ道を提示できればなと。そういう趣旨で今回の年次懇談会ではイベント紹介がメインでした。既に終了済みのものもありますが、似たような時期に次年度開催されるものもあるので気にせずあれこれ紹介。詳細はここ(要学科アカウント)にありますが、こっちにも書いて見るか。

上記には入れてませんが、学会関連イベントに行くのもオススメ。特に企業がスポンサーになってるのは楽しみ安さの一つのバロメータとして使えるんじゃないかなと。この点では當間観測範囲では自然言語処理学会が頭一つ抜けているという印象。

探せばまだまだ出てくるはずですが、ここ数年?の傾向としては英語絡めたインターンシップ or 短中長期留学への支援が増えて来ているという印象。やりたいことやってお金貰えるなら最高です。私も10分プレゼンで3年間で合計1000万貰えた学振やってた頃はとても楽しかったです。今は今で違う楽しみ方もしてますが。

規模に応じてやれること・やりやすいことは異なる

火曜日, 9月 30th, 2014

学生実験の実験班分けが確定しました。今年からは「前期/後期6テーマずつ、平均60名受講するので1テーマあたり10名程度」になります。去年は過渡期でそこまで厳しくしてなかったので「ある実験班は3名」とかも普通にあったのだけど。

個人的には「(週1回の学生実験では)個別にコード・レビューやるなら10名は多すぎる(できれば6名、多くて8名上限)」とかあれこれかなり強めに主張したのだけど、少数派ということで押し切られました。個人的には、1〜2年次で実装寄りの部分に苦手意識を持ってる人をあぶり出して、個別に指導できることが少人数でやることの大きなメリット(かつ、他の授業には無い形式)だと思ってたのに、そこを削っちゃうか、という感じ。必ずしもコード・レビューに限らず、例えばプロジェクタ投影した状態でコード書いたりターミナル操作してもらうのを見ると「いちいちエディタ終了しない」「カーソルキーのショートカットほげほげ」「そこをデバッグするにはー」とかあれこれ細かいけども実利的な話ができるわけで。そういうのがしづらくなるのはどうしたものかなー。研究室配属後に持ち越し?。それもちょっとなー。今期は11名での実施になるので、早めに3〜4グループに分けた上でなるべく個別対応必要そうな学生を見つけやすくする or グループ側で互いに教え合う、という形に持っていけると良いなと思うけど、どうなることやら。

今回のデータマイニング班の進め方は、前回とは少し方針を変更して、(a) 機械学習(≒統計的近似)のコアを実装できるレベルで理解、(b) その実装を通してUnix 思想なアプローチを体験しながら開発、(c) 最後はscikit-learnを使って具体的なアプリケーション作成、という3段階を想定しています。まだテキスト(webpage)準備していませんが、どうなることやら。。

m_20140930032016542a21707cb44 m_20140930032902542a237e86a9e m_20140930034227542a26a399281

お昼は久しぶりにケレベッキ。あまりにも久しぶりすぎて店員さんに体調心配されてしまった。前は最低でも月イチぐらいでは通ってたし。なかなか行けずにごめんなさい。いつかベリーダンスに合わせて行こうと思ってるけどまだいけてないなー。

B1->B2への成長が見られた2014年度プロジェクトデザインI, II 最終発が終了。

金曜日, 8月 15th, 2014

情報工学科内部でやるイベントとしては卒業研究最終発表会の次ぐらいには大きいイベント、PD1PD2の合同最終発表会が終わりました。プログラム(要学科認証)はこんな感じ。朝から夕方まで丸一日かかってますが、1グループあたりの時間を短縮していることと、比較的時間厳守が守られてたのとでスムーズに終わりました。発表者も司会者も会場・Ustream等準備者の皆さんも、諸々おつかれさまでした。

PD1の発表は、良くも悪くも練り具合的には例年並みといったところ。高校卒業して半年たったばかりなので、急に成長している訳も無く。(提案だけじゃなくiOSアプリ作って来たグループもあったけど)。ただし、一つのプロジェクトとしてグループワークで取り組むことを通して得られた何かはあるはず。そして、PD2の発表はどのグループもPD1に比べると「テーマに対してどう取り組んできたか/その結果どうだったか/どこで苦しんだか」等を示しつつ、企画としての面白さを伝えるようなプレゼンテーションが多く、1年次の頃と比べてちゃんと練り具合が深まっているなという印象を強く感じました。初めての授業ということ、年次指導教員でもあることと相まってちょっと涙ぐみそうになった。しくしく(嬉しい方の涙)。

発表の仕方はPD1,2問わず、ただ喋るだけじゃなくて、蘊蓄喋りだす要員が待機してたり、掛け合い要員がいたり、寸劇したりと、印象に残る工夫をしているグループが多かったかも。凄い。

このまま少しずつ専門度を高める(深堀りしていく)過程を通りながら、民間でも通用するレベルでの「企画書」なり「報告書」なり「プレゼン」なりを目指して、個々人が一歩ずつ前進してもらえればと期待します。

個人的に感じている申し送り事項は以下の通り。

  • 「最終発表」であることの意義の説明。(大学生にもなって私語が多いのはちょっと。。。)
  • 企画に名前を付けさせるのを怠った。
  • 最終課題の採点割合が「全体の25%」というのは少なすぎるかもしれない。(そもそも広告としてのクオリティは求めていなかったのだけど、かなりの時間をかけて仕上げて来たグループが少なくないっぽい)
  • CM or 動画としての質を高く評価するべきか、広告効果としての質を評価するべきか、企画の質を評価するべきか、、、といった評価軸の曖昧さ。
  • (PD1向け)著作権や引用についての指導。
  • (一部向け)身内過ぎるネタに走ることの是非。*聴者の属性に合わせたプレゼンという意味では効果的なプレゼンではある。
  • 初回にやった0秒思考はずっと続けてやってもらうつもりだったのだけど、いつの間にかうやむやに。

P.S.
どうなるかまだ分かりませんが、学生成果物のCMは学科会議で検討後一般公開する予定です。最優秀賞だけではなく、全部。

P.S.2
「naltoma=丘の探求者」という扱いされてたけど、これはe13向けに進めている【「君の目指す丘は何だ?」と4年間問い続ける】プロジェクトのせいだな。元ネタはまおゆう。取材対応した時に「丘を見つけること自体が目標じゃなくて、丘の向こう側を見たいよね、そのために丘に登る力を付けよう」とかいう話もしたんですが、ネタ扱いされるぐらいでも広まりつつあるなら本望か。